リジットにとってはフェアロックの死と彼からの後継指名、レドにとっては地球と銀河同盟との距離が約6500光年=単独での帰還が事実上不可能というチェインバーの解析結果、それぞれに重い絶望を突きつけられた若い2人が今後の行く末をどう決断するかが今回の大まかな流れ。
レドとチェインバーの戦力をアテにしてガルガンティア船団を離脱したピニオンと長老フランジの船群に焦点が当たるであろう次回を見てみないことには、まだ何とも言えないかなぁ〜いうのんが正直な感想です。
縄張りにいるクジライカの個体数次第では海中でディフレクタービームの使えないチェインバー1機じゃどうしようもないでしょうし、クジライカの縄張りにあるとされる昔の人類の遺跡がどの程度の文明レベルなのか(更にはどの程度それが描写されるのか)も気になりますね。
本来であれば後継指名を受けたのだからフェアロックの葬儀を先頭に立って執り仕切るべきが、目の前の事に忙殺されて葬儀を最後まで長老に丸投げし、紆余曲折を経てようやく自分を取り戻したリジットと、人類銀河同盟への帰還が事実上不可能と判明するや思考の切り替えが早かったレドの描写が好対照でしたけど、離脱した船団に対するベローズの
「本当に、あのバカどもが・・・」
という呟きに現れている懸念、さてどうなりますか・・・?
今回のエンドカードはきくらげ[http://kikuragenet.matrix.jp/]さん。
今話中盤での2人の会話のやりとりとBパート後半の流れを象徴するような、好い感じのイラストですね。
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