モーレツ宇宙海賊(パイレーツ) 第4話「決戦は深夜」

本職の海賊に札付き揃いだなんて言われたら世も末な気もしますが(笑)、ともかくヨット部員初実戦の山場が刻々と近づいていってるような展開でしたね。
ジェニー部長やリン副部長のキャラが立ってきたのもいい感じです。
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欲を言うなら茉莉香の中の人の演技がもう少し上手ければというのはありますが、それはさておき、原作では茉莉香が自分で身を明かしていたエピソードをジェニーから明かすようにしていたのも、今後(原作では3巻の後半部分、アニメでは2クール目のどこかでおそらく採り上げるでしょうけど)への伏線の強化として見ると良かったように思います。
メカニカルな知識ではリンやチアキ・茉莉香らに及ばないにしても、頭脳明晰で冷静沈着、大局的思考や判断力・人心掌握に非凡なところを見せている描写をしていたのも高ポイントですかね。

それと、オデットII世と敵の戦いが次回で佳境を迎えそうな展開にもワクワクさせられますが、ヨット部内でも生徒と先生の狸の化かし合いがあるのも、このエピソードの面白いところです。
もちろんヨット部員全員がジェニーやリンや茉莉香のような性格や能力の持ち主というわけではなく程度の差はあるのですが、少なくとも部長・副部長コンビが本職の宇宙海賊相手に一歩も引かないあたりが痛快だったりします。
これにおそらく6話以降に登場するであろうどこぞのお姫様が加わると、これまた結構楽しかったりするんですよね(笑)。
でもまずは次回の戦闘回をどう描いて締めくくるのかに期待したいところです。
2話で梨理香に
「ドンパチの結果なんて、引鉄引く頃には9割方決まってる」
と言わせてるように頭脳戦(とりわけ電子戦)メインで白兵戦があまりないのがこの作品の宇宙戦闘描写の特徴なので、アニメでそこをどのように描くのか大いに興味を抱かせるところです。
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