さくら荘のペットな彼女 第12話「愛のパワー in 文化祭」

自分を揺さぶること=作り手の衝動が必要という藤沢の講演内容を空太が過剰に意識しすぎたために、最終局面での観客が反応する際の感情を見積もるラインを誤った、藤沢の論評を借りるなら
「観客に強いるハードルが高すぎる・・・作り手の衝動が個人的な感情の押し付けとなれば反感をかい観客を置いてけぼりにする」
状況になって最悪の結末になりそうだったのを、ましろが舞台袖から(作中で初めて?)大声で叫んだのを皮切りに美咲やリタがアシストするなどして強引に客席を煽って盛り上げていったことで、なんとか想定していた展開に持ち込めたという冷や汗モノの流れ。
空太がさくら荘という特殊な環境にいることから一般人の心情に対する読みをミスったとも思えましたけど、初めてだったし失敗もありますわさね(苦笑)。
ともあれ、1クール目の区切りとなる今回は無難に良い余韻を残して終えたように感じました。
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今回は恋愛模様でもいろいろありましたし、何よりましろが“恋”に目覚めてしまったっぽかったですし、空太の背中を強く押すような七海の健気さも相変わらずな可愛らしさを見せてましたけど、極めつけはやはり今エピソード最大のお騒がせ娘のリタでしょうかね?龍之介まで振り回してしまうとはナカナカなものです(笑)。
そういえば、某アニメでのダージリンさんの格言集に
「英国人は恋愛と戦争では手段を選ばない」
というのがありましたっけねぇ?www
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