Cパートにこれ持ってきたのなら、そりゃあイベント参加者に厳重な箝口令をお願いしたわけですわ・・・。
EDで1巻ラストの「アレ?何この懐かしい味。」の挿絵が出ているのを見て、これで1期も終わるかぁとしみじみ感慨に耽り、でもキャスト名に三征西班牙勢の名前が並んでたり時計を見て尺が余ってることに気づいたりして「?!」となりましたが、こういう仕掛けだったとは・・・
・・・田中理恵さんのフアナがしとらす的にドンピシャで悶絶しそうになったり(笑)。
三征西班牙の陸上部と野球(“やきゅう”“クリケット”)部による奇襲エピソードという特大級の飢餓感を植えつけられて終わりましたが、これはあれですか、半年の間に原作本とBDで予習と復習をみっちりやっとけっつーことなんですね?(爆)
2期に相当するであろう2巻は1巻に比べて文章のボリュームが約1.5倍な上に、戦闘(集団戦と個人戦とを問わず)も論戦も頁数以上に増加しますし、BD1巻発売日直後のAmazonランキングやオリコンチャートの動きからしてもファンの期待は相当なものだと思いますが、クール数が未公表なのと小野監督らのスケジューリング、同じスタジオで『アクセル・ワールド』と時期が少し被るかもという情報を見かけたりなど、主にマンパワーの点で不安が無きにしもあらずなのですが、でも1期の出来並びに公式で期待を煽ってる以上はその辺りはきっちり管理して、いい仕事をしてくれるのではないかと思いたいですね。
1期では7話で脚本に水上清資を起用という唯一最大級の汚点がありましたけど、それ以外にも集団戦の描き方にもサンライズといえど予算とマンパワーの限界はあるのかなという若干の不安をのぞかせたりなどありましたが、2巻の内容は1巻よりも濃いので(なによりメインスタッフが最も痛感しているでしょうけど)、更なる改善で質的レベルを上げて良いものを見せてほしいと願ってます。
そして三征西班牙勢の登場というサプライズがインパクト大だったのはありますけど、A・B両パートも最終回に相応しい素晴らしい内容だったと思います。
艦隊戦の作画と緊迫した演出、茅原さん(「通し道歌」の歌い方の変化も含めて)と福山さんの演技、五大頂登場時のBGM・・・等々、語るところがありすぎて上手く言葉にできないって感じです。
今回初起動となった統括制御OS“焦がれの全域”の表示枠が実際に絵で見れたもの個人的には嬉しかったです。
ところで、売れ行き絶好調らしいBD1巻ですが、まずは特典(オマケレベルなんてチャチなものじゃ全然ないんですがw)小説を読んだりCD聴いてみたり。
小説は言わずもがな・・・というかさりげなく将来への伏線もサラっと混ぜてあったりで全然油断がならないんですが(笑)、千和さんの歌う『星祭り』もとてもよかったです。ビンボーなのを奮発して買ってよかったぁ〜。
それとキャラコメは予想をはるかに超える大爆笑の連続でした。
特に姉弟のハイテンションぶりが凄まじくて、収録後の疲労感が・・・というのをネットで見かけたのですが、プロといえどそれも当然だと思いました。
分量と内容の点で脚本書いた方も書いた方ですけど(爆)。公式で視聴できない部分では賢姉が
「ハァ〜イ、画面の向こうのみんなもご一緒にィ〜」
と言って、その後3人揃って
「コクる相手が画面の向こうにいるんだったら、コンセントに✕✕✕ツッコんでシビレ死ぬといいわ、ステキィ!」
とユニゾンするところとか、体育でアサマチのターンに入るところでスタッフの1人が名指しでイジラれてたりとか、その直後の姉弟でのトークとか・・・TVではあまりなかった外道会話が満載だった裏で今後のネタバレも随所に散りばめられていて、聴いてて油断も隙もありゃしないという感じでした(爆)。
※12/28追記:品切れ報告が相次いでいるBD1巻は来月下旬に再出荷となったようですね。
作品自体のクオリティも高いですが初回特典の内容も充実していますので、入手できなかった方や迷っている方はぜひ購入していただきたいと思います。
ヒットすればそれだけ3巻・4巻以降のアニメ化も期待できますしね!
だって1期=1巻の内容なんて始まりの始まりにすぎないのですし。
★原作最新刊『境界線上のホライゾン 4<下>』12月10日発売!!
★初回特典の充実したBDも第1巻がいよいよ12月22日発売です!
★『境界線上のホライゾン』オリジナルサウンドトラック