「行くならば堂々と、しかし忍んで行かれよ。それが逢引のコツである。」
さすが武蔵王ヨシナオ、肩書きは伊達じゃありません(笑)。
あれでも原作からかなり台詞が削られていたのですが(あの場にいたのは視察の途中、英国内の詰所の場所を知っていたのは夫婦で祭を見て回っている間に覚えていたから)、トーリが叫んだ余計な一言をうまくすり替えただけではなく、さらりとアドバイスを与えて迷える点蔵の背中を優しく押してあげる、生半可な大人のできることではありません。
ヨシナオが(見てくれはともかくw)デキる男であることををちゃんと描いてくれてたのはよかったですね。
彼が民とともに在ること、そして人命とまで引換に行われる歴史再現を由とはしていないことが、短いやりとりの中でも表現されていたように思いました。
あと、ビジュアル的には“加賀百万G”や“花園(アヴァロン)”がこうして視覚的に明瞭な形で見ることができたのも好印象でした。
この辺りは文章からだけではなかなか想像がつきにくい部分もありましたしね。
・・・正純のスベリ芸がカットされたのは残念でしたけどね(結果的に浅間だけが外道会話の犠牲にされましたし・苦笑)。
削られた部分も見てみたいとか深く知りたいところがあったとかいう方は、ぜひ原作2巻を読んでみてくださいね、ということで(笑)。
8月10日発売の原作最新刊↓『境界線上のホライゾンV<上>』
ED -Side SunSet- 「悲しみは誰の願いでもない」/結城アイラ
ED -Side SunRise- 「ソラノウタ」/奥井雅美
OP主題歌:茅原実里「ZONE//ALONE」