境界線上のホライゾン 第10話「スタートラインのラッパ吹き」

いやはや、もうなんというか・・・見せ場の連続、予想をはるかに上回る出来でした。
制作スタッフの皆さんにたくさんの「ブラヴォ〜!」をあげたいです。見てる側も
「みなぎってきたぁー!」
「盛り上がってきたぁーー!!」
「キマシタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!」
と終始興奮気味(笑)、特にBパートの双嬢と武神の空中戦は作画が素晴らしくて見応えがありましたね。
まずはじめのヴァイスフローレンとシュヴァルツフローレンの着用からして、
「どこの魔法少女ですか?」
って感じの変身シーンでしたしw
いや、マジカルガールとテクノヘクセンとでは全然違うんですけど、日本語表記だと、ね?(爆)
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この後の戦闘シーンでも動き一つ一つの描写がとても細かいところまで描かれていて、ホットな演出のストーリーと相まって、とても白熱したバトルに「さすがはサンライズ!」と底力を見せられたようでした。
同業者達からの叱咤激励になんとか起き上がったマルゴットが十円銅貨千円分の棒金十本を発射し、それが分かれて武神(マルガが速筆で白く描いた部分に誘導されて)を追尾していくシーンも板野サーカスばりに描かれていて、見てる方はもう興奮するしかありません。
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まぁ大苦戦しましたけど、空戦仕様の重武神“エル・アゾゥル”を撃破して制空権確保したのは初陣で上出来でしょうし、これくらいはいいですよね(笑)。
でもマルゴットが目を開けたの初めて見ました。
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それとAパート。いくら急ぐからってどこかのバカが戦術無視したおかげでグダグダな地上戦突入になってましたけど(苦笑)、なんといってもまずはアデーレ。
「あいたーー!!」
は密かに楽しみにしてたんです(をい)。
本人には悪いけど涙目で耐えてるのがとても可愛かったです。
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(短かったですが麻呂の回想と麻呂嫁の台詞が入ってたのはよかったですね。古い機動殻を持ち、上司の騎士がいなくなっても愚直に領地を守り続けていた従士=アデーレ父。彼が機動殻を改造し続けたのは守りに特化した壁としての重装甲・・・過去の思い出からそこに考えが至ったところで、ネシンバラたちの会話が耳に入ったという原作のくだりですが、削られた部分もカット絵で補完しようとしてましたしね。)

そして防御に関して“武蔵”さんと浅間神社ご令嬢巫女さんの活躍も外せないですね。
防衛のための武装すら聖連から許可してもらえなかった武蔵において、精一杯の防御手段(それすらも「流れ弾から一般市民を守るため」という名目がないと校則法違反)。
重力障壁を駆使して砲弾や流体砲を防ぐ“武蔵”さんの動きが鮮やかに描かれていましたし(“浅草”さんの髪型が“品川”さんと左右対称になってるのがアニメ絵で見れたのも収穫)、浅間が梅椿を展開していくさま(足まであんなふうに固定させて凄い)にもワクワクしっ放し、そしてそして、あろうことか流体砲を祓い切っただけでなく三征西班牙の警護官までブチ抜いちゃいましたけど・・・
なんか原作より破壊力増してませんかね?(爆)
・・・あぁ。これで伝説が・・・アサマチ“ズドン巫女”伝説(ボソッ
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(アサマチ好きなんでちょっと張り切りすぎました、てへw)
見所満載の今回は、それでも尺の都合とメディアの違いもあってか、元のよりは話の展開が多少単純化された描写になっていましたが、それでも終始画面に引きつけられ、何度でも見たくなる繰り返しの鑑賞に耐えうる素晴らしいものに仕上げてきたと思います。
BDリリースが待ち遠しいですね。
若干の改変を混ぜながら上手くまとめて上質の回に仕上げてくれた脚本(地上戦・武蔵防衛・空中戦と散らばる展開を違和感なく繋げる冨田頼子さんの手際の良さは原作をよく読み込んでいらっしゃるという印象です)と演出はvery good、BGMもよかったし、そしてなにより作画班マジお疲れさまでした。
サンライズ8スタの底力を充分堪能させていただきました。

デリックで地摺朱雀が射出されたシーンで引きでしたから、次回はいよいよ直政やネイトらが参加しての地上戦メインでしょうか。
予告カットを見てると絵の見せ方もですが、声優さんたちが各相対でどのように演じてくれるのか、本当に楽しみです。

それから、12月10日は原作の新刊(4下)もリリースされます。4巻のストーリーがどういうふうに締めくくられるのか・・・というか、私は下巻が出るまでずっと4巻に手をつけるのを我慢してたので、もう
「待ち遠しいったらありゃしない!」

 

★最新刊『境界線上のホライゾン 4<下>』12月10日発売!!
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