ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイートをサルベージ――2016年2月〜5月

ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイをサルベージ。
理由というか事情はこちら→https://kyotofan.info/politics_society/20120925-30/
Twiiter社の新API仕様変更
・・・平たく言うなら
イーロン・マスクの傍若無人な我儘

・・・つーかさぁ、ナニコレ

ふざけんなよ!イーロン・マスク (-_-💢)

 

2016年2月3日

『季刊ピープルズ・プラン』で民主化以降のスペイン左派の動きをまとめました→www.peoples-plan.org/jp//modules/ti… スペイン情勢は15Mが軸の説明が多いけど、カタルーニャ独立運動、PODEMOS、住民自治主義を一つの流れとして理解するには少なくとも民主化に遡ることが必要。
posted at 19:42:01

PODEMOSの三人のブレーンで最年長のモネデロは15M直前に民主化批判の本を出版したことでその知名度が左派の外にまで一気に広がった。PODEMOSは左派にとって不本意な形に終わった民主化をやり直すために仕掛けられたとも言える。 pic.twitter.com/tcStKj7RF7
posted at 20:00:25

PODEMOSは「成功した左派政党の一例」という枠組みを遥かに越える野心的なプロジェクト。政界の外で覇権を奪うことから変革を始めたので「歴史の再構築」「政治とメディア」「左派のポピュリズム」…といろんな切り口から分析するとかなり面白いと思うんだけど、今回は文字数が足りなかった。
posted at 20:18:22

PODEMOS登場後の言動は政治的な戦略の一部なので、スペインのジャーナリストはPODEMOS以前の論文や発言に重点を置いて分析を行ってる。個人的なおすすめはイグレシアスとラップグループのMCの対談を収録した『体制をぶち壊せ』。 pic.twitter.com/xDdnsA3NDT
posted at 20:33:01

ラテンアメリカもそうだったけど、左派の変革の動きを見るときは共通点より相違点の方が重要。例えば、Syrizaの限界はギリシャの国家主権が制限されていること、PODEMOSが直面している最大の壁はスペインが抱える民族マイノリティの問題と、どちらも左派イデオロギーが原因ではない。
posted at 20:40:18

@comandante0726 ありがとうございます!あ
posted at 21:01:29

国王がリーダーシップをアピールしてるものの、現在のスペインの混乱を収める法的な権限はない。法律上は暫定政権のまま、国会が自動的に解散となる2019年の12月20日まで4年間経過する可能性がある。さすがにその前になんとかすると思うけど。www.publico.es/politica/nadie…
posted at 21:04:43

元々スペインの二大政党はPPもPSOEもカタルーニャとバスクの民族主義政党の支持があったから安定した政権運営ができていた。カタルーニャの民族主義政党が独立派になったことで必要な議席数に届かなくなったのが原因なので、再選挙で必ずしも解決できないのがこの問題のとても深刻なところ。
posted at 21:18:33

皮肉なことにスペインに安定した政権を成立させる最も確実な方法はカタルーニャの独立。12月の総選挙の結果でも、カタルーニャとバスクがなければスペインはPP国民党とC’sシウダダノスで過半数なので、問題なく保守政権が成立していたはず。twitter.com/SergiCastanye/…
posted at 21:32:48

政権の問題は埒が明かないので、スペインの国会は四大政党が委員会を分け合う形で動き始めた。PP憲法委員会、PSOE司法委員会、Podemos雇用社会保障委員会、C’s予算委員会を率いることになる。 どうやら改憲の動きは本格化してきた。www.eldiario.es/_1c9e8be4
posted at 21:50:46

まったくまとまりがないのがスペインの現実なので、どんな政権ができても安定しない。ラテンアメリカのように数の力で反対派を押さえつけて変革を進めると揺り戻しが激しいから、話し合いで合意に至って政治を行う方法を模索していけばいいと思う。政権がない政治のやり方があってもいいわけだし。
posted at 22:01:53

 

2016年2月6日

【ブログ更新】君のことなら何でもGoogleは知っているーイグナシオ・ラモネ wp.me/pS9rq-16K 「治安維持隊の警棒やホースよりもずっと洗練された監視という新たな武器が首謀者の特定を容易にし、前もって彼らをゲームから追い出すことを可能にする。」
posted at 20:08:32

先日民放のニュース番組がカタルーニャ独立主義左派政党CUPのメンバーを空港で隠し撮りした映像を使って「CUP、PODEMOS、ETAとベネズエラ政府の知られざる関わりを示す独占スクープ」と放送。明らかな印象操作の報道と批判を浴びた。www.publico.es/politica/reacc…
posted at 20:25:13

ベネズエラ訪問は公にされていてCUPメンバーはレポートをメディアに発表していたのに、すかさずPP国民党の閣僚は「CUPやPODEMOSと独裁政権のつながりを示してる」「大変深刻な事実で調査が必要」と発言するという連携プレイで政敵叩き。www.publico.es/politica/gobie…
posted at 20:38:25

この件は武装組織ETAが入っているところがポイント。かつてバスク独立主義左派Eh Bilduに行ったように、危険な「極左の過激派」は非合法化が必要と訴えて、CUPとPODEMOSをまとめて厄介払いするというのがPP国民党の望み。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:54:42

実は最も非合法化に近い政党は汚職まみれのPP国民党。新たにバレンシア支部での組織的な汚職が発覚して、党員の200人以上に資金洗浄などの容疑がかけられたことで、新左派Compromísは検察にPPの非合法化を求める手続きを開始した。www.eldiario.es/_1ca93a5e
posted at 21:03:23

盗撮されたCUPのカタルーニャ州議会議員ガブリエルは「反資本主義・独立主義の活動として、エクアドル、ボリビア、ベネズエラ、キューバ、ニカラグア、クルディスタン、パレスチアのような国々を訪問してきたし、これからも続けていく」と反論。youtu.be/jt4KbXnpgno
posted at 21:18:10

PODEMOS幹部とチャベス政権の関係が取りざたされるけど、外国の政府や政党のために働くこと自体は問題ない。例えばPSOEの元党首ゴンサレスは反対派カプリレスの顧問を務めているし、サパテロはフランスの同性婚法案でオランドの顧問をした。www.eldiario.es/_5b72c8c
posted at 21:26:57

 

2016年2月7日

@ramonbookprj 非合法化されたのはEh BilduではなくBatasunaです。すいません。。。
posted at 00:24:46

 

2016年2月8日

@nodako スペインのメディアのベネズエラに関するPODEMOS叩きは、PP国民党に近い超保守陣営からのものでも「独裁政権のために働いた」事実を批判するもので、政治犯の逮捕に直接関与したという具体的なコンサルの中身に触れたものは初耳です。誰の逮捕に関わったんですか?
posted at 18:38:03

 

2016年2月9日

.@nodako 他のTWのリンクも拝見しました。「ポデモスがベネズエラの言論統制に関わった」という情報は二つのABC紙の記事に基づくものということですね。ポデモスに関する事実関係を大きく誤解されているようなので、スペインで確認されている点を含めて次から順番に説明してみます。
posted at 19:19:55

①これは「ポデモスのシンクタンクのリーク」でなく「本紙はかつて幹部が所属していたことから、ポデモスと近しい関係にあると思われる財団がジャーナリストの投獄に関してベネズエラ政府に助言したレポートとされるものを入手した」という内容です。twitter.com/nodako/status/…
posted at 19:23:23

②リークであればレポートの写真かPDFへのリンクがあるはず。レポートが本物であると「仮定して」書いているから、ABC紙は後でねつ造記事で訴えられのを避けるために「自分たちが書いたレポートではない」というCEPSの言い分を掲載してる。twitter.com/nodako/status/…
posted at 19:34:26

③「直接的な因果関係を証明することはできな」いことで他人を批判すると誹謗中傷になるから、ABC紙は意図的にレポートが本物かの判断を読者に委ねる立場を取ってるわけで、この記事では「CEPSは認めていない」という部分が太字になってる。 twitter.com/nodako/status/…
posted at 19:45:45

④「後にポデモスの幹部となる人がベネズエラ政権の顧問を務めたことがある」という事実があるだけで「ポデモスのコンサル業」というのも存在しない。元幹部のモネデロがベネズエラ政府の顧問をしていた時にはポデモスという政党は存在していなかった。twitter.com/nodako/status/…
posted at 19:52:08

⑤スペインの反ポデモスの人たちは「ポデモスはチャベス政権の資金で作られた政党」で「スペインにチャベス主義に基づく独裁体制を導入するのが目的」だと主張しているだけで、「コンサル料が公的資金だから問題だ」と言ってるわけではないのです。twitter.com/nodako/status/…
posted at 20:02:01

⑥スペインの現行法では政党が外国の政権からお金を受け取っても違法ではないし、いくら幹部だからといって政党が存在する前に受け取った支払いを政党ポデモスが受け取ったと主張することはできないので、憶測記事を使った印象操作が行われている。twitter.com/nodako/status/…
posted at 20:11:11

⑦スペインでABC紙はPP国民党の広報紙とみなされていて、ゴシップ紙をちょっとましにしたくらいの扱いで、先日も表紙の写真で首相ラホイの怪我を重傷に見せる修正を行って批判を浴びた。このメディアの憶測記事を下にTWを批判されても困る。。。www.que.es/ultimas-notici…
posted at 20:29:06

⑧フランコ独裁政権時代の遺産の司法組織Audencia Nacionalがあるスペインには政治囚は山ほどいて、国際的にも問題視されてるバスク独立主義者だけでも351人が刑務所にいる→freeotegi.com/prisoners-situ…twitter.com/nodako/status/…
posted at 20:38:23

⑨スペインの人びとの間でベネズエラの政治囚の問題が注目されないのはチャベス主義のポデモスが世論に影響力を及ぼしているからではなくて、カプリレスなどベネズエラの反チャベス陣営側が国内でイデオロギーによる弾圧を繰り返して来たPP国民党とPSOE社会労働党にしかパイプがないのが大きい。
posted at 20:45:32

⑩特に元首相のフェリペ・ゴンサレスはバスクやカタルーニャの独立主義者に凄まじい弾圧をしてきた。バスクに関しては準軍事組織GALを使って人権侵害を繰り返し、麻薬王パブロ・エスコバルの協力で若者の間にヘロインを蔓延させたと言われてる。 www.elmundo.es/cronica/2015/0…
posted at 20:52:08

⑪ゴンサレスほど政治囚の支援に不適切な政治家はスペインにいないので、ベネズエラの政治囚への支持を拡大するにはもっと適切な協力者を見つけるのが先決だと思う。そんな影響力があれば、昨年末の選挙で大勝して、今頃はポデモス政権が成立してた。twitter.com/nodako/status/…
posted at 21:00:45

⑫スペインのメディアはスキャンダルを血眼になって探しているので「ポデモスの政治家は麻薬密売組織からお金もらった」という内容なら、エル・パイス紙でも喜んで買う。ベネズエラのジャーナリストの調査記事があるなら売り込んだ方がいいと思う。twitter.com/nodako/status/…
posted at 21:11:52

.@nodako 長くなりましたが、全部で12のツィートがあります。ABC紙の報道の内容を信じるかどうかは個人の自由だと思いますが、私は今の時点であの記事の内容が信用できるものだとは思っていないし、このツイートの意見は変わりません。twitter.com/nodako/status/…
posted at 21:21:35

わかりました。 twitter.com/nodako/status/…
posted at 23:44:32

 

2016年2月10日

@nodako このテーマに興味を持っている人がいます。時間のあるときでもいいので、情報元を教えてください。ネット上のものでなくてもいいですし、スペイン語以外の言語でも大丈夫です。お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
posted at 02:16:15

@nodako なるほど、そうでしたか。そうしたら、ベネズエラ政府の麻薬取引に関して確信を持つきっかけになったものでもいいそうです。Emili J. Blasco 「Bumerán Chávez」には目を通しています。
posted at 03:02:42

@nodako 念のため確認なんですが、この「カルテルデルソル」は「カルテル・デ・ロス・ソレス」のことですよね。エル・パイス紙も取り上げていたものの独自調査をした様子もなく、スペインのメディアでは追求が途切れているのです→internacional.elpais.com/internacional/…
posted at 17:17:52

失礼ながらABC紙がどんなメディアかご存知ないと思っていたのです。一連のやりとりは憶測記事の真偽の判断の基準が「ベネズエラ政府に関する見解=記事に書かれていない情報」であることを示していて、メディアの問題を考える上で興味深い実例。 twitter.com/nodako/status/…
posted at 17:25:59

 

2016年2月11日

@nodako たくさんの情報をありがとうございます。とても参考になります。あと一つだけお聞きしたいのですが、スペインから「ベネズエラと麻薬密輸」という問題を見るときのキーパーソンとなるのが、パブロ・エスコバルと繋がりのあった元首相のフェリペ・ゴンサレスなんです。
posted at 03:41:20

@nodako ゴンサレスの動きを見ているとコロンビアの保守派(メデジン・カルテルの流れ)とロペスあるいはカプリレスといったベネズエラの反対派が繋がっているのがわかります。つまり、チャベスの時代から続くベネズエラの政治的対立は二つのカルテルの覇権争いということなのでしょうか?
posted at 03:43:59

@nodako そうですか。もしそうであればゴンサレスは自分が作った密売ルートを護るためにポデモスを攻撃しているとも言えて「ベネズエラ政府は麻薬密売をスペインから欧州に広げるためにポデモスを作った」と主張する人がいることと辻褄が合うのですが、この線はないということですね。
posted at 18:15:04

@nodako スペイン権力層が勢力を護るためにベネズエラの状況を自分たちの都合のいいように利用していることで、二つの国の政治の覇権争いが渾然一体になっているから、スペインから状況が理解しにくくなっていることも見えてきました。もう少し深く掘り下げてみます。ありがとうございました。
posted at 18:28:33

ドイツ銀行の株価の下落が止まらなくて第二のリーマン・ショックになるかもと言われてる。米国が金融市場の規制を進めた一方で、EUは改革に全く手をつけなかったから、あの規模の金融危機が起こったらどうにもならないことは以前から指摘されていた。www.eldiario.es/_1cce9a09
posted at 20:57:54

前兆はすでにあって、主要メディアが日本のマイナス金利に大騒ぎしているときに、欧州でも欧州銀行間取引金利(EURIBOR)が引き下げられていて、先週の金曜日にはスペインの金利が-0,002%と史上初のマイナスになったと報道されていた。www.publico.es/economia/eurib…
posted at 21:13:26

ユーロ圏においてLiborに相当するのがEuribor(欧州銀行間取引金利)で、約70行の大手銀行の活動に基づいて計算される…このレートのあらゆる変動―どんなに小さなものであっても―が大規模な事件となりうる→wp.me/pS9rq-HW ユーロはいよいよやばい。
posted at 21:18:25

 

2016年2月21日

【ブログ更新】魔女狩りと福祉国家 wp.me/pS9rq-1cn 女性の貧困の問題に取り組むフェミニストが試みるケアの経済。バルセロナ市は社会連帯経済と組み合わせることで、少子化・高齢化社会で子育てや介護の問題を解消と新たな経済モデルの創出を目指そうとしています。
posted at 21:11:57

 

2016年2月25日

【ブログ更新】シルビア・フェデリチ・インタビュー前編ー資本主義、女性、家事労働、賃金、父権制、差別、コミューンー wp.me/pS9rq-1a4 人種による不平等は総じて賃金労働者と非賃金労働者の間の違いに上に築かれていて、黒人の奴隷制などにも見ることができます。
posted at 19:20:45

【ブログ更新】シルビア・フェデリチ・インタビュー後編ーフェミニズム、奴隷制、ワーキングプア、女性の身体、マルクスー wp.me/pS9rq-1cb 資本主義の歴史を通じて国家は常に子宮と身体のコントロールに乱暴に介入してきました。/ロマンチックな愛は大きな罠です。
posted at 19:23:38

Moltes gracies! twitter.com/EspaiFabrica/s…
posted at 20:16:53

フェデリチとカタルーニャの変革の関係はこちら→wp.me/pS9rq-1cn 魔女狩りは権力者に対する民衆の蜂起を弾圧する道具としても用いられたので、バレンシアのObrint Pasには『魔女狩り』という歌がある。youtu.be/RhgoQnnGVHw
posted at 20:57:46

地中海の母権制社会の名残は、同じ名前の子どもが何人もいる場合に母親の名前を付けて区別するヒターノ共同体にも見られる。「パコ・デ・ルシア」という名前は「ルシアのパコ」という意味の子ども時代からの呼び名をそのまま芸名にしたものだそう。youtu.be/2oyhlad64-s
posted at 21:06:38

バルセロナのヒターノとマグレブという地中海の両側の国なき民の音を融合を目指すという非常に興味深いプロジェクト、ルンバマジガ。解説では「地中海文化圏」という枠組みについても触れました→www.ahora-tyo.com/detail/item.ph… youtu.be/RDwE-0rLnyw
posted at 21:15:38

バルセロナのルンバ・カタラーナはサルサとの類似性が問題になるんだけど、ヒターノのミュージシャンでサルサに正面から取り組んだらどうなるかを試したプロジェクトでは、ルンバともサルサとも異なる響きを持つグルーブが生まれた。最高にかっこい! youtu.be/U3IOII3qKAw
posted at 21:26:12

スペインではフラメンコはあくまでも民衆文化なので、社会学あるいは民俗学的なアプローチからの研究が面白い。地中海側のギリシャからの影響に関して、ギリシャでは対立する二極(アポロンとディオニュソス)として現れるものが、スペインでは山羊のパーンが加わって三極になるという話を聞いた。
posted at 21:45:21

あらゆる秩序を破壊する者として登場するのがパーンで、反逆の勝利を意味する。19世紀に保守とリベラルの二大政党制が限界を迎えたときにも、そして現在のカトリック保守PPと社会民主PSOEの均衡が崩壊するときにも、スペインでアナキズムが台頭する理由の説明にもつながる興味深い指摘だった。
posted at 21:54:43

@lupisaku この説明をしていたのは、アンダルシア語の研究者Jose Manuel Perez Orozcoでした。
posted at 21:58:00

@lupisaku 今ではフラメンコというと踊りの観賞用芸術というイメージが強くなりましたが、もともとはギター伴奏付きの即興詩として庶民階級に楽しまれていたそうです。例えば、ガルシア・ロルカは即興詩としてフラメンコを捉えていました。
posted at 22:08:33

ロルカのフラメンコといえば「la leyenda del tiempo」。読み書きができなかったカマロンは、初めてこの詩を聞いたとき、よくわからない歌詞だと頭をひねったそう。確かにフラメンコの歌詞の基本は語りで「詩」とは大きく違う。youtu.be/l5N3T8w4Zvc
posted at 22:25:52

 

2016年3月1日

6年半の刑期を終えて、ついにオテギが刑務所から出て来た! 今年秋のバスク州議会選挙に独立主義左派Bilduからレンダカリ(州知事)候補として出馬の意向を明確にした。カタルーニャに続いて、バスクが大きく動く。 twitter.com/eldiarioes/sta…
posted at 17:27:04

バスク独立主義というイデオロギーによって投獄されたオテギは最も有名なスペインの政治囚(背景→wp.me/pS9rq-YN)。先月はアンジェラ・デイヴィスが彼と面会のために刑務所まで行ったのに許可が下りなかった。 youtu.be/hDuCy1LH4zI
posted at 17:34:16

オテギを出迎えた人びとの中には歌手ルイス・ヤック、CUPのフェルナンデスとガブリエルなどカタルーニャ独立主義者の姿も。スペイン政治情勢の鍵は各地の独立派の横の繋がりなのに、これを完全に無視するから主要メディアの分析が的外れになる。 twitter.com/publico_es/sta…
posted at 17:43:15

先月ベルリン、パリ、マドリッドで会議が開催されて市民組織を中心にEUを変える「欧州Bプラン」が本格始動。Syrizaの挫折を乗り越えた南欧の左派が再び動き始めた。2025年までに市民の手で欧州憲法を制定して、新しいEUの構築を目指す。やはりというか、スペインが一番盛り上がってる。
posted at 21:00:57

欧州Bプランというアイデアは昨年のフランス共産党のイベントFête de l’Humanitéで発表されて、最初は左翼線戦のメランションが中心だった。第一回目の会議もパリで11月に行われる予定になっていた。同時多発テロの翌日だったため中止になって、バルファキス中心で仕切り直しに。
posted at 21:11:14

金融取引税(トービン税)の導入を求める市民運動から生まれたATTACと不当債務の問題に取り組むCATDMという反グローバリゼーション運動で経済システムを批判した組織が参加し、元ギリシャ財務相のバルファキスが顔となる欧州Bプランが示すのは、南欧左派の闘いが政治から経済に移ったこと。
posted at 21:25:12

ギリシャのSyrizaを中心にしていた路線と欧州Bプランが大きく異なるのは、今変革をしなければ2025年までにEUは消滅するだろうという、いわゆるEU悲観論が根底にある左派の動きということ。ユーロは失敗だったという認識も共通で、ユーロを補完する地域通貨の創設も視野に入ってる。
posted at 21:34:20

ユーログループに対するSyrizaの闘いが明らかにしたのは、EUの中に国別の経済政策は存在しないこと、つまり、南欧諸国が抱える経済の問題はEUの経済システム全体の問題ということ。どんなシステムもその問題点は最も弱い部分に最も明確に出るものだから、先に南欧に症状が現れただけ。
posted at 21:43:14

南欧の債務問題はEUの経済システムが富を創出できていなかった証拠。単純化すればドイツの銀行が南欧に貸したお金でドイツ企業の製品を購入させるシステムで「強いドイツ経済」を作っていた。つまり、最も深刻な問題は南欧危機で「EUの経済を引っ張るドイツ」が幻想だったと明らかになったこと。
posted at 21:56:48

ユーロの価値を支えてきたのも「強いドイツ経済」だったから、それが幻となったために下落してる。なんとか持ちこたえているのは、生産コストの削減が限界にきて、どの国も自国通貨の価値を下げることでしか競争力を持てなくなったことで、通貨の値下げ競争が起きているから。経済の再生が死活問題。
posted at 22:02:48

@mig76fk 数年前に市民監査の講演会で聞いたブラジル人アクティビストの「欧州の緊縮政策を止めないと、恐慌がラテンアメリカに波及して大変なことになる」という言葉を思い出します。最初からこうなることはわかってたのに、なんで欧州は自分で自分の首をしめたのか。。。
posted at 22:20:36

その通りで、経済システムの中で「債務」をどう扱うかが非常に大きな問題になってる。 twitter.com/mig76fk/status…
posted at 22:23:59

今の欧州の混乱はかつてのソ連のように一つの経済システムの崩壊によって引き起こされてるから、経済学者が率いる欧州Bプランが現れた。ソ連のケースと異なるのは移行すべき現存の経済モデルがないから、今までと異なる方法で富を創設して分配する新しい経済システムを発明しないとどうにもならない。
posted at 22:28:11

欧州Bプランの興味深いところは、15Mに象徴される南欧の伝統に従って、民主主義を社会主義や共産主義のようなイデオロギーとして掲げたこと。新左派を結びつけるイデオロギーがラ米の21世紀の社会主義から南欧の民主主義へと変化しつつある。twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 22:45:18

いろいろ情報ありがとうございます! これから目を通します。 twitter.com/mig76fk/status…
posted at 22:50:13

 

2016年3月2日

@mig76fk ミゲルさん、この記事わかりやすくて面白かったです。「誰かを貧しくすることなく、お金持ちになれない」という現実を隠して「お金を稼ぐ事はいいことだ」と言い切っちゃったのが新自由主義なんですよね。このテキストどっかに日本語でアップしていないんですか?
posted at 17:51:46

@mig76fk どうもありがとう!
posted at 21:03:42

現在、経済システムを不安定にしている大きな要因の一つが現行の通貨制度が抱える問題。この問題に関しては@mig76fkさんの「現在の通貨制度が持続不可能な理由」に詳しく説明されています→ www.shukousha.com/column/hirota/… via @shukousha
posted at 21:09:02

何年経っても欧州経済が上向かないのは原因の特定が間違ってるからなのに、今だにドイツはドイツもその原因であることを認めない。独銀の株が下落したときも財相ショイブレは「ポルトガルが左派政権だから金融市場が不安定になる」と発言。あきれる。www.publico.pt/n1723143
posted at 21:34:46

欧州の左派がSyrizaを支援していたのは、ただ左派の連帯感からではなくて、ギリシャ経済を救うことが欧州経済を救うことだったから。7月にユーログループがこのツィプラスの提案を受け入れていれば、欧州経済は今よりましになっていたはず→wp.me/pS9rq-Y4
posted at 22:00:29

欧州経済の立て直しに必要な改革を行うための障害になっているのが、何を隠そうドイツのメルケル政権。そして、金融市場を不安定にしているのも南欧ではなくて、経済合理性に逆らって、欧州経済全体を窒息させている緊縮政策を「ルールはルール」でごり押ししてるドイツが牛耳るユーログループ。
posted at 22:06:26

ギリシャの例で明らかになったけど、南欧レベルの国(おそらくスペインでも無理)の政権交替ではEUを変えられないから、ドイツのメルケル政権をなんとかしないと問題が解決しない。だから、欧州Bプランの発表会はベルリンから始まった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 22:15:34

 

2016年3月7日

3/12ラバンデリア@kilowatio100501 では酒井隆史さんと平井玄さんが講師の第2回カフェ・スクール。土地の高騰を引き起こして所得の低い人たちを追い出す「都市の悪だくみ開発」ジェントリーフィケーションを考えます。 pic.twitter.com/1iSdl4xkmt
posted at 20:19:20

 

2016年3月24日

【ブログ更新】戦争、記憶、正義ーイグナシオ・ラモネ ramonbook.wordpress.com/2016/03/24/gue… 「スペインの恩赦法はフランコ体制の『悪の凡俗』の上に、一種の公式の記憶喪失、人がその記憶から不愉快な出来事を消し去るのと同じメカニズムを通じた『無意識の盲目状態』の強制に導いた」
posted at 20:13:22

ガリシアで共和主義者の両親の元に生まれ、幼くしてタンジェルに移住したラモネは、フランコ独裁政権の弾圧を逃れるために祖国を後にした何万人といる政治亡命者の一人。スペインの共和国派の人びとは、現在のシリア人と同じように暴力から逃れるために地中海を渡った難民だった。方向は反対だけど。
posted at 20:23:16

スペイン内戦の末期、フランコ反乱軍側の勝利が避けられないものとなると、共和国派の中には船でアルジェリアやモロッコに逃れる人びとが出て来た。彼らは主にバレンシアやアンダルシアの海岸から北を目指したけど、中にはバルセロナの海岸から小さな漁船で地中海を渡ろうとした人たちもいたという。
posted at 20:34:04

「地中海の難民」として北アフリカに渡ったスペイン共和主義者たちは忘れ去られた存在だった。ラテンアメリカに渡った亡命者は知識人や政治家など著名人が多かった一方で、北アフリカに逃れたのは庶民階級が中心だったから。ラモネの父も仕立て職人。遠くに逃げるには一定の経済力が必要となる。
posted at 20:46:46

内戦末期に伊ファシスト軍の爆撃の中、命からがら地中海を渡ったスペイン共和主義者たちを待っていたのはフランス軍で、港で武装解除を行って収容所に連行した。女性と子どもは収容所に閉じ込められ、男性は砂漠地帯での強制労働に駆り出された。この収容所が現在の難民キャンプの原型になっている。
posted at 20:55:00

スペインの共和主義者に対するフランスの冷酷な仕打ちは、ナチス占領下にあったということで説明されるんだけど、ナチスのフランス侵攻の一年以上前から始まっていた。共和主義者はすでに仏政府管理下の難民収容所に閉じ込められていたために、ナチスが管理する強制収容所にそのまま移送されることに。
posted at 21:13:04

スペインで第二共和政が生まれた背景にあるのは植民地を護るための戦争を拒否した労働者たちの抵抗運動で、共和主義者の思想の核は反植民地主義。だからこそ、植民地国家の英国もフランスもスペイン共和国に手を差し伸べることを拒み、欧州でドイツの植民地主義ナチスが勢力を拡大することになった。
posted at 21:20:59

ドゥルティの伝記の著者アベル・パス「1936年のスペインに現れた革命は東ー欧州ーと南ーモロッコーの二方向に拡大する可能性を内包していたからこそ、人民戦線の仏も保守党の英も、ファシズムの伊もナチズムの独も、スターリン主義のソ連も、欧州諸国は揃ってスペイン革命の圧殺にかかったのだ」
posted at 21:31:11

フランス政府の懸念は当り、北アフリカに亡命したスペインの共和主義者たちはフランスの植民地主義に基づく人種差別に厳しい批判の目を向け、アルジェリアやモロッコの独立運動の熱心な支援者となった。スペインの左派にとってキューバ革命に始まるラテンアメリカの動きが特別な意味を持つ理由もこれ。
posted at 21:47:37

仏の国民戦線が良い例だけど、現在の欧州の排外主義の大元にあるのは植民地主義。だから、ラテンアメリカの植民地解放運動の流れから人民戦線政府が誕生したスペインと、モザンビークとアンゴラの独立運動と連動したカーネーション革命で独裁政権を倒したポルトガルでは排外主義勢力の台頭がない。
posted at 22:00:04

 

2016年4月11日

4月20日(水)19時30分から新宿カフェ・ラバンデリア@kilowatio100501 においてCNTのアナキズム革命を扱ったドキュメンタリー『共有経済ー欧州最後の革命』英語字幕版の試写会を行います。興味のある方は是非。vimeo.com/eulaliacomas/t…
posted at 21:12:57

現在主流になっている「競争」に基づく経済の効率化とは正反対に「競争の回避」で経済の効率化を目指したのがCNTを中心とするスペインのアナキストたちでした。アナキストの経済「共有経済」についてはこちらの記事も参考にしてください→ramonbook.wordpress.com/2015/10/29/eco…
posted at 21:21:30

 

2016年4月22日

いよいよ明日! twitter.com/kilowatio10050…
posted at 12:17:00

酒場などで楽しまれる「民衆の歌」の一種として発展してきたスペインのヒターノの音楽が「民俗芸能に基づいた舞台芸術フラメンコ」へと変化する足取りを追う会を来週末に鎌倉で開催します。youtu.be/b-FQ5A52u_E twitter.com/capdeporcbcn/s…
posted at 13:14:00

 

2016年4月25日

子供の日に言葉と遊ぶ会を開催します。かつての反グローバリゼーション運動は言葉の変革運動でもあって、マルコス副司令官、エドゥアルド・ガレアーノ、ジョゼ・サラマーゴといった言葉の魔術師たちがもうひとつの世界を夢見る言葉を磨き上げました。 twitter.com/capdeporcbcn/s…
posted at 14:12:30

詩に興味を持ったのは数年前にPoetry Slamと呼ばれる詩の朗読コンクールに遭遇してから。現在は月一で開催されて立ち見が出るほどの大盛況! かっぷだぽるくではバルセロナの「詩の都」としての側面も紹介していきたいと思っています。youtu.be/j7W5eK2GX60
posted at 14:22:31

言葉が主役の「語り」として生まれたのに踊るための音楽になったのはフラメンコだけではなくて、コロンビアのバジェナートも似たような歴史を辿っています。バジェナートを愛したガルシア=マルケスはその原因は商業化にあると指摘していました。 youtu.be/2h7ZslgRFfU
posted at 14:35:57

 

2016年4月26日

メキシコのレストランでバジェナートに興じるガルシア=マルケス。大半の人は踊りながらでは歌詞をじっくり味わえないので、手拍子をしたり、一緒に歌ったりしても、基本的には座ったまま。フラメンコもタベルナ(酒場)で座って楽しむ音楽だった。youtu.be/dsya38ieszA
posted at 15:54:40

ロルカの作品をオペラ化した作曲家マウリシ・オソテロ はタベルナ(酒場)のフラメンコとテアトロ(劇場)のフラメンコはまったく別ものだと言う。その理由をフラメンコは音がクリア過ぎるとフォルクローレのように聞こえてしまうからと説明していた。youtu.be/YIl5m0y2Tjc
posted at 16:06:57

 

2016年5月9日

今週金曜日5/13の19時からattacカフェ・ラバンデリアで「バルセロナから見た【地中海の危機】」 について報告します→attaction.seesaa.net/article/437130… 「地中海の移民」の問題の源は経済や労働法上の格差を維持したままの労働市場の統一、シェンゲン圏というシステム。
posted at 19:44:37

ギリシャ危機が統一通貨ユーロというシステムの危機であったのと同じように、地中海の危機は根本的にはシェンゲン圏というシステムの危機なのに、EUはメルケルの難民受け入れ宣言を皮切りに、地中海を渡る移民の問題の原因をシリア内戦などアラブ地域の問題にすり替えてしまった。それが最大の問題。
posted at 19:51:14

EUや主要メディアはアフリカ大陸からの移民の問題を完全に無視している。2014年以降ランペドゥーザ島からイタリアに到着する移民数も急増しているのに、メディアもEUもギリシャからシェンゲン圏に入る移民のことしか問題にしていない。frontex.europa.eu/trends-and-rou…
posted at 20:00:29

 

2016年5月26日

シリサ政権がイドメニ難民キャンプの撤去を始めた途端に、ユーログループはギリシャ追加支援1.3兆円=債務軽減でも合意→ www.jiji.com/jc/article?k=2… 難民キャンプ撤去が交渉の条件の一つであったことが誰の目にも明らか。ここまであからさまだと呆れてものも言えない。。
posted at 18:27:51

6月の再選挙でスペインに左派連立政権が生まれる可能性が高くなってきたから、ギリシャ、ポルトガル、スペインと南欧3カ国で社民がコントロールしきれない左派政権が揃い踏みになる前に、シリサ政権を追い詰めて「左派政権」と呼べないところまで徹底的に潰しておきたいというEUの思惑が見え見え。
posted at 18:32:57

スペインの権力層が最も嫌がっていたのがIUとPodemosが選挙協力することだったのに、下からの圧力でUNIDOS PODEMOSが誕生した。有権者はほとんど関心のないベネズエラで場外戦をやっているのも、権力層が超焦っているから。youtu.be/BFMkwNNNL6E
posted at 18:43:36

主要メディアがPodemosを持ち上げていたのもIUと組むのを妨害するため。ギリシャみたいに第1党に100議席ボーナスというびっくりするようなシステムではないスペインでは新左派の単独政権が誕生するわけもなく、最初から現実的なのは今のポルトガルのような社民を含めた左派連立だった。
posted at 18:50:45

スペインの権力層が左派連立を容認する条件は、PSOEがコントロールできる左派連立であること。そのためには、PSOEが左派第1党の座を維持することが必要だから、IUとPodemosを絶対に組ませたくないかった。Unidos Podemosは議席数でPSOEを超えると見られてる。
posted at 18:58:22

5月にイグレシアスと同時に欧州議会議員になり、今はアラゴン州を取り仕切る州議会議員パブロ・エチェニケが組織書記になった時点で、Podemosのイグレシアス=エレホン路線は完全に終わった。この変化もIUとの溝を埋めるのに役に立った。youtu.be/tZMHbqFAMH0
posted at 19:08:31

IUの党首はPodemosの経済顧問ナバロとトーレスと共著があるガルソン→ramonbook.wordpress.com/libro-hay-alte… PodemosとIUの間の溝は方法論の問題で、もともと政策的には大差がなかった。中道化してたPodemosはIUと組んだことで、前回の選挙より左寄りになる。
posted at 19:18:09

スペインの政情が外からわかりにくいのは、なぜか国外メディアがC’sシウダダーノスのことをほとんど取り上げないから。その党首リベラこそが権力層が仕掛ける「第二の民主化」の主役で、Podemosが国外メディアの注目を集めてイグレシアスが対応に追われる間、国内メディアに出まくっていた。
posted at 19:34:09

スペインで凄まじいメディア選挙が行なわれている中で、C’sのリベラとPodemosのイグレシアスに対する国外メディアの扱いの違いは興味深い。スペイン国内でリーダーシップのある若き政治家として売り出してたのはリベラなのに、国外メディアはライバルのイグレシアスにその役割を割り当てた。
posted at 20:02:51

リーダーシップのかけらもないラホイが党首のPP国民党が第1党なくらいだから、スペインの人々は米大統領みたいな強いリーダー像を政治家に求めているわけではない。その中で強いリーダに憧れる人を惹きつけているのはイグレシアスではなくリベラ。 pic.twitter.com/QreRLLQ8ur
posted at 20:13:10

スペインでは、好きなTVのチャンネルと支持政党に大きな関連性があるという調査結果がある。ちなみにC’sの支持者に人気のAntena 3とPodemosの支持者に人気のLa Sextaは同じ巨大メディアグループに属してる。そういうこと。noticias.lainformacion.com/politica/votan…
posted at 20:30:45

スペインの新左派Unidos Podemos+各地の住民自治勢力の挑戦は次の選挙でPSOEを超える議席を獲得してPSOEを取り込むこと。内戦の過去もあるから二極化を避けようという動きがある。反対勢力を数の力で押しつけて変革を進めると、ラ米のように大きな揺り返しの可能性もあるし。
posted at 20:55:32

@mig76fk そうなんですよね。ただ、意外にもサンチェスが大連立のプレッシャーをはねのけて再選挙になったので、ギリシャのPASOKの二の舞を避けるために、PSOEが左派連立になびく可能性を期待してます。
posted at 21:03:45

 

2016年5月28日

今日のバルセロナでは市長や左派勢力の軍隊や警察に対する扱いに不満があるとして外人部隊が抗議の行進を呼びかけ、ネオナチや極右勢力が集まった。これに対して反ファシズム組織は街中で軍隊の行進なんてフランコ独裁体制下のようだと抗議してる。www.vilaweb.cat/noticies/la-ma…
posted at 21:13:45

こういう場に必ず出席していたのがC’sシウダダーノスだから、党首のリベラが訪問先のベネズエラで「独裁に自由はないが、平和と秩序はある」なんて口走って批判を浴びることになる。この政党がスペインの第四勢力って、本当に勘弁して欲しい。。twitter.com/eldiarioes/sta…
posted at 21:19:15

外人部隊はナショナリズムと狂信的なカトリック信仰というフランコ体制を支えたファランへのイデオロギーをそのまま受け継いでいる。民主化後に存続していること自体がおかしいわけで、フランコ財団とともにスペインの民主化が不完全だったことの象徴。youtu.be/_ci27ZdaBOQ
posted at 21:30:52

「スペインの一体性」を護るという外人部隊のデモではファシズムのシンボルが用いられても、何のお咎めもない。「ファシズムがバルセロナを襲撃」とカタルーニャのメディアが批判する一方で、このデモの支援者の中には現与党PP国民党の議員もいる。www.mon.cat/cat/notices/20…
posted at 22:02:45