原作2巻の第8章から14章まで190頁、今回も凄い圧縮率でしたね。
目まぐるしく動く展開に付いて行くのがやっとという濃い内容でしたけど、それでも(ギャグ含めて)きちんとポイントを押さえてるあたりはさすが冨田さん、いい仕事していらっしゃいます。
作画も良好。
エリザベスによる王賜剣二型(EX.カリバーン)の発動と武蔵の回避行動などは
「おぉーっ!」
という感じでしたね。
今話で初めて台詞のあった傷有りとエリザベスですが、傷有りの声は機械変換かけられてたみたいですね。
徹底してシークレットなんだなぁ(笑)。
田村さんのエリザベスは台詞こそ短かったものの期待通り、若くとも威厳ある雰囲気を醸し出していたと思います。
この声と演技で聴けるとなると先が楽しみですね。
圧縮率の高い展開だったとはいえ、ナルゼとネシンバラ、フアナとセグンドと誾のやりとりがしっかり入っていたのはよかったですね。
特に後者、3人とも真面目で冗談の通じないタイプだからこそのギャグでしたが、それだけにセグンドのモノローグが心に染みてきます(原作未読でも勘のいい方はあの手紙の差出人が誰か察しのついたことでしょう)。
そして湿っぽい感じのままで終わるのかと思いきやEDに入るところで一転して明るい雰囲気になりましたが、奥井雅美さんの『-Side SunRise- ソラノウタ』は音楽も歌詞も前向きで元気の出る感じの曲でとてもいいですね。
今期視聴してるアニメのEDの中ではブッチギリで良曲だと思います。
絵もおそらくエリザベスへの謁見のための衣装なのでしょう、ホライゾン・正純・アサマチの正装がとても素敵ですね(特にアサマチのが華やかでいいですよね?)。
この後の梅組のSDキャラも可愛らしくてつい笑ってしまいました。