正直ピンとくるものがなかったら途中で止めようと思いながら見てたんですが、結局は話の流れの勢いと歯切れの良さに引きこまれてしまって、半ばよくわかならいまま結局最後まで見てしまいました。
例えば虚淵さんみたいな作風ならソッコーで逃げ出すところですが(苦笑)、どうやら違うようですし。
もちろん細かいところは全く把握しきれてませんが、それでも面白く感じて続きが見たいと思わされました。
Aチャンネルと同じ小野学監督だそうなので、分割2期でどういった纏め方と見せ方をしてくれるのか、原作さえしっかりしてるのならアニメも良い仕上がりになるのではと期待しています。
とりあえず今回はコミカルな展開でしたが、アクションシーンは見応えありましたよね。
さすがサンライズといったところでしょうか。
この作品世界独特の技術なのでしょうけどファンタジーな技にも興味を惹かれました。
それにしてもハンパない身体能力してる担任だことで(笑)。
原作となっている川上稔さんの『境界線上のホライゾン』はまだ刊行途中の作品で、しかも1冊あたりのページ数がラノベとは思えないほど分厚くて、店頭で見た時は“ちくま学芸文庫
”みたいな厚さのラノベって初めてだと妙に感心した記憶があります(後で知ったのですが川上さんの過去作も相当な分量らしいですね)。
実は店頭で手に取ってパラパラめくっただけで全然読んでないのですが、A4で780ページに及ぶ設定資料が存在するそうで、初めからそれだけ準備してるなら全体の構成もしっかりしていそうだと想像しています。
第一印象で中身がそれなりにしっかり詰まってそう(かつ自分の感性の許容範囲)と感じたら、細かい部分は後回しで全体を先に朧気でも捉えようとするのが私の考え方なので・・・一応Wikiとかでザックリ確認はしてましけどね。
ロストテクノロジー・失われた文明体系を取り戻すために何やらいろいろやってて、それでも世界の現状はあまりよろしくないのかな・・・くらいの認識でしかないんですが、個性派揃いの賑やかな生徒達が道をどのように切り開いていくのか注目してみていきたいと思います。
私はラノベ含めて小説は読まない質で、そんな時間と金があるなら(人文・社会・自然の各科学とジャンルを問わず)ノンフィクションに手を出す人間なので、原作に本格的に手を出すかどうかはわかりませんが・・・。
濃ゆい派手なキャラばかりの中で、アバンで歌っていた女の子はちょっと違った雰囲気を醸しだしていたように思います。
この後にいかにもって感じで墓碑銘のカットを入れてましたし、何らかの鍵を握ってるのかな・・・という気がしてますが、どうなんでしょう・・・?