純粋無垢な美女にここまで迫られてもヘタれてしまったテンゾー君はだてに“年齢=彼女いない歴”ではない(苦笑)。
それはさておき、2期も今話で早くも折り返し点になるわけですが、ここで1度はボッキリ折られてしまった恋愛フラグを立たせることができるかどうか・・・彼の男の見せ所、どんな感じになるのかなぁ〜。
7話も相変わらずの圧縮率でしたから、エリザベスと正純の会談は原作未読の初見者には追いつききれない部分があったかもしれません(あぁ〜、でも妖精女王のノリノリっぷりはわかりやすかったですかね?女装トーリを見ても動じなかったところとか会談中の雰囲気とか月光蝶みたいなのとか)。
尺の都合上しかたなかったとはいえ、2人の会談の内容と中継を見ているインノケンティウスやセグンドの言葉が端々で切られていて、独特の緊迫感が若干薄れたように思えたのは残念でしたけど、むしろ限られた時間内によくここまで掬いとって詰め込んできたと評価すべきですよね。
ただ、ここから更に三征西班牙の2人だけでなく利家とまつまで乱入しようとしているのですから、今後の二転三転するカオスっぷりをどう描いてくれるのか大いに楽しみです。
原作2巻第44章の終わりで形式的に区切るのではなく、会見場に向かう利家とまつの姿で引きにしたのはグッドなサプライズでした。
また、限られた尺の中でもトーリがネイトにマニキュアを塗るシーン(ネイトのような人狼系の種族は手足の爪も狼爪と同様という設定なので、トーリの行動は単なる化粧ではなく治療行為)やセグンドが貧民街で半寿族に混じって時を過ごしていたシーン、妖精女王と盾符の実況通神などもちゃんと入れてくれていたのには好感が持てました。
あと、誰ですか?シロジロの上着のデザインを考えたスタッフは?!www
(・・・つーか、やっぱ川上さんの仕業か?w)
あと、外さなかったといえば、時と場所を違えている双子姉妹が図らずも口にした
“Save you from anything”
・・・その呟き方がとても印象的でした。
8月10日発売の原作最新刊↓『境界線上のホライゾンV<上>』
ED -Side SunSet- 「悲しみは誰の願いでもない」/結城アイラ
ED -Side SunRise- 「ソラノウタ」/奥井雅美
OP主題歌:茅原実里「ZONE//ALONE」