丈月城さんの『カンピオーネ!』というライトノベルのアニメ化。
原作はまだ読んだことがないのですが、コミック版の『カンピオーネ!』をチラ見して(絵の上手い下手はともかく)内容にちょっと惹かれるところがあったので、アニメも視聴することに。
監督の草川さんがこちらを手がける代わりに『DOG DAYS』の方を降りることになったというのをどこかで見かけたこともあって気にはなってた作品ですが、キャラデザは良いし作画も悪くないし、主人公&ヒロインの松岡さんと日笠さんが好演で、田中敦子さんのルクレチアは妖艶だし(笑)皆川さんのウルスラグナもいい感じ。
でもストーリーの方は勢いがあって陽性の熱い展開はいいのだけど、肝心な部分を色々と端折ってそうだよなぁ・・・と思いながら見てたのですが、案の定ネットでは既読者の評判は芳しくなかったようで(苦笑)。
シリーズ構成が花田さんだもんねぇ・・・私も嫌な予感しかしないのは気のせいですか?(苦笑)
時系列順で組み直すにしてもホライゾンの小野&浦畑コンビだったらどうしたかなぁ・・・と思わなくもなかったり。
最後のゲート・オブ・バビロンもどきにはヲイヲイってな印象でしたけど、元の設定は使い古された感はあっても面白そうで気に入ったので、このまま視聴することにしました。
原作もそのうち読んでみたいです。
あと何気にサッカーネタ多い感じでしたね。
エリカの苗字はどこかの代表監督みたいですし戦闘服もロッソ・ネロを意識してますよね、たぶん。
ところで、急展開すぎてエリカの心境の変化に疑問を持つ感想もチラチラ見かけましたが、私はあまり気になりませんでした。
能力が皆無で魔術に疎い且つ下心無しの護堂にピンチを救われたからというのとラテン系の女性は情熱的というので脳内補完しましたし、最後のキスは生死を賭けた(護堂をカンピオーネにするための)情報伝達と取りました。
まぁ脚本と演出はもう少しどうにかなっただろうというのには同意ですけど・・・。