「奴らは私たちのヒジャブを使って口をふさいだ」 イラン治安部隊に強姦された女性たちの証言(‘They used our hijabs to gag us’: Iran protesters tell of rapes, beatings and torture by police)

日本では残念ながら大きく採り上げられることがほとんどないですが、イランで主に女性たちが前面に立ったイスラム宗教国家体制へのレジスタンス運動、もう半年以上も続いています。 あれだけ弾圧されながらも決して諦めない市民の姿に、 続きを読む…

『Chip War』…etc. 『エコノミスト』と『フィナンシャル・タイムズ』が2022年のベストブックとして選んだビジネス書・経済書

商魂たくましい?AmazonのAIさんは、ある商品のページを眺めていると「よく一緒に購入されている商品」なんて名目でオススメ商品を提示してくるのですが、『Chip War』の商品ページを私が閲覧してたら関連商品に興味をそ 続きを読む…

「いろいろな理由があるにせよ、今回のロシアの戦争は擁護できない」「ウクライナを見捨てれば、日本も同じ運命になりうる」――小泉悠インタビュー

今やあちこちで引っ張りだこのロシアの軍事・安全保障政策の専門家、小泉悠・東大先端科学技術研究センター専任講師。 先月にちくま新書から『ウクライナ戦争』をリリースされたばかりですが、元旦早々にインタビュー記事が上がってまし 続きを読む…

ホロドモール、ウクライナ、スターリンが犯した大惨事・大飢饉の目的

ウクライナとロシアの長い長い因縁の歴史、“ホロドモール”、スターリンが故意に引き起こした大飢饉は根深い因縁の中でも一際大きな出来事でしょうが、プーチンと(ワグネルまで含めた広義の)ロシア軍が執拗に民間施設やインフラ設備を 続きを読む…

日本のジャーナリズムの異様さ――『事実をありのままに伝える』重要性

日本のマスコミ人たちがジャーナリズムの意味を正しく認識していないことについて、諸外国との比較アンケートやレポートで示したゲンナリする(今更な)お話 「事実をありのままに伝える」 じゃなくて 「政治的アジェンダを設定する」 続きを読む…

「リベラルがなぜ嫌われるのか?」について、ジョン・ロールズへの原点回帰

リベラル乃至リベラリズムをめぐって、アンチと推しとでワーワー四の五のと拗れて言の泥ボールを投げあい、ともすれば場外乱闘じみたように縺れて絡まってるのを横目で見るにつけ、はるかかなたさんの連ツイを読んで、こういったことは原 続きを読む…

世界中で張り巡らされている海底ケーブルについてのよもやま話

いつだったかル・モンド・ディプロマティークで『海底ケーブルを巡る国家間のせめぎ合い』と題する記事を全文で読んだことがありました。 地政学上の観点から論じたコラムで、新時代の見えない冷戦のような話に「おぉ〜」と唸らされたも 続きを読む…