しとらす的には、ケータイを持たないカップル2人が納屋に閉じ込められるハメになったのは、御籤の「凶」のせいではなく、初詣にえるの隣で
「エネルギー消費の穏やかな一年を送れますように」
なんてことを神様にお祈りした罰だと思うんだが(笑)。
というわけで、『織田信奈の野望』『風雲急 小谷城』という正月特番の時代劇を奉太郎と里志が見ていたからこそ成り立った救出劇でしたが、奉太郎が大声で叫ぶのをえるが止めたのは、男女の仲だと思われたくなかったからではなく(父の名代で行くのにわざわざ誘ってるくらいなのでアピールくらいの気持ちはむしろ彼女にはあったと思う)、誤解の矛先が彼に向けられて一方的に悪者扱いされるのを避けたかったからだと、原作読んだ時も改めてアニメで見ても私は思うのです。
あの状況下でも奉太郎がえるに不埒な事をする人間ではないと言い切ってくれるのは里志と摩耶花、あとはせいぜい(えるから奉太郎のことを聞いているであろう)十文字かほ、くらい。
豪農の一人娘を庇う者はいても奉太郎の身の証を立ててくれそうな大人がいないわけです。
台詞が言葉足らずでしたけど、そうした勘働きで躊躇したのかな、という気がしました。
まぁ見当違いかもしれませんが・・・。
・・・寒さで青ざめている奉太郎を見た時の里志の、人の悪そうな表情というのがなんともという感じでしたね(笑)。
あと、かほはそれなりの社格の神社の娘らしい雰囲気が絵と声で出ていましたように思います。
キャラデザと早見さんはGJでした。