遅ればせながら、たまたまですが最近耳にする機会がありまして・・・。
DISK1から聴いていったのですが、最初の2曲がそれぞれ雰囲気の異なるカッコいいインストゥルメンタルで、ほほぉ、という気にさせられ、3曲目の「荒野のヒース」がいきなりの強烈なストレートでノックアウトされた気分ですw
★菅野よう子
『YOKO KANNO SEATBELTS 来地球記念コレクションアルバム スペース バイオチャージ』
「荒野のヒース」って曲がいいのはもちろんなのですが、歌詞もグッとくるものがありますしヴォーカルもなかなかいいですよね。
さて、私はマクロスシリーズも攻殻機動隊も見たことないのでわかりませんし、主に∀ガンダムでしか菅野よう子さんに接したことない(まぁ最終回のあのエピローグだけでもかなりの好印象)のですが、それぞれに毛並みの異なる3枚のディスクを聴いて、いろんなジャンルの音楽に通じてるだけじゃなくて自家薬籠中にしているみたいですっかり感心させられました。
楽器や音色の選択もとてもいいし、ただ器用っていうんじゃなくて、ホントになんかもう優れた“職人”さんって感じです。普通は知ってるなり好きで接しているなりしていても、自分の中で消化して使いこなすなんて難しいんですけどね。パット・メセニーが何かのインタビューで彼女の名前を出して評価しているようなニュアンスのことを語ったことがあるそうですが、わかる気がします。
・・・つーか、パット・メセニー、さすがよく見てるな・・・わかる人にはわかるのか?!
ともかくアニメとか一切関係なく、すべての音楽ファンにオススメしたいアルバムですね。