2期では「憧憬の路」イベントでどういうエピソードにするのかと思いながら見てましたが、あぁ、こうきたか、と・・・。
※ちなみに、今年の「~たけはら憧憬の路~」は2013年10月26日(土)・27日(日)と11月2日(土)・3日(日)の開催だそうです。詳細は竹原市観光協会のサイト等でご確認ください。
→http://www.takeharakankou.jp/event/autumn/dokei.php
楓の父親とマエストロの高校時代の同級生という夏目望が帰国してきて初めて「憧憬の路」を見るという流れ。緑川ボイスでカメラ好きとなると前期某アニメの誰かさんを思い出しますが、こちらはアレとは正反対の生真面目でストイックな性格のキャラでしたね。楓にキツいことを言ってかなえを泣かせちゃってましたけど(あ〜でも涙目の彼女かわいかった)、高校時代にトリオでつるんでいた中で地元に残ったマエストロや首都圏に住みながらも竹原メインで時々瀬戸内に来ていた和馬と違って、夏目望だけが長期海外赴任でその間に同級生に先立たれたとあっては、友人の死を改めて現実で面前に突きつけられる辛さもあれば、若い頃の貴重な想い出を現実で汚したくないという気持ちが強く出るのも尚更でしょう。
そうした寿命の半分以上を越えた者にしかわからないような渋い雰囲気が全体を覆っていた印象でしたし、「ほぼろ」で昔と変わらぬ味を堪能できたりした後の彼の心境の変化は1期1話で見せた楓の気持ちの整理の付け方と似たような道を辿ったものだったようにも思えます。今話中でのアドバイザー志保美の使い方もナイスでしたけど、マエストロがちゃっかり駅での見送りに待ってたシーンにはちょっとグッとくるものがありました。
・・・早いもので、残すもあと3話・・・2期ではどんなエピソードを持ってくるんでしょうかね?楽しさ半分、寂しさ半分・・・(苦笑)。