境界線上のホライゾン 第4話「夜天下の暗躍者」

今回は一言で言えば
「鹿角△!!!」
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三征西班牙の武神の動き、そして重力制御を駆使する鹿角と武神とのバトルシーンが、短い時間ながらも強烈なインパクトがありました。
この辺りの作画の上手さはさすがサンライズというところでしょう。
BGMや効果音もバトルシーンをよく引き立たせていましたし、次回以降も東国無双vs西国無双など更に楽しみなエピソードを控えてますけど、鹿角の戦闘シーンは今後に期待を持たせる出来だったと思います。

榊原が酒井に記録を残そうとする前に公主隠しに遭い、元信が新名古屋城の地脈炉を暴走させるなど、三河メインで一気に事が動きはじめました。
そして今回はアバンが二代の朝の回想シーンで始まりましたが、1〜4話までのトーリ視点・正純視点・浅間視点・二代視点が、元信の打ち上げた“花火”の一点に最後で収束(それは同時にこれまでの日常が終わりを告げるということ)していって新しいEDに繋げていく演出。
原作の時系列を動かしたりしたのもこうした見せ方のためだったんですかね。これは巧いと思わされました。
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それと、この作品は登場人物が多くて若い年代が主体ではありますが、酒井や元信、忠勝らのオッさんキャラがそれぞれに黒光りのような渋さで強い存在感を発揮していて、いいアクセントになっているのではないでしょうか。
これに更にインノケンティウスが加わるんですからね(しかも中の人は中田譲治さんですし)・・・。

 

★10月刊行の新刊『境界線上のホライゾン Ⅳ[中]』
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