そうだ 京都、行こう 温泉、行こう。
・・・かくして温泉で湯あたりしてしまった奉太郎であったとさ(笑)。
今回は結末が改変されただけではなく善名姉妹の年齢も原作からそれぞれ2歳ずつ下げた設定になってました。
原作通りの思春期初期の年代のままであればアニメの結末は単なるご都合主義に終わるところでしたが、姉妹共に無邪気なあどけなさを残せる許容範囲である小学生年代ならば、今回の展開も筋道だったものとして成立できます。
原作での独特の後味の悪さはなくなってしまいましたが、えるの求める単純な理想の“きょうだい”が枯れ尾花にすぎなくて現実の兄弟姉妹の関係性の在り方は千差万別で複雑なものだというホロ苦さ的な部分はしっかり残してくれていたので、この改変も肯定してよいのではないかと感じました。
それにしても、奉太郎とえるのやりとりには今回もニヤニヤさせられました(笑)。
湯上りのえるを間近に見て奉太郎がドキッとして照れたり、えるの表情に奉太郎の方から珍しく「どうした?」と話しかけるシーンもありましたし、2人で同じポースで上を見上げてピッタリ合わせたタイミングで振り向いた部分に至っては、もう何て言ったらいいんでしょうね・・・?(笑)
さて、来週からいよいよ、ゆかな女帝の出番ですよ!
ゆかなさんがどんな入須冬実を演じてくれるのか、とても楽しみです。