モーレツ宇宙海賊(パイレーツ) 第3話「オデット二世、出航!」

これを見る前にどうにか原作7巻全部読み終えることができました。
分量的には境ホラよりもずっと少なかったので時間はさほどかかりませんでしたが、ここ数日は酷い頭痛に悩まされていて、京響定期でも痛み止めがあまり効いてくれなかったりでシンドかったです。
それでもベンツィさんのタクトによる京響の素晴らしい演奏は充分堪能できましたし、笹本さんの『ミニスカ宇宙海賊』も楽しく読ませてもらいました。

そうして原作に目を通してからアニメを見ると、おそらく尺の都合によるであろうカット以外にも変えてきてる部分がいろいろとあるということに気づきます(キャラデザは置いといて)。
まず、一番わかりやすいのが茉莉香の行動で、例えば電子戦システムを立ち上げた後にしても、想定外の事態に焦りを垣間見せているチアキの隣で
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ただワーワー言いながら見てるだけの娘じゃないんですけど、このあたりは茉莉香に素人っぽい部分が残っていることの演出なのかな?と思いながら見てました。
定期試験の光景とか日常的な部分の描写もオリジナルで混ぜてありますしね。「書道」にはツッコミ入れたくなりましたがw

それから、原作では誘拐未遂事件の後はほとんど出番のないランプ館や友人設定のあるマミですけど、ED絵でマミを茉莉香・チアキと並ばせてますし、原作ではなかった一緒に帰宅しての会話などがありましたから、もしかしてこれを伏線にしたオリジナル展開があるのかと考えています。
原作をなぞっていくなら区切りのいいのは3巻までか6巻までか(4〜6巻はセットになった話になってるので)なんですが、アニメは2クールらしいので・・・3巻まで+オリ展か6巻までか・・・3話までの進み具合からすると前者の方ですかねぇ・・・?梨理香がかつての“キャプテン・リリカ”ぶりを大いに発揮するところも見てみたいんですけどね。
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さて、なにはともあれオデットII世は出航しました。
原作よりは脳天気なところをのぞかせながらもメカトラブルへの対処に伴う船外作業でリーダーシップを発揮していく描写とか見ると、このアニメが茉莉香の成長譚を素人目線に近いレベルから丁寧に描いていくつもりのようにも感じます。
酷い改竄がないことを願いつつ、原作での今後のストーリーをどう料理してくれるのか楽しみですね。
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それにしても百眼の趣味というか正確にはスタッフの趣味でしょうけど・・・いいのか、そんな宇宙服(笑)。
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こりゃぁ、娘の艶姿に黒髭船長が感涙するエピソードがどうなるのか楽しみだ(爆)。