祇園祭:7月10日 – 鉾建てが始まる、神輿洗いも行われる

早いもので山鉾巡行まであと1週間となりました。
今日から長刀鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾で鉾建てが始まりました。
そして夜には神輿を鴨川の水で清めた“神輿洗い”も行われました。

 

つち音高く「鉾建て」 祇園祭【京都新聞 2012年7月10日】

 祇園祭の山鉾巡行まであと1週間と迫った10日、京都市下京区の四条通かいわいで鉾建てが始まった。鉾の土台となるやぐらを組むつち音が響き、祭りのムードが一気に高まった。
 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾の4基が早朝、路上で作業を始めた。函谷鉾(下京区四条通烏丸西入ル)では、手伝い方と呼ばれる職人が、くぎを使わず、荒縄で部材を固定する「縄がらみ」の技法でやぐらを組んだ。縄をきつく締めるために、木槌(きづち)で縄を打ちながら力強く巻いていった。手伝い方棟梁の中村正義さん(66)=伏見区=は「大勢の囃子(はやし)方が乗る鉾の土台。安全のために気合を入れています」と話した。
 夕方には菊水鉾が別の場所で組んだやぐらを路上に建てる。11日に放下鉾、船鉾、岩戸山、12日には北観音山と南観音山が鉾建て、山建てを始め、14日までに全ての山鉾がそろう。12、13日の午後、組み上がった鉾と曳山(ひきやま)の曳初めがある。
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〔※写真:梅雨の晴れ間に鉾建てが始まり、巧みな手さばきで縄を巻いていく函谷鉾の手伝い方たち(10日午前10時40、京都市下京区四条通烏丸西入ル)〕

 

神の水きらめく 祇園祭 神輿洗い【京都新聞 2012年7月10日】

 祇園祭の神輿(みこし)を清める「神輿洗い」が10日夜、京都市の四条大橋で行われた。大勢の市民が見守る中、鴨川の水が神輿にかけられ、法被姿の男衆が威勢の良い掛け声を響かせた。
 神幸祭(17日)と還幸祭(24日)で、市内中心部の氏子地区を練る神輿3基のうち、「中御座」の神輿を清める神事。鴨川の荒ぶる水の神を迎え、もてなす神事ともいわれる。
 東山区の八坂神社本殿での儀式、大松明(たいまつ)をともして神社と四条大橋を往復する「道しらべの儀」に続いて、中御座の神輿は午後7時40分ごろ、男衆に担がれて神社を出発した。四条大橋に着くと、神職が鴨川の水を浸したサカキを神輿に振って清めた。神輿を囲んだ市民は飛び散る水しぶきを浴びて歓声を上げていた。
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〔※写真:担ぎ手と市民に囲まれた神輿を鴨川の水で清めた「神輿洗い」(10日午後8時10分、京都市・四条大橋)〕

 

鉾建ては私も朝と昼休みに写真を撮ってきました。雨の多いこの時期ですが、今日は天気に恵まれてよかったです。
まずは朝の様子から。月鉾↓
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鶏鉾↓
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お昼に撮った写真、まずは鶏鉾↓
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月鉾↓
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函谷鉾↓
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長刀鉾↓
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