ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイをサルベージ。
理由というか事情はこちら→https://kyotofan.info/politics_society/20120925-30/
Twiiter社の新API仕様変更
・・・平たく言うなら
イーロン・マスクの傍若無人な我儘
2014年3月1日
欧州一の穀倉地帯ウクライナ。調べてみたら、欧州で拡大を断念したモンサントは、最近はウクライナのトウモロコシ市場でのシェア拡大に専念していたとのこと→exp.mx/n005P1J 昨年5月のこの記事で、副社長は今後のターゲットは東欧とラテンアメリカと名言しています。
posted at 09:46:15さらにモンサントは昨年夏に、世界最大の民間軍事会社Academiを買収しています。この米国企業は、イラク戦争に参加した元ブラックウォーターが名称変更したもの。さらにこの買収と同時に、マイクロソフトのゲイツ財団がモンサントに資本参加。kaosenlared.net/america-latina…
posted at 09:58:11また、モンサントはアフリカへも本格参入→ gu.com/p/3nxft/tw 南ア、スーダン、ブルキナファソで遺伝子組換作物導入済み、カメルーン等7カ国で試験中。自前の軍隊があれば紛争地帯もOKということか、ウクライナ、南スーダンと、モンサント行くところに動乱あり。
posted at 10:12:26モンサント社のアフリカ進出についての日本語の記事→www.nikkanberita.com/read.cgi?id=20… この記事で米国政府側の中心とされるUSAIDは、米国のベネズエラにおける反政府活動支援の窓口となっていたことが先日リークされたばかり。ベネズエラの混乱にもモンサントが絡んでるのかも…。
posted at 10:32:51ノーベル平和賞受賞者アドルフ・ペレス・エスキバルは「ベネズエラは史上初のメディアによるクーデターを経験している」と発言。 平和の名の下に戦争、自由の名の下とに憎しみのプロパガンダを行っていると、CNNやFOXを厳しく批判しました。www.cubainformacion.tv/index.php/obje… …
posted at 10:34:52スペインノジャーナリスト、パスクワル・セラーノがなぜ政府に抗議する民衆側への支援が広がらないのか、反政府側の動きに関する疑問点をうまくまとめているのでご紹介しておきます→www.eldiario.es/_deab944
posted at 10:41:07ウクライナの場合→民衆は汚職に対して抗議していたのに、政権が倒れた後に汚職で刑務所にいたティモシェンコを釈放した。さらに、民主主義と人権の保障の欠如に抗議していたのに、司法手続きなしで、前大統領ヤヌコヴィッチに対する逮捕状を出した。www.eldiario.es/_deab944
posted at 10:47:41ベネズエラの場合→政府への抗議の理由は商品の不足なのに、政府が配給しようとしていた食品や生活必需品が積みこまれたトラックを襲撃して、荷物を奪った。さらに、治安の悪化や暴力に対して抗議しているのに、暴力を用いて治安を悪化させている。 www.eldiario.es/_deab944
posted at 10:51:56スペインの市民運動では横のつながりによる国際連帯が基本です。つまり、私たちはあなたたちを支援するから、あなたたちも私たちを支援してということ。連帯しやすい人権というテーマで支援がないのは、ウクライナやベネズエラで人権の問題を訴えている人たちが他国の人権問題に無関心な層なのかも。
posted at 11:06:15今日ローマにスペイン、英国、ギリシャ、イタリアの極右指導者が集合→www.publico.es/politica/504668/ 英仏が共産主義者よりファシストがましと判断した結果がスペイン内戦と第二次世界大戦だったわけで、21世紀になっても帝国主義を捨てられない欧州はファシズムに弱いまま…。
posted at 11:24:08モンサント関連の興味深いニュース。アルゼンチン政府が市民の抗議の声に耳を傾けて、モンサント社の工場建設中止命令を出したのは数週間前のことでした→www.jcp.or.jp/akahata/aik13/…
posted at 18:54:56そのアルゼンチン政府が昨日「メディアによる組織的なバッシングを受けている」とニューヨーク・タイムズ、エコノミストを例に挙げて国外メディアを批判しました→ www.infobae.com/c1546945
posted at 18:57:51アルゼンチン政府が引用して批判したのは、昨日ニューヨークタイムズに掲載された「アルゼンチンがベネズエラ化している。政府がペロン主義に傾倒していることがその理由」という強い口調の政権批判記事でした→www.infobae.com/c1546603
posted at 19:00:01クオリティペーパーとして知られるニューヨーク・タイムズですが、 世界一の大富豪メキシコのカルロス・スリムが所有するグループ・カルソが同社の株を17%所得したことが話題になったばかりでした→exp.mx/n00673B
posted at 19:08:40このスリムが、モンサントの最大の協力者であるゲイツとともに2500万ドルを投じて、一年ほど前にメキシコにトウモロコシ・穀物の品種改良の国際機関を設立しています→www.proceso.com.mx/?p=333551 気候変動による食料不足をテクノロジーで解消するのが狙いとのことですが…。
posted at 19:18:29カナダの一農民の闘いが話題になりましたが、モンサントの問題は食料主権を奪う新たな植民地主義であること→democracynow.jp/video/20100917-1 先進国が拒否した遺伝子組み換えを、利権争いが原因の紛争による飢餓に苦しむアフリカに解決策と称して押し付けるのはあまりにもひどい…。
posted at 19:26:34
2014年3月2日
ベネズエラに関する日本語の記事でシェールガスとの関連を扱ったものが目につきます→『ベネズエラ経済、アメリカのシェール革命で大打撃 』markethack.net/archives/51911… 『シェール革命とベネズエラ反政府デモの不思議な関係』bylines.news.yahoo.co.jp/kosugetsutomu/…
posted at 01:31:01シェールガスの採掘に関しても世界中で反対運動が巻き起こっています。欧州だけで約400の市民組織が反対運動を行っていて、64%の市民が採掘に反対。フランスやカタルーニャ州など採掘の禁止を決めた地域もあり、EUは規制を検討しています。www.eldiario.es/_d499eaf
posted at 01:42:56シェールガスは環境破壊という深刻な問題を生むことに加え、投機マネーのためにでっち上げられたブームで、採掘企業が借金漬けになる仕組みであることが批判されています→ wp.me/pS9rq-N4 欠陥商品をごり押しする姿勢は、モンサントの遺伝子組み換えと同じ。
posted at 01:48:35報道機関が深刻な経済危機にあることに乗じて、乗っ取りとも言える資本参加が増えています。ニューヨークタイムズが良い例ですが、狙われているのはリベラル・左派で定評のある媒体。気がつかないうちに保守勢力のメッセンジャーになっていることがあるので、変化がわかりにくい国外の媒体には注意を。
posted at 01:59:08保守化が指摘されていたスペイン語圏を代表する左派・リベラルのエル・パイス紙。先日オバマやオランドを左派とみなすようなバリバリ右派のアントニオ・カニョがごり押しで編集長になったことで、完全に保守勢力の影響下に入ったとみなされています→ www.eldiario.es/_dd9cd95
posted at 02:11:29「マドゥロ政権のプロパガンダを行っている」「反対派の意見が封じ込められている」として、ベネズエラには報道の自由がないと批判されますが、欧米の報道機関が客観的とは言い切れません。どんな出来事の背景も複雑なものなので、シンプルでわかりやすい説明にはバイアスがかかっている可能性が大。
posted at 02:23:08@1Sintyan @ruha13 狙いは食糧主権を奪うことによる植民地化ではないでしょうか→twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 02:32:36こうした状況の下で、この2週間にロシアに対し公式に亡命を申請したウクライナ人は14万3000人にのぼり、ロシア国境警備隊は、この2ヶ月間で約67万5000人のウクライナ人が国境を越えてロシアに入ったと発表しています。 es.rt.com/vyt
posted at 21:52:24オリバー・ストーンが『もうひとつのアメリカ史』で明らかにしたように、 ナチスと本気で闘ったのはソ連であって、米英仏ではないことを知っているからこそ、ネオナチを警戒するウクライナの人々は欧州側に亡命しないのでしょう。www.nhk.or.jp/wdoc/backnumbe…
posted at 21:53:34最近のフィガロの調査によると、仏では国民運動連合22%に次いでマリーヌ・ルペンの国民戦線が20%と、オランドの社会党16%を抜いて第二勢力へ→huff.to/1gDlMBI 背景はレジスタンスばかりを取り上げ、ナチス協力への反省をおざなりにした歴史観という指摘も。
posted at 22:21:44木曜日の議会で承認されれば、ウクライナの新内閣の顔ぶれが親米派と極右勢力で占められ、独のネオナチ政党NPDドイツ国家民主党と緊密な関係にあるスヴォボーダ(全ウクライナ連合「自由」) のAleksandr Sychが副首相となる見通し→www.lavanguardia.com/internacional/…
posted at 22:31:57
2014年3月3日
資本主義が共産主義に勝ったという主張は過去のものと示しているのがウクライナの状況。「共産主義に失望した東欧の人々は資本主義に希望を抱いたが、今は資本主義にも失望している」と語る元共産主義陣営ポーランド出身バウマンの言葉はとても重い→wp.me/pS9rq-EJ
posted at 01:34:06日本のマスコミは指摘しませんが欧米は世界の少数派で、彼らの正義が他国に支持されているとは限りません。米国が半世紀以上も試みてきたキューバの孤立化が失敗に終わったことを象徴するのが、CELAC各国首脳に囲まれるフィデルのこの写真→ pic.twitter.com/WfB1jQ6qni
posted at 02:07:21
2014年3月4日
バスクの州都ビルバオで開催中のIMF、経済界のリーダー、企業家が一同に会するグローバルフォーラム2014に対して、『トロイカ Go Home!』をスローガンに緊縮政策や社会的権利カットにNOを表明する抗議デモが行われました→www.publico.es/dinero/505485/
posted at 02:32:36抗議活動での破壊行為についてのエル・パイス紙報道の比較→pic.twitter.com/y8xGDtIh9f 左:ウクライナ「数千のデモ参加者が国会包囲、本部襲撃を試みる」右:ビルバオ「ビルバオで事件。IMFの会合への暴力的抗議」受ける印象がかなり違いますが、これが自由な報道というもの。
posted at 02:37:12住む家のない人が400万人いる欧州にある空き住居の数は、なんと1100万件以上!→www.kaosenlared.net/component/k2/i… 内訳はスペイン340万件に続いて、仏伊各200万、独180万など。人口5000万に満たないスペインの不動産バブルがいかに常軌を逸していたかわかります。
posted at 03:22:25『エル・ブリの秘密』監督ゲレオン・ヴェツェルがスペイン不動産バブルの衝撃を扱ったドキュメンタリー『Casas para todos』→youtu.be/0hFwNijeVbU 巨大なバブルの遺産を処理するための環境的、経済的コストを考えると気が遠くなります…。
posted at 03:31:02ジョージ・ソロスが9200万ユーロをスペインの不動産市場に投資するというニュース→www.publico.es/dinero/505569/ 現在銀行は所有下の空き住居を市場に出さないことで、不動産の価値を値崩れを防いでいるので、それを狙ってのことだと思うのですが、なんともやな感じ…。
posted at 03:44:34ディプロ英語版掲載の欧州における極右政党の支持率→mondediplo.com/maps/farrights… スペインが低いのは、独裁政権を担っていたファランへ党の保守勢力が、民主化の過程で結成したAP国民同盟が現政権党PP国民党で、彼らが極右支持者の票の受け皿になっているため。
posted at 18:01:11スペインのTV局が放送した仏国民先戦線のマリーヌ・ル・ペン→www.atresplayer.com/television/pro… 父の時代に比べると主張がずいぶんとソフトになっていて、スペイン現役大臣の発言の方が過激に聞こえるほど。反EUの愛国主義で、人種差別の正当化に福祉国家を用いるのが特徴です。
posted at 18:29:50親EUという違いはあるものの、愛国的社会主義と呼ばれるこの路線で支持拡大中なのが、アルベルト・リベラ率いるC’s市民党→www.ciudadanos-cs.org。欧州議員選挙を控えて、反カタルーニャ独立政党という一州議員にもかかわらず、全国ネットのTVに出まくっています。
posted at 18:41:57
2014年3月6日
チャベスの一周忌にあたる今日2014年3月5日にteleSUR製作・オリバー・ストーン監督ドキュメンタリー『Mi Amigo Hugo(私の友ウゴ)』が放映されます→estahistoriasellamachavez.telesurtv.net ベネズエラ訪問中のストーンは「チャベスがいなくて寂しい」とコメント。
posted at 04:00:28ベネズエラ窮状に ウクライナと類似点→ow.ly/ufvcP 日経に掲載された新自由主義勢力のスポークスマンFT社説の翻訳。相変わらずの内容ですが目に止まったのは「マドゥロ政権は崩壊しそうにないが…」という部分。今回はとりあえずあきらめたという敗北宣言?
posted at 04:14:44故チャベス司令官へのオマージュに参加するラテンアメリカの首脳は、FTには「批判に対して猛烈に反発するベネズエラをあえて非難しない国、通商上の利益の喪失を恐れる国のほか、見当違いの連帯感を持つ…近隣のごろつき国家」の面々に見えるようです→pic.twitter.com/mXrqTDeVEt
posted at 04:18:37ベネズエラが独裁政権という評価が受け入れられているのは、ベネズエラの人々が熱狂的に支持するチャベス主義の中身を、主要マスコミが全く報道してこなかったから→wp.me/pS9rq-M4 国の収入を国民のために使うことを「ばらまき」と呼ぶ人には理解できないでしょうが…
posted at 04:31:37FTの記事を読んで思ったのですが、ベネズエラの経済に対する「石油に依存している」という批判が、アラブの産油国に対して用いられないのが不思議。例えば、確認可採埋蔵量がベネズエラより低いサウジアラビアの経済は問題ないのでしょうか? www.noe.jx-group.co.jp/binran/data/pd…
posted at 04:38:18チャベスについてウルグアイのムヒカ大統領『彼のことが恋しくならないわけがないだろう?』pic.twitter.com/zme6v6jlOq。こんな風に挨拶し合う二カ国の首脳の姿なんて、他に見た事ありません。二人の間の友情と信頼が伝わってくる素晴らしい写真!
posted at 05:31:27エコノミスト誌:中南米諸国の政府にも義務がある…チャビズモに対する左派の共感はあるだろうが、不満の声を何も上げずにベネズエラが次のキューバになるのを許せば、自らを民主的な大陸と呼ぶ中南米の主張は台無しになる→goo.gl/sogniG これはただの八つ当り…
posted at 06:11:55「欧州の人々(左派までも)の多くがこれを無視し続けている-それを隠すために支配的な大手マスメディアが造り上げた巨大な嘘の城壁が原因だ-にもかかわらず、南米は地球上で最も進歩的な地域となった」イグナシオ・ラモネ wp.me/pS9rq-Mh
posted at 06:20:14「緩慢なクーデター(ソフトクーデター)」の基礎となったシャープ理論を扱ったドキュメンタリー→youtu.be/wplAowE22_0 彼らにとって皮肉なことに『 独裁から民主主義へ』メソッドが機能しない事実が、ベネズエラが独裁ではなく民主主義国家であると証明しているのでは?
posted at 18:15:54日本では経済成長のためとして雇用の規制緩和を含む「戦略特区」の計画が進んでいるようですが、スペインの例で労働市場の柔軟化が最終的に経済を破壊することが実証されています。決断する前に失敗例を参考にしてください→『もうひとつの道はある』wp.me/pS9rq-QI
posted at 19:58:37
2014年3月7日
社会保障は社会から疎外される人の受け皿となり、犯罪防止・治安向上に繋がるのに「社会主義的な政策との決別」と「治安維持の強化」を相反する二者択一として提示する新自由主義プロパガンダの典型がこのナショナルジオグラフィックのベネズエラの記事→www.nationalgeographic.co.jp/news/news_arti…
posted at 18:49:00国際女性デーなので、現在カタルーニャで最も影響力のあるカザルス、コラウ、フォルカデイ、フォルカダスをご紹介→ www.vilaweb.cat/noticia/417766… 独立運動の原動力も州大統領以上の動員力を持つ彼女たち。政治家は独立問題を自分たちで処理しようと躍起ですがどうなることやら…。
posted at 21:18:54カタルーニャの独立に関する報道では州大統領にスポットがあたりますが、2012年バルセロナのデモに200万人近くを集め、昨年2013年にカタルーニャ全土で1600万人が参加した人間の鎖を組織したのはフォルカディ率いる市民組織ANCです。pic.twitter.com/4gHX6UStPJ
posted at 21:30:34国外ニュースの報道に対する疑念が確信に変わったきっかけが、カタルーニャの独立の問題をめぐる報道でした。スペインの主要マスメディアは独立反対派も賛成派も、「マスが独立運動の騎手」というストーリーを前提に記事を発信し、これを国外メディアがそのまま繰り返すということが行われています。
posted at 21:58:21オバマ大統領がクリミアの帰属めぐる住民投票を違法と非難 – on.wsj.com/MRSioS 民族自決の原則は? カタルーニャの独立は全スペインに影響を与えるから全スペイン人が投票すべきという意見がありますが、宗主国が投票に参加して独立できる植民地があるでしょうか?
posted at 23:17:07植民地の未来の決定に宗主国が参加すべきという考えが、現在のベネズエラの混乱の原因。チャベスのせいでベネズエラは反米になったと信じたがっている米国は、ベネズエラでチャベスなしのチャベス主義が成立し、CELACによって米国なしのラテンアメリカが生まれた現実から逃げようとしています。
posted at 23:28:17
2014年3月8日
資源に乏しい欧州は植民地主義を生み出し、資源が豊かなラテンアメリカやアフリカは植民地化されました。現在の豊かな国、貧しい国という定義はあべこべなわけ。EUが周縁国の植民地化と加盟国の増加を続けるのも拡大が止められない植民地主義だから→wp.me/pS9rq-y7
posted at 00:03:48シャープの理論に抵抗を感じるのは、非暴力と言いつつ犠牲者を出すことで市民の支持を奪う「政治的柔術」を戦術に含んでいるから。これこそが、2001年ジェノバG8サミット抗議活動に対して権力側が用いて、参加者が一人犠牲となった戦術なのです→youtu.be/K0dFT8cTXok
posted at 04:56:38官邸前で抗議活動を行っていた大学生少なくとも350人が逮捕!という事件が起こったのはベネズエラではなく、米国。彼らは市民的不服従によりオバマ大統領にパイプライン建設中止を求めていたとのことですが、このデモ弾圧って報道されていますか?→youtu.be/eydJtfFJqes
posted at 05:23:42米州機構がベネズエラ政府との連帯決議を賛成29票、反対3票(米国、カナダ、パナマ)で可決し、同機構の視察団を送って間接介入という米国のプランが実現不可能に→www.telesurtv.net/articulos/2014… 米州機構すら動かせないというラ米での米国の覇権喪失が決定的となった歴史的決議。
posted at 15:48:57
2014年3月11日
【ブログ更新】危険だ! 環大西洋協定ーイグナシオ・ラモネ wp.me/pS9rq-SM 今月のディプロ論説は、欧州に生まれつつあるTPPの双子TTIPこと環大西洋協定について。ラモネが指摘しているTTIPの問題点というのは、TPPが抱える問題でもあります。
posted at 16:04:09
2014年3月16日
ロシアのクリミア侵攻は「ヒトラーのズデーテン侵攻」の繰り返し!? bit.ly/1g1nFJ5 記事の中で「ウクライナの未来は欧州にあり、ウクライナはEU加盟をめざす」という新首相の言葉が引用されていますが、こうした主張がむなしく聞こえるのが現在のEUの状況。
posted at 17:40:46EUに融資を求めるウクライナの未来が明るいものでないことは、ポルトガルの例を見ても明らか。ポルトガル向けの融資は今月6月で終わりますが、少なくとも今後20年!(融資の75%を返済するまで)はトロイカの管理下に置かれることになります→www.eleconomista.es/economia/notic…
posted at 17:46:20つまり、スペインもそうですが、経済力で劣る国が後から加盟しても、融資を型に主権を奪われ、植民地化されるだけなのです。ウクライナの人々が国民投票で加盟見送りを選択したということも、こういう状況を知っていれば納得ができる決断だと思います→bit.ly/18XRffl
posted at 17:51:03マリーヌ・ル・ペン率いる国民戦線がフランスで支持を伸ばしているのは、EUから主権を取り戻すことを約束しているから。「私たちには法的主権がなく、これは民主主義などではない。EUはまるでソ連のようだ」という彼女の発言がそれを象徴しています。www.publico.es/internacional/…
posted at 17:58:37日本公開中の映画『怒れ!憤れ!─ステファン・エセルの遺言─』 www.moviola.jp/dofun/ 原書は仏人に対して国民戦線への警戒を呼びかけ、その温床となっている現在のEUの在り方を告発するために出版されたもので、ガトリフが移民を主人公にしたのはその意図を汲んでのこと
posted at 18:14:58映画『怒れ!憤れ!─ステファン・エセルの遺言─』公式サイト @dofun_com www.moviola.jp/dofun/ 人権を尊重すると言いながら、自国民と移民を区別することで合法的に差別を行っているEUに疑問を投げかける本作を、一人でも多くの方に観ていただきたいです。
posted at 18:22:12ステファン・エセル自身が独からの移民→wp.me/pS9rq-sH レジスタンスにはスペインの共和主義者を始め、ファシズムで自国を追われた移民もたくさん参加していました。移民の協力があって仏が解放されたことを知っているからこそ、彼は国民戦線が許せなかったのです。
posted at 19:15:17
2014年3月21日
スペイン各地から徒歩で首都を目指してきた「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」が続々マドリッドに到着しています。明日の夕方に行われる「パン、屋根、仕事」を要求するデモには100以上の組織が参加予定。www.eldiario.es/_e59f6b0
posted at 19:43:27Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)のルート→pic.twitter.com/hcBK5hzs7p 22M(3/22)のマドリッドでの合同デモ参加を目標に、2/25カタルーニャを皮切りに各地から出発した縦隊は、途中で合流を重ねながら行進を続けてきました。
posted at 19:49:55欧州議会選挙の結果に基づきユーロに対する各国民の意識を視覚化した地図2009年と2014年(予測)を比較したもの→pic.twitter.com/SWrKD88PMQ 緑から離れオレンジに近くなるほどユーロに懐疑的であるという意味で、この5年間で地図が大きく変化しているのがわかります。
posted at 20:02:56新自由主義を強引に押し進めるトロイカの専制が、加盟国のEU離れを引き起こし、欧州内で主権の回復を目指す民族主義運動を加速させているのが現実なのです。現在欧州大陸で起こっている事がわかりにくいのは、メディアの解説に「EUが内部から崩壊しつつある」という視点が欠けているからでは?
posted at 20:24:02
2014年3月22日
在外スペイン人の数が200万人を突破。昨年2013年に移住した人の約6割がスペイン国籍を取得したものの自国に戻ったラ米出身者で、移住先トップ3はアルゼンチン(約19万)、キューバ、エクアドル(各約1万)と、いわゆる左派政権の国。 www.eldiario.es/_e59f387
posted at 00:27:16スペインでは「Indignados」の第二章が始まっています。尊厳を奪われた人々が「債務の支払いにNO。もう歳費カットは十分。トロイカの政府は出て行け。全ての人にパン、仕事、屋根を」をスローガンに掲げる「尊厳の行進」で再び通りへ→vimeo.com/attactv/22m-ma…
posted at 04:25:38「尊厳の行進」が呼びかけた明日のデモには、各地で編成された6つの徒歩隊の他にも、列車4〜6本、バス約800台が組織されており、個人での参加者も入れると相当な規模になりそう。これを迎えるマドリッド州政府側は1750人の治安維持部隊を配備。www.publico.es/actualidad/509…
posted at 04:26:37ガトリフの『怒れ!憤れ!』に登場する「怒れる者たち(Indignados)」の続編「Las Marchas de la dignidad(尊厳の行進)」が本日マドリッドで行われるのですが、当局は参加者を減らすため検問で首都入りを妨害。www.eldiario.es/_e64a17b
posted at 21:32:28「 Indignados」は「尊厳を奪われて憤慨している人々」という意味。約3年後、彼らは「尊厳(Dignidad)」を取り戻すための「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」で再び通りへ飛び出したのです→wp.me/pS9rq-iM
posted at 21:40:03映画『怒れ!憤れ!─ステファン・エセルの遺言─』 の「Indignados」は架空の登場人物ではなく、一人一人が現実の問題を抱えた生身の人間です。平和的な抗議活動を続けていることから、その動きをマスメディアが取り上げることはほとんどありませんが、彼らの闘いは今もまだ続いています。
posted at 21:47:12
2014年3月23日
「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」の抗議活動が行われているマドリッドのシベーレス広場の様子→pic.twitter.com/Tk3993bGPx これだけの人出にもかかわらず、スペイン国営放送TVEのニュースで「尊厳の行進」に関する言及はなし。
posted at 02:10:16「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」 が行われた今日22Mのマドリッドの様子→www.lamarea.com/2014/03/22/en-… 参加者数については約200万という数字も出ています。
posted at 02:44:53「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」 デモは2.5キロに渡ってマドリッドの目抜き通りを占拠しているとのこと→pic.twitter.com/DzlniMsCmc 政府は「マドリッドでのキャンプは禁止されている。当局は法を厳守する」と警告。
posted at 02:54:21「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」の抗議活動が行われているマドリッド。政権党PP国民党本部前の現在の様子→pic.twitter.com/Sel2imZaGx
posted at 03:01:30マドリッドの中心部を占拠した「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」のデモ→pic.twitter.com/gKRExMFsTU 人口4600万人のスペインで、各地からデモに参加した人の総数200万人で、民主化後最大規模の市民抗議活動となったようです。
posted at 03:26:59大きな政党や労働組合の力なしで市民が草の根から組織した政権への抗議活動「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」をベネズエラやウクライナの人々の抗議を擁護してきたマスメディアが全く報道しないのはなぜ? pic.twitter.com/pXC6W48xPP
posted at 03:42:42市警察は検問を行い「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」を載せたバス約100台を1〜3時間に渡って足止めして、マドリッド入りを妨害しました。明らかに当局によるデモの権利の侵害。www.publico.es/509642/
posted at 03:48:48「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」の抗議集会の様子をマドリッドから生中継→www.publico.es/publico-tv/dir…
posted at 04:07:4422M「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」の写真→ politica.elpais.com/politica/2014/… スローガンは15Mの「真の民主主義を今すぐに!」から「全ての人々にパン、仕事、屋根を」へ。状況は悪化していますが、変化への希望は消えていません。
posted at 04:17:21ラホイ政権に反対する200万人が各地からマドリッドに集結した22M「Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)」は、2011年の15M「Indignados(怒れる者たち)」を凌いで民主化後最大規模のデモに→pic.twitter.com/0nOpwBUfe6
posted at 06:03:5322M尊厳の行進で、当局側が自ら「集会は9時半以降に非合法となる」としたにもかかわらず、一時間以上前から治安維持隊を配置して挑発し、結局デモ参加者と衝突→youtu.be/ieXrS3jvbUI キャンプの試みも力づくで阻止して、警察側に負傷者50人、逮捕者25人…。
posted at 16:18:31暴動が起きないようにするために出動する治安維持隊が、暴力的な場面を生み出すために用いられ、保守系メディアがこの場面を用いて抗議に暴力的な印象を植えつけるいつものパターンを実行するエル・ムンド→pic.twitter.com/YIRCZQZs4U つまり、暴動を必要としているのは当局側。
posted at 16:31:4422M尊厳の行進で存在感を発揮したのがアンダルシアの労組SATのカニャメロ→ wp.me/pS9rq-DR 貧しい家庭に生まれ、学校に行く機会もないまま日雇い労働者となり、アナルコサンディカリスムの流れを組むSATでの直接行動の実践からコミュニストになった人物。
posted at 17:27:34二大労組が雇用のある労働者の権利にしか目を向けていない中で、土地の占拠で農作地を手にいれることで自ら雇用を生み出し、失業者を支援してきたSATのスポークスマン、カニャメロは労働者による階級闘争を前面に押し出したスピーチを行います。youtu.be/X29Et6ZoxsE
posted at 17:44:30@kalasuma 政権党PP国民党のマドリッド州知事ゴンサレスは「尊厳の行進がイデオロギー的にギリシャのネオナチ政党黄金の夜明けと同じ」と批判しているので、どこも同じようなものです…。www.publico.es/politica/509240
posted at 18:04:15@haigujin @gonoi 昨日のデモの目的はこちらです→twitter.com/ramonbookprj/s… 確かにデモはその背景も大切なので、詳細については一昨日からのログを参考にしていただけるといいかもしれません→twilog.org/ramonbookprj/d…
posted at 18:10:21@kalasuma なるほど「サウンドバイト」という言葉があるんですね。スペインの政治家も主要マスメディアも頻繁にこの手法を利用しています。
posted at 20:15:0922M尊厳の行進についての時事通信の記事があまりにもひどい!→デモ暴徒化、70人負傷=政治家と銀行家に抗議-www.jiji.com/jc/zc?k=201403… これが報道ですか? 主催者の呼びかけて応えてデモに参加しているのだから、デモの記事には最低でも正式なスローガンを載せるべき。
posted at 20:32:12@i_jijicom_inp このデモは主催者が何ヶ月もかけて準備をし、スペイン各地から数週間かけて徒歩でマドリッドを目指し、デモに参加した人々もたくさんいます。警察が動くまでは、終日の抗議活動は平和的なものでした。報道の際に、そうした人々の尊厳を尊重していただけないでしょうか?
posted at 20:49:4622M−Las Marchas de la Dignidad(尊厳の行進)「 Solo el pueblo salva al pueblo(民衆を救えるのは民衆だけ)」#MarchasDignidad22M pic.twitter.com/1TlG9xlrqR
posted at 21:30:48
2014年3月29日
@hagakikatteren オリンピックと並んでマドリッド市の悲願だったカジノ計画も日本に向かっていますので、お気を付けて!!→twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:54:1722M尊厳の行進によって78年体制の賞味期限切れが明らかになった翌23日に、体制の象徴であったスアレス元首相が死去。人々を独裁政権の記憶を忘却する道に導いた人物が、アルツハイマーで首相だったことも忘れてしまった…という小説のような最期。elpais.com/especiales/201…
posted at 20:01:41死の数日前から政治家・メディアが右も左も一丸となって、スアレスを民主化の父とする78年体制擁護キャンペーンを繰り広げたにもにもかかわらず、マドリッドでの最後のお別れはあまり盛り上がらず、参加者数の報道や引きの映像がありません→ www.rtve.es/v/2467432/
posted at 20:10:54フランコの死の前から政権を脅かすほどに民主化運動が大きくなっていて、現国王には民主化以外の道を選ぶ余地がなかったのが現実なのです。「独裁者はベッドで死んだが、独裁政権は通りで死んだ」という当時の状況がよくわかる映画『サルバドールの朝』→youtu.be/iqCyiFob5iA
posted at 20:21:38スペインでは、市民が歴史や社会を作ってきたという考えが共有されていて、少数のエリートが民衆を導くというエリート主義に懐疑的であることは、学のある騎士の主人より無学の農民の従士の方が賢いという設定の『ドン・キホーテ』にもよく表れています。www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearc…
posted at 20:36:3015M以降のスペインで起こっているのは、少数の手で実施された民主化を市民の手でやり直そうという動き。22Mの顔となったのが、保守系TVの討論番組で学歴を誇る知識人たちを論破したことで一気に注目を集めた学歴のない農民カニャメロでした。youtu.be/7ODIgH_iUTA
posted at 20:56:2122Mは15Mとは性質の違うもので、15Mが労組を排除して新たな市民運動を目指したのに対して、22Mでは独立系労組が重要な役割を果たし、例えば500台ものバスを出したアンダルシアでは、農民の組合SATやCNTから派生したCGTが活躍→ youtu.be/LdtylbcBnnY
posted at 21:26:01またカタルーニャでは労組の他にも、住宅ローン被害者の会PAHや年金受給者の組織イヤヨフラウタといった直接行動と市民的不服従で抗議を続ける市民組織が22Mの動員に一役買っています。ちなみにイヤヨフラウタには反フランコ闘争経験者も多数参加→wp.me/pS9rq-Hz
posted at 21:34:4922Mで実感したのが、ネット中心の顔の見えない市民運動の限界と、市民戦争前のアナルコサンディカリスムの遺産でもある既存の市民組織の底力。実は15Mの最中にもマドリッド行進が組織されたのですが、状況の変化があるとはいえ規模が桁違い→wp.me/pS9rq-na
posted at 21:50:44
2014年3月30日
昨日のマドリッドでは君主制に反対する国会包囲「王家に王手」が当局の妨害で中止に追い込まれ、デモ参加者が逮捕される現場にいた独立系メディアのジャーナリストが治安維持部隊から暴行を受ける事件が発生→www.eldiario.es/_e8a03ce 告発・支援をすべき主要メディアは沈黙…
posted at 19:34:39一方バルセロナでは中絶法や市民安全法の法改正や予算カットに反対する「不服従2014」デモ→www.publico.es/actualidad/511… 暴動の最中に過激派を装った私服警官が州警察に対して仲間と主張して逮捕を逃れる場面が目撃されています→www.naciodigital.cat/noticia/66706/…
posted at 19:52:01昨夜はマドリッドとバルセロナで暴動が起こったのが、ほぼ同時刻の20時半でした。過去のデモで暴動が起こった時刻と主要TVの夜のニュースの開始時刻を比較した表がこちら→pic.twitter.com/yQTkOmGfFE 上が警察介入の時刻で、下が各局のニュース開始時刻です。偶然でしょうか?
posted at 19:59:58カタルーニャで人種差別の問題に取り組むSOS Racisme Catalunyaは、昨年扱った443件のうち警察が関わるものが40%に及び、泣き寝入りが多いため実際の数はさらに多いはずと報告→directa.cat/noticia/40-del… … 権力による人種差別の深刻さが浮き彫りに
posted at 20:44:02
2014年3月31日
カトリック組織カリタスの報告によると、スペインの子供の貧困率はルーマニアに継いで欧州第二位の29.9%で、全体では28.2%と1300万人が貧困状態。貧困拡大の主な原因として失業、低賃金労働、消費税のような直接税の増加を上げています→ www.publico.es/actualidad/510…
posted at 17:30:0522Mで「社会的緊急事態」という言葉が繰り返されていましたが、スペイン社会はもう限界ぎりぎり。当局も抗議活動の弾圧以外に打つ手がないのが現状で、検察は2011年カタルーニャ州議会包囲での逮捕者20人に対して最高8年半の懲役を求刑→ www.publico.es/politica/511267/
posted at 18:08:19抗議活動への動員を減らすため、メディアを使ったネガティブキャンペーンも開始。保守系ABC紙は「スペインでは3500の過激派グループが活動している」という記事で、政党IUや労組SATなど団体名が入った図を用いて「極左」の恐ろしさを解説→pic.twitter.com/ZsfZ3j01TZ
posted at 18:18:29国営放送TVEは「資本主義に対する深い憎しみ」 を持ち「平和的共存への敬意を欠いた」反体制派についてニュースで取り上げ、「黒っぽい服」「フード」「石やバット」「リュック」を身に付けた都市型ゲリラで、最大の敵は体制を護る警察と解説→www.eldiario.es/_e803ebb
posted at 18:31:15こうしたプロパガンダは反グローバリゼーション運動が盛り上がった2001年のときと全く同じ。当時は空きビルなど占拠する「オクパ」が標的でした。内務大臣だったラホイがオクパとテロ組織ETAと関連づけたことを報じる8月の新聞記事→hemeroteca.lavanguardia.com/preview/2001/0…
posted at 18:40:44初のパリ女性市長となるアナ・イダルゴはアンダルシア生まれ。市民戦争後の混乱の中で母が死に、社会主義者の父が投獄されたため、修道女に育てられた彼女の父は、娘が自分のように「赤の子供」と後ろ指をさされるのを恐れてフランスに移民したそう。bit.ly/1fbwBLD
posted at 19:26:57現在スペイン左派を支えているのもこうした共和主義者の子孫たちで、共和主義という独自の思想で40年に及ぶフランコ独裁政権下の弾圧や共産主義陣営の敗北を生き延びてきました。アナキストのフラメンコ歌手エル・カブレロ「共和主義者のファンダンゴ」youtu.be/CxU6KwE-Tg8
posted at 20:05:41