たまゆら ~もあぐれっしぶ~ 第12話「そして・・・旅立ちの季節、なので」

たくさんの「ありがとう」に彩られた2期の最終話。ふとしたことから楓が意識するようになった‘別れ’・・・でも今回の場合は‘巣立ち’と言った方が適切ですね。離れてはいくけれど自らの道をそれぞれが歩んでいく、そうしたのは別れではあってもアグレッシヴな動機に基づくものなのでポジティヴに受け止めてあげないといけないのでしょうけど、楓には別離の寂しさが先に立って困惑気味。そうした娘の心境の変化を見抜いて珠恵がツーリングに誘い、和馬からプロポーズされた場所で楓が気にかけていることの意味が‘巣立ち’であることに、「ありがとう」をキーワードにすることで彼女なりの受け止め方を導いていく・・・2期は天国にいるはずの和馬がシリーズ通して活躍していましたけど、今話は特に和馬大活躍?かつ母娘の感動的なふれあいのシーンでした。
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そして迎えた卒業式当日。既に第1志望校合格をゲットしていたかなえを楓は混じり気なしの笑顔と「ありがとう」の言葉で先輩を祝福し、それを受けたかなえは恥ずかしい台詞禁止ィー!な宣誓をした後に我に戻って照れてしまう、そんな彼女の表情がとてもとても可愛らしかったですね。エンディングはユーミンの「最後の春休み」(松任谷由実7枚目のオリジナルアルバム『OLIVE』収録)のカヴァーをバックに後日談的なカット絵を流すという、あまりに反則的な小憎たらしい演出に涙腺が緩みそうになりました(笑)。
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ももねこ様、また帰ってきてくださいね(=3期やってねw)。2期は(松竹が渋チンだったのかどうか知りませんけど)作画がやや残念気味だったのが唯一の不満でしたが、ここまできたら楓たちの卒業まではぜひ見届けたいので、彼女たちが3年生となる3期もぜひ制作してほしいと願ってます。頼んますよ、サトジュン監督と松竹さん!