○「お好み焼き、食べたぁ〜い」
×「そこそこ、おったまげた〜?」
×「ドンドコ、ズンドコショ〜?」
・・・「まだまだだな、おぬしら」
・・・・・・って、そんなのわかるわけねーだろーがーーー!(爆)
・・・といった感じでCパートでちょっとズッコケな、『たまゆら』らしいコミカルな締めくくりでした(ウェットな部分をあまり引き摺らないのがこの作品の良いところであり私が気に入ってるところ)けど、今回は麻音の口笛に
「海がステージになったみたい」
をメインのキーとして、Aパートで幼少時のエピソード(場所は「歴史の見える丘公園」でしょうか?)、Bパートで中学時代の麻音とのりえのエピソードといった構成でしたね。
麻音の口笛をキッカケにそれぞれが友達になっていく展開、所々挿入される瀬戸内海のカットがどれも美しい風景だったのも印象的な回でした。
4人がまだ幼かった頃(皆小さい時からめっちゃ可愛い)・・・2009年で中2なら逆算で4歳ってことになるのかな?・・・に1度出会っていたことが初めて明かされましたが、麻音が口笛にハマる理由がこういった事にあったとは。
自分で物語を考えたり、当時からちょっとメルヘンチックな部分があったのは彼女らしいですが、でも一番先に泣き出しそうなイメージ(すぐに伝染して貰い泣きするシーンはあの年代でありがちだなぁと思って見てましたが・笑)があったので、むしろグッとこらえて
「こんな時お姫様は・・・お姫様は口笛を吹くの!」
と止めに回るだけの強さを秘めていたのが新鮮でした。
恥ずかしがりで口下手でも意外に芯は強いのでしょうね。
あと、のりえのハイテンションぶりは小さい時からすでに際立ってたんだなとw
(しかも妙なところで細かいし)
そしてBパートでの、麻音とのりえが友達になっていくキッカケを描いたエピソード、のりえも失恋したら人並みに落ち込むんだなと妙に感心しながら見てました(をい)。
まぁ一言多いのはともかく、怒るポイントは至極真っ当な気はします(私も甘いものは大好きなので自分でお菓子作りできる人はむしろ尊敬に値する)。
「今、自分が思ってる気持ちが、他の人に伝えられたらなぁって、時々思うの」
・・・音楽でもスイーツでも他のどの手段でも、なかなかに難しいものです。
だからそれができた時の感動もひとしおなんでしょうけどね。
A・B両パートとも最後は夕暮れ時の海のカットで、どちらもとても綺麗で印象的でした。
実際に見れたらさぞかしいいでしょうね。