今年も年末に開催することになった「私たち展」、そして、かなえにとっては最初で最後の「私たち展」。普通科の高校3年生ともなれば部活やってる人は引退するまでは受験勉強との両立で大変なのが相場でしょうけど、楓の写真部設立時に入部した彼女にとっては写真部が生き甲斐と情熱を注げる場所であり居場所でもあり、あっという間に過ぎ去った9ヶ月間は忙しくとも今まで生きる中でもっとも充実した日々だったのでしょう。そうしたかなえの心情が真夜中での楓との会話や初日の出を拝んでからのシーンによく表れていたように思いますし、見てるこちらも涙腺が緩んでしまいました。楓と麻音の保護者同士による会話シーンや特殊EDもよかったですね。準備から開催まで1話でサクッと終わった今回の「私たち展」は、汐入の2人からも手の込んだ作品を贈られたり、春夏秋冬毎に展示コーナーを配して前回からバージョナップした趣向と前夜ギリギリまで準備に頑張った甲斐あってか、開場待ちが多くいるほど大盛況だったようですが、ももねこ様は今回は1番目でなくラストオーダーだったんですね(笑)。
次回、2期の締めはおそらくかなえの卒業エピソードでしょうか。クラスメイトから成績優秀と見られていた様子からして広大レベルかそれ以上のランクの大学志望と勝手に想像していますけど、無事進学が決まっても夏目望とは反対にずっとカメラを手放さないでいてほしいですね。