京都市交響楽団が2024-25シーズンの定期演奏会ラインナップ、ヤン=ウィレム・デ・フリーントの首席客演指揮者就任を発表

プログラム発表だけでなくサプライズが用意されてました。 1962年生まれのオランダ人指揮者、ヤン=ウィレム・デ・フリーントが2024年4月から首席客演指揮者に就任するとのこと。コロナ禍で北山のコンサートホールからすっかり 続きを読む…

京都市交響楽団が2023年度の定期演奏会ラインナップを発表

常任指揮者が一気に若返っただけでなく、持ち味や個性が前任者と全く異なるとなると、選曲にもかなり変化が見られますね。 京響の来シーズンの自主公演スケジュール発表、ニコ生でストリーミング中継が初めて採り入れられたのも新鮮でし 続きを読む…

下野さんはなぜシェーンベルク『ワルシャワの生き残り』の後にアタッカで続けてベートーヴェンの第九の第1楽章を演奏したのか?――京都市交響楽団 特別演奏会「第九コンサート」(指揮:下野竜也)

お題の答えは、シェーンベルク『ワルシャワの生き残り』の歌詞を各自が読んで思考して出してください、ということになるのでしょうけど、私から個人的アドバイスとして近代ナショナリズム史、中東欧史、ホロコースト論がご専門でイェール 続きを読む…

京都市交響楽団が2018年度の定期演奏会ラインナップを発表

先日の定期演奏会のレセプションで下野さんが「また下野こんなのやりやがって」というプログラムです、みたいなことを仰っていたので、『ハルモニーレーレ』並のものだろうかとワクワクドキドキしてたら、メインはブル1・・・ナンダゼン 続きを読む…

京都市交響楽団 第618回定期演奏会(指揮:下野竜也)

パンフの解説を見てビックリしたのだけど、ジョン・アダムズの『ハルモニーレーレ』は1986年に日本初演(下野さん曰くケント・ナガノと新日フィル?だったかな)されて以来、一昨年に下野さんが読響の定期で採り上げるまで30年近く 続きを読む…

京都市交響楽団 第611回定期演奏会(指揮:アレクサンダー・リープライヒ)

2017年度の最初の定期がいよいよ・・・なのですが、コンマスはここ最近と同様のパターン、1プルトのコンマス席には名フィル客演コンサートマスターの植村太郎さんで隣が尾崎さん。裏事情は存じませんが、やはり正規のコンマスの御二 続きを読む…

京都市交響楽団が2017年度の定期演奏会ラインナップを発表

先週末の定期のパンフに12月1日に発表と書かれてあったので、公式サイトのアナウンスを待ってたのですが、京都新聞でニュースチェックなんてふだんやんないものですから、指揮者陣の契約に関する記事が載ってるとは知らず、1日遅れで 続きを読む…

バルトーク:ルーマニア民俗舞曲、ホルスト:セントポール組曲、チャイコフスキー:フィレンツェの思い出

本日は七夕。そんな夜に『La Meli Melo Ensemble vol.2』と題して、京都市交響楽団の若きコンサートマスター泉原隆志さんを中心とした弦楽アンサンブルの演奏会がありました。出演者は 泉原隆志(ヴァイオリ 続きを読む…

トゥーランガリラ、千人の交響曲…etc.創立60周年シーズン、京都市交響楽団が2016年度の定期演奏会ラインナップを発表

京都市交響楽団[http://www.kyoto-symphony.jp/]は来年2016年で創立60周年を迎えます。当然ながらイベントも目白押しですが、やはり注目は定期公演のプログラミングで、あぁでも今年からようやく隔 続きを読む…

せっかくならマーラー『復活』が聴きたかった・・・京都市交響楽団 特別演奏会「第九コンサート」(指揮:大野和士)

開演前の愚痴(苦笑) ・その1 コンサートパンフをめくったら  ※四方恭子   (客演コンサートマスター) の文字が・・・え?四方さんがコンミスで入ってくれるの!?大野さんが指揮者で四方さんがコンミスって、なんで今年の第 続きを読む…