ましろ色シンフォニー -The color of lovers- 第10話「なみだ色の雨やどり」

なんかネット界の一部でいつの間にか某作品をもじって“正妻戦争”と言われるようにまでなってましたけど、今回でその“正妻戦争”に決着がついたということでしょうか(いやまさか聖杯戦争みたいに第4次とか第5次とか何回もないよね?いくらなんでも・・・)。
まぁ・・・でも、失恋シーンは見たらやっぱり切なくなりますねぇ・・・。
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2人の接近が急ぎ過ぎな感が少しありますけど、新吾がみうを選んだこと自体は納得のいく展開です。
彼のような性格では紗凪相手では神経を擦り減らすだけでしょうし(アンジェはさすがにない、桜乃はアニメではあくまで妹扱いでしか描かれてない、愛理は初めの頃の刺がなくなってきてて聡い子でもあるので充分可能性はあったと思いますが・・・いかんせん7話以降が描写不足で謎)、『迷い猫』の巧と文乃のように同じ境遇の幼馴染ならともかく、そうでなければ悪態ついてくる相手に短い時間でプラスの感情は持ちにくいでしょうから。
外の冷たい水で洗い物していた時に気を回してあげるとかあればよかったのでしょうけど、逆に突き放すだけで自ら赤い糸を切って自爆してしまった感じですしね。
それで男に振り向いてくれというのはさすがにないかと。
それと、6話でお風呂イベントまであったのに何故か部発足後急にフェードアウトしてしまったように見える愛理なんですが、ブランコで泣いてる紗凪に
「バカ、泣くぐらいなら、男なんて好きになるんじゃないわよ」
と言ったのが引っかかりました。好意を持ってはいたけど恋にまで踏み切れなかったという意味にも取れますね。
幼い頃に両親が離婚という設定が愛理にあるようなので、それなら恋愛に臆病で踏み切れなかったのも宜なるかなとは思いますが・・・。
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やはり作中での扱いが前半と後半で断絶に近い形で変わってきたように見えるのが気になります。
愛理は新吾への接し方に刺がなくなっただけでなく、彼の性格もそれなりに理解しはじめてましたし、なにより(多少虚勢を張って校内でお嬢様キャラ演じてることはありますが)聡くて人当たりもいいので、みうルートでなく愛理ルートでも納得なんですけど・・・構成の拙さなんですかね?
他が良いだけになんか勿体無い。
境ホラで力量を示している浦畑・砂山・冨田各氏が関わってるだけあってか、各話個々では話の展開がそれなりにしっかり作ってあると思うのですが。

さて、残り2回?どんな話になるんでしょうね。
学園統合話は放置かと思ってましたが、やるのかしら?
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しかし・・・蘭華さんも部下にキツイこと言うよなぁ・・・(苦笑)。
半分は自虐ネタなんでしょうけど。