これぞオリジナルアニメの醍醐味!という気分を早くも2話にして味わらせてもらえるとは思いませんでした。
部結成から発表会までもっと長いスパンをかけるのかと思いきや、予想よりも話がサクサク進みましたけど、良い意味で私の予想を大幅に覆す展開でしたね。
鉢合わせた5人の会話が全然噛み合ってなかったのとか病院内でのやりとりなど所々コミカルテイストを混ぜながら山あり谷ありで二転三転、いくつもの要素が絡みあって進んでいって、Bパート最後は和奏のピアノに来夏と紗羽の二重唱で締めてEDにそのまま入るという、爽やかで清々しい雰囲気を余韻で残しながら感動も味わえるストーリーでした。
前回で暴落してた教頭の株も音楽をやる初心を省みさせたことで少し上げて、うん、いい感じです。
脚本と演出に拍手を送りたい気持ちですね。
このアニメは次回予告からすると群像劇みたいな感じで進めていくように見えましたが、さて次はどんな話にしていくんでしょう?
そういえば、来夏の直談判を適当にあしらおうとした校長が手の平返しのような気紛れをおこしたのは和奏の名前を見たからでしたね。
教頭も彼女の存在にこだわりを見せていた様子が描かれていましたし、(音楽科→普通科の転籍は母親の死が関係してるようですが)埋もれさせるには惜しい才能がある、という設定なのでしょうか?
今後これをどう活かして物語を紡いでいくのか刮目したいですね。