かなえが楓から誘いを受けて写真部へ入部するまでが今回の流れ。かなえが被写体に選んだ女の子が楓だったことを“私たち展”見学で知り、引っ込み思案なおかげで願望しつつも行動にまで至らなかった写真部設立を楓が成し遂げたことで彼女とお近づきになりたいと思いつつも性格が災いして・・・というのがこれまでの経緯だったようです。
学年が1つ上で雑誌コンテスト受賞の実績がありながらもそれを一切鼻にかけることなく、楓の作品と行動力に敬意を払っているところをみると、周囲が心配しなくとも2人はうまくやっていけそうな印象でしたし、視聴者にそう思わせるシナリオと演出だったのではないでしょうか。楓が顧問の下上山先生から記入して提出するよう言われていた書類の活動方針の項目に
「心と心をつなぐ写真を撮ること」
と書いたことが早速実践された形になりましたね。珠恵がさり気なく母親らしさを見せていたシーンも好感が持てました。ただ、OVAからこれまで見られなかった作画の乱れというが雑さが今回で散見されたのが少し気がかりではあります。
そして彼女たちは前期までと同様にお笑いキャラ?として抜群の安定感・・・って、あぁ、顧問も残念美人への道を辿るのか?(笑)