ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイートをサルベージ――2016年7月〜8月

ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイをサルベージ。
理由というか事情はこちら→https://kyotofan.info/politics_society/20120925-30/
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イーロン・マスクの傍若無人な我儘

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ふざけんなよ!イーロン・マスク (-_-💢)

 

2016年7月1日

【ブログ更新】新たな恐怖ーイグナシオ・ラモネ ramonbook.wordpress.com/2016/07/01/los… 今月のディプロ論説は欧州を脅かす極右勢力台頭の問題について。先月末に書かれたものですが、英国の国民投票とスペインの再選挙が終わった後で読むと、さらに説得力が増す分析内容になっています。
posted at 16:55:23

スペイン再選挙でのPP国民党の議席増加を「国民が安定を求めた」 と説明する国外メディアが多いけど、国内ではベテラン選挙アナリストの「PPはルペン(FN国民戦線)の位置を占めることで票を伸ばした」という分析が注目を集めてる。bit.ly/296Ty3L
posted at 17:02:06

↓「Unidos Podemosの躍進はない」「PP国民党が議席を増やす」という予測をしていた数少ないアナリストの一人で、Uniodos Podemosの失敗については選挙キャンペーンの戦略ミスが原因と指摘。IKEAのカタログを真似たり、サパテロを持ち上げる発言が問題だったよう。
posted at 17:10:01

イデオロギー争いで内戦にまでなったスペインでは、フランコ支持者直系のPP国民ではあまりにも右に寄りすぎ。敵が多すぎて政権を作るのに積極的に協力してくれる政党がC’sしかいないPPが第1党にいることがスペインの不安定さの原因になってる。especiales.publico.es/resultados-ele…
posted at 17:23:45

早速ラホイが「救国の政権」を作ると、オーストリア自由党みたいなことを言い出した ⇨www.elmundo.es/espana/2016/07… ちなみにスペインの4大政党の中で最も欧州的な価値観から遠いのが、中絶法の改悪に執念を燃やし、教育の場でのカトリックの影響力を拡大を望むPP国民党。
posted at 17:32:22

欧州のどの国でも極右台頭の背景には左派の失敗がある。スペインの左派もUnidos Podemosの失われた100万票の理由を探す議論が活発化してる。Podemosは組織改編でポルトガルの左派ブロックのような複数リーダー制になるかも。twitter.com/eldiarioes/sta…
posted at 18:03:37

今までもスペインが排外主義と無縁だったわけでない。スペインの排外主義者にとって最も憎むべき敵はカタルーニャ人とバスク人なので移民がターゲットになっていないだけ。選挙結果はPPのポピュリズムが二つの地域の敵視であることを視覚化してる。twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:14:24

@socialdemocrasi 福祉国家モデル→北欧→IKEAという発想で幹部ベスカンサが推したらしいのですが、商業主義的すぎて政党の立ち位置にはふさわしくなかったみたい。彼女は国会初日に子どもを連れて登院して物議を醸し出した人で、シンボルの使い方があまり得意ではないのかも。
posted at 18:26:11

スペイン総選挙、反EU新党伸び悩み 与党が巻き返す www.asahi.com/articles/ASJ6W… ←日本のメディアはこういう記事の中には、街の声ではなくて、選挙アナリストや政治ジャーナリストのコメントを入れた方がいいと思う。一人や二人の匿名の街の声は情報としての価値がない。
posted at 18:34:48

例えば、おそらくスペインで一番有名なジャーナリストも選挙当日にコラムを発表した。簡潔にまとまった彼の分析は、PSOEとC’sは連立の交渉、Unidos Podemosは社民化が原因で票を減らしたことがPPの勝利につながったというもの。twitter.com/jordievole/sta…
posted at 18:43:46

ユーロ圏の不安定要因は何と言ってもドイツのメルケル政権。財務相ショイブレがポルトガルの左派連立政権を目の敵にしていて、ポルトガルは再び救援を受けなければならなくなると発言。市場を揺さぶって脅すやり口がギリシャの時と全く同じ。 economia.elpais.com/economia/2016/…
posted at 18:54:45

英国のEU離脱に隠れているけど、ユーロ圏の大きな火種がこれ→EU、財政規定違反のスペイン・ポルトガル処分延期 達成期限1年延長 reut.rs/1OHMNbA ポルトガルは徹底抗戦の構えなので、もし制裁が決まると昨年のギリシャの時のような全面対決が再び起こるかも。
posted at 19:00:54

ラホイが政権設立のための他の政党との交渉を来週に先送りにしたら、早速メルケルから「とにかく一刻も早く政権を作れ」という電話があったという記事→www.vilaweb.cat/noticies/merke… あからさまな内政干渉が日常的に行われてて、国内の交渉だけで政権も作れないのが南欧の状況。
posted at 19:20:31

ブログにオーストリアの大統領選挙の記事をアップした途端に、憲法裁が大統領選挙のやり直しを命じて状況が一転。極右政党オーストリア自由党のホーファーが大統領になる可能性が再浮上。欧州の歴史の流れがどんどん極右への追い風になっていく。。。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:35:37

今からちょうど80年前の1936年7月1日イタリアのムッソリーニ政権がスペインの王党派に武器を売った。戦闘機、爆弾、ガソリン、ライフルなど約3億3000万ユーロ分。ここからフランコ率いる反乱軍のクーデターに向けた秒読み段階に入る。www.publico.es/politica/julio…
posted at 21:12:04

選挙で勝てなかったスペインの右派がお金(=軍事力)で政治的勝利をもぎ取ろうとしたのがフランコのクーデターで、彼らの読みでは確実に成功するはずだった。彼らが想定していなかったのがアナルコサンジカリストCNTとして団結していた民衆の反撃。vimeo.com/eulaliacomas/t…
posted at 21:55:40

 

2016年7月3日

@IWASHI77 返信遅れてすいませんでした。ツィートの連投で説明できる内容ではないので、この辺を参考にしてください→twilog.org/ramonbookprj/s… 歴史的背景を踏まえる必要のあるテーマなので、参考にすべき文献を読み終わったらブログにまとめるつもりです。
posted at 04:34:47

 

2016年7月4日

21世紀の欧州で左派政権はダイレクトにお金の力で倒される。「お金を持つ者が全てを決める」がルールのトロイカの支配に立ち向かったSyrizaとギリシャの人々の闘いの記録。欧州がお金の力でツィプラス政権を捻じ伏せるに至る過程がよく分かる。youtu.be/SRjwZvLo_hI
posted at 21:23:55

ギリシャ首相ツィプラスは英国首相キャメロンに「国民投票に可能性のある答えは二つしかない。どちらに対しても準備をしておかなければならない」と言ったとか。Syrizaの場合も予想に反した結果でギリギリでNOが負けると考えていたらしい。internacional.elpais.com/internacional/…
posted at 21:34:45

ツィプラスの言う通り、党の姿勢とは別に各政党はどちらのケースにも備えておくべきだった。特に、主権を巡る意見はイデオロギーの右左と直接関係ない。ツィプラス政権も右派との連立だし、カタルーニャの独立支持政権も右左の大連合。PSOEは左だけど王政支持で、極右にも共和制支持者がいる。
posted at 21:46:12

 

2016年7月5日

ツィプラスが国民投票の実施を発表した時に「政治家なのに無責任だ」と批判されたけど、国民投票は決断が難しい問題の最終決定権を市民に委ねること。だから、市民が自由に決定権を行使できることが前提で、特定の政治家や政党の意向を追認する意味しかないなら、本来の意味の国民投票ではない。
posted at 04:49:35

国民投票の実施を提案した政治家の責任は民意に従って政治を進めることだから、今回の英国の国民投票で理解できないのがキャンペーン失敗を理由にしたキャメロンの辞任。国民投票による政治を行うなら、英国の人々はキャメロンに責任を持ってEU離脱プロセスを実行するように求める権利があると思う。
posted at 04:59:36

カタルーニャの独立も同じで、一定の政治的枠組みに残留するとか離脱するとかいう判断には客観的な正解なんてないし、その結果の評価も短期的に見るか 長期的に見るか、あるいは判断する人の価値観で変わってくる。直接影響を受ける重要な問題の決断に市民が参加できるのは良いことだと思うけど。
posted at 05:19:44

ギリシャの国民投票の場合もツィプラスがトロイカとの合意に署名したことが民主主義のあり方を変えようとしていたSyrizaの分裂を招いた→ramonbook.wordpress.com/2015/08/10/%e3… 国民投票の結果を尊重して交渉に失敗した時点で辞任か解散総選挙なら分裂は免れたかもしれないのが残念。
posted at 06:11:20

EUとの交渉で何の譲歩も引き出せなかったツィプラスと大幅な譲歩を引き出して意気揚々と国に戻ったキャメロン。ギリシャと英国のケースから加盟国の目にはEUとの交渉には自らEU離脱のカードを切ることが必要なことが明らかになったので、次に国民投票をする可能性が最も大きいのがポルトガル。
posted at 06:25:06

 

2016年7月6日

@midoriSW19 英国のEU離脱を巡る国民投票に関して、南欧の左派には「擁護不可能なものを擁護しなればならなかった」としてコービンには同情的な論調が多いですね。反緊縮を訴える左派の立場から、EUを擁護して残留に投票するように説得するスピーチをするのは不可能と言われてます。
posted at 20:19:49

人々のEUへの執着が強い南欧の新左派がEU離脱やユーロ離脱を掲げないのは、単に票が取れないから。欧州の極右勢力が人々のEUに対する不満を票に繋げて勢力拡大に利用してきたのとは対象的で、SyrizaやPodemosはEUとユーロ離脱に触れない姿勢をポピュリズムと批判されてきた。
posted at 20:28:37

EUがすでに緊縮財政の適用を法制化しているのが大きな問題で、ポルトガル政府が反緊縮の実践として組んだ予算のケースのような反緊縮財政は制裁の対象になっている。EUのルールを変えない限り、反緊縮を実現するにはEUからの離脱が必要になる。twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:42:23

ギリシャの国民投票の時にユーロ離脱をめぐってバロファキスが辞任したけど、南欧の左派の中でも以前から反緊縮の実現におけるEUとユーロ離脱の必要性が議論されてきた。でも、有権者の大半にとっては受け入れがたい厳しい現実なので、新左派は指摘できないままでいる。人気投票的な選挙の問題点。
posted at 20:57:56

EUの中で反緊縮財政が実現できない原因が、緊縮を法制化した欧州安定メカニズムの存在。「調印した国々は社会コスト、給与、年金の削減を永久に義務付けられることになるだろう。さらには、加盟国の予算政策に対してもEUの権限が優先される」→ramonbook.wordpress.com/2012/05/03/sal…
posted at 21:44:54

「反緊縮の実現のためにEUから離脱する」という主張が現状では理にかなっているのが極右政党の台頭の理由でもある。英国の国民投票の結果を見ると「EUを批判しながらEUを変革を主張する」という手法は有権者の大部分がEU残留を望んでいるという状況でのみ可能。欧州プランBの見通しは厳しい。
posted at 21:50:43

今のEUの危機は極右勢力が招いたわけではない。EUが課す緊縮政策に対する市民の不満を既存政党が無視していた状況を極右勢力が利用し、解決策としてEU離脱を提案するポピュリズムによって排外主義的主張を広めてきた結果、排外主義が蔓延してEUが内部から壊れ始めたというのがこれまでの経緯。
posted at 22:02:13

 

2016年7月12日

EUはスペイン・ポルトガルへ制裁に動いていて、20日以内に予算を補正しないとスペインの場合で最大20億ユーロの罰金が科される。www.eldiario.es/_1ffa4a17 ←お金がないから赤字予算となる国に罰金支払いを命じてさらに財政を厳しくするという理解不能なEUの決まり。
posted at 21:02:45

さらに驚くのが、欧州安定メカニズムが定めている「財政赤字をGDPの3%以下にする」の「3%」という数字には経済学的な後ろ盾がなく、単に恣意的に決めた数値に過ぎないということ。EUの経済政策は経済理論そっちのけで、盲目的な緊縮信仰に基づいてるから、何をやってもうまくいかない。。。
posted at 21:18:01

なぜかEUは自ら進んでユーロ圏に問題を増やしてる。危ないと言われていたイタリアの銀行が英国EU離脱のあおりで公的資金の投入が必要な状態になったタイミングで、わざわざポルトガルとスペインに問題を広げる必要はないと思うんだけど。 economia.elpais.com/economia/2016/… v
posted at 21:28:05

ユーロは一本の鎖のようなもので、一国が抜けると通貨全体の信用が落ちてユーロが崩壊に向かうと言われていたから、南欧の左派は連帯感や責任感からユーロ離脱のカードを切らなかった。だから、ギリシャの国民投票の時にドイツがGrexitを言い出したのはSyrizaにとって全くの想定外だった。
posted at 21:36:36

予算補正も何も、今のスペインには議会も政権もない。この時点でEUがゴリ押ししてくるのは民主主義的な正当性はどうでもいいから。ちなみに国内の事情を優先できない外交問題はEUに丸投げなので、半年以上暫定政権が続いても特に問題がない。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 22:00:24

 

2016年7月26日

先日イタリア人と話して思ったけど、ベルルスコーニ政権が反グローバリゼーション運動を徹底的に弾圧したことが、今のイタリアの左派の状況に大きな影響を与え続けてる。2001年7月ジェノバG8抗議運動では警察の発砲でイタリア人が死亡した。www.diagonalperiodico.net/libertades/310…
posted at 21:26:12

2001年7月ジェノバG8でのカルロ・ジュリアーニの死の責任をイタリア警察が負わなくてもいいように、リスボン協定でEUは警察官が自衛の目的であれば市民を殺害しても罪に問われないことになった。だから、EUでは死刑が廃止されているのに、フランス警察がテロリストをその場で射殺できる。
posted at 21:31:22

イタリア警察はジェノバG8のメディアセンターを夜間に襲撃して60人以上の負傷者を出している。暴力行為が準備されていたため警察が介入したという政府の見解を国内メディアが反復して、反グロ運動に暴力的なイメージを植え付けることに成功した。 youtu.be/hZm0YFNEgdU
posted at 21:49:57

ラモネへのインタビューでイグレシアスが「なぜかPodemosを語る時に反グロとの関連を指摘する人が少ない」と言ってたけど、欧州に反グロ運動がなければ、SyrizaのツィプラスやPodemosのイグレシアスという政治家は生まれていない。youtu.be/xu8tStlcVek
posted at 22:00:52

「現在の反資本主義運動の拡大を止めることはできない。銃弾にも私たちを止められない」と記者会見でジェノバG8でのイタリア警察の暴力を告発する若き日のイグレシアスの映像。彼の原点はここで、TVに出る大学教授が政治家に転身したのではない。www.eldiario.es/_202504cc
posted at 22:14:43

ギリシャのSyriza、スペインのPodemos、ポルトガルの左派ブロックと南欧の新しい左派政党のルーツをたどると、みんな反グローバリゼーション運動に辿りつく。この層がマスメディアを握るベルルスコーニ政権に徹底的に弾圧されてしまったイタリアで新しい左派政党が出てこないのも納得。
posted at 22:20:49

イタリアの左派の多くは制度上の政治に見切りをつけて、政党政治を離れた枠組みで動いているから、メディアにもほとんど取り上げられることがないらしい。北は右の独壇場なので、南と中央部でスクワット(占拠)や自主運営のアナキスト的な手法を核に据えた住民自治主義で活動しているという話だった。
posted at 22:30:28

イタリアの左派についてツイートしてたら、南部の人口7000人ほどの村ジョイオーザ・イオーニカが難民向けの地域通貨の発行を開始というカタルーニャのメディアの記事を目にした。10ユーロはゲバラ、20ユーロはチャベス、50ユーロはマルクス。www.vilaweb.cat/noticies/un-po…
posted at 23:42:48

@poranky そのようですね。ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガルといった南欧は、政治の舞台に出てこないアナキスト勢力が地域社会の中でかなりの影響力を持っているので、政党中心に政治を語るマスメディアに出ないところで、変革が進んでいる可能性もありそうです。
posted at 23:59:06

 

2016年7月27日

カタルーニャ州議会が違憲判決に市民的不服従によって抵抗し、独立プロセスを一方的(スペイン中央政府を無視して)に行うことを可決した。下からの市民が中心となってプロセスを進め、国家設立を担う新議会の創設、国民投票による憲法承認で終わる。 www.mon.cat/cat/notices/20…
posted at 21:13:28

人種・民族的なカタルーニャ人というカテゴリーが存在しないカタルーニャの独立主義という思想は、スペイン全体の変革の試みであった第一共和政の失敗がきっかけで生まれた。だから、民族主義の高まりに応じてではなくて、スペイン全体の変革が不可能であると考える人が増えることで盛り上がる。
posted at 21:23:09

カタルーニャの独立というのは社会変革を実現するための選択肢の一つ。元ウルグアイ大統領ムヒカのツパマロス時代の同志だったアナ・スラが、現在は独立主義政党ERCを代表する国会議員の一人なんてことが起こるのもそのため。 www.elconfidencial.com/espana/catalun… #Cataluña
posted at 21:32:26

ここ二回のスペイン総選挙でPP国民党が第1党の座が揺らがなかったこと、投票実施を約束したPodemosが伸び悩んだことで、スペイン全体の変革は不可能と考える人が増加。最新の調査結果では独立支持47,7%に対して反対42,4% →ara.cat/_60714e15?s=t
posted at 21:41:43

カタルーニャの決定を受けてPP国民党のラホイは早速、弁護士を集めて法的措置を検討し始めた。 www.publico.es/politica/rajoy… あなたたちのルールに従いたくないから、別のルールで動く社会を作るために独立するって言っている人たちに、自分のルールを押し付けても逆効果。
posted at 21:53:08

カタルーニャの独立プロセスでは主役が市民で政治家は脇役というのを象徴しているのがフォルカデイ。ナショナルデイの独立支持派大動員の原動力だった市民組織の代表から州議会議員になり、現在は議長として独立プロセスに関する議論を仕切っている。www.parlament.cat/web/presidenta…
posted at 22:04:17

反フランコ運動を代表する歌手リャックもカタルーニャの独立を望む市民の一人として議会に入った。職業政治家だけに任せておいたら、密室の話し合いで勝手に中央政府と手打ちする可能性があるので、市民が直接参加して進めてきたのが独立プロセス。youtu.be/ps1BbS5Pmf0
posted at 22:14:55

 

2016年7月28日

独立とともにカタルーニャとスペイン中央が真っ向から対立しているのが移民収容所の問題。安全上の問題があるとしてバルセロナ市が閉鎖を命令を出したものの、内務省が強引に再開したので、州政府、州議会、政党、市民団体も支援に回り閉鎖を求めてる。shr.gs/yb3fE8W
posted at 18:51:05

合法的な入国のために入国ビザが要求される状況では、不法移民と難民はひと続き。難民問題に関心を持つ方は入管の問題にも注目してください→仮放免者の会(PRAJ): 被収容者36名が連名要求書(東京入管に)――長期収容回避、処遇改善など praj-praj.blogspot.com/2016/07/blog-p…
posted at 18:58:10

難民を支援すると言いながら不法移民を厳しく取り締まることは大きな矛盾を抱える姿勢なので、現実には両立させることは不可能。そのため、バルセロナに続いて、マドリッド、バレンシア、カナリア諸島でも移民収容所の閉鎖を求める動きが広がっている。www.elperiodico.com/es/noticias/so…
posted at 19:10:39

EUの例が示しているけど、難民問題の解消に協力するには受け入れを宣言するだけでは実質的な効果はない。保護を求める人たちが「安心して行かれる」と思えるようなシステムを作って、自主的に来てもらうようにするのが一番いい。そのためにも移民収容所が閉鎖が必要というのがスペインの人々の判断。
posted at 19:18:49

ユーロ問題に続いて、移民問題でもギリギリまで動かないEUの対応の遅さが状況を深刻化させた。2001年人権裁判所がギリシャの難民の受け入れ能力に問題があると判断した時点で何らかの措置を講じていれば、シリア内戦による難民の急増にも今より冷静な対応ができていただろうと思うととても残念。
posted at 19:41:27

先日「難民危機」に関するEUの説明会に行ったのだけど、今のところ「移動の自由を保証するシェンゲン圏を守るための国境管理の強化」という路線以外の対策を取る予定はないらしい。移民を送り出す側の問題でもあるから、外交の問題でもあり、近隣諸国の協力なしには解決できないと言っていた。
posted at 19:51:12

昨年の夏にマスメディアを賑わした「地中海の危機はシリア難民の危機」という論調は基本的にドイツ政府の見解だった。「地中海の危機は人間の自由な移動を保証するシェンゲン圏の問題であり、移民政策の問題である」というのがEUの見解だから、国境管理の強化、欧州の要塞化という流れになる。
posted at 20:06:28

ユルゲン・ハーバーマスが「ドイツのメディアはメルケル政権のスポークスマンのようになっている」と批判していたけど、昨年の夏の地中海の危機報道では、ドイツ政府の主張を支えるような方向性で報道するメディアがあまりにも多くてびっくりした。bit.ly/2aMoJCT
posted at 20:14:54

欧州を目指す移民には中東→ギリシャ、アフリカ→イタリアと大きく分けて二つの流れがあって、国籍も様々。シリア内戦や中東の不安定化だけが原因でないのは、統計を見れば明らか。地中海で命を落とす人の数は、リビア・イタリア間が一番多い。 twitter.com/maydeuO/status…
posted at 20:31:39

@macomocom 内戦経験国で、みんな一家族くらい亡命して苦労した人が親族にいることが大きいかも。私が難民問題に大きな関心を持ってるのも、うちの夫の親族にもフランスに亡命している人ことも影響していると思う。自分が移民の立場にいることもあるけど。
posted at 20:38:29

庇護権に関する勉強会で聞いたのは、亡命する権利は民主主義を支える重要な柱であること。生存の権利を保障するものであり、基本的な権利を得ることを可能にする権利でもある亡命の権利なしに、民主主義は存在しえない。だから、亡命する権利を守ることが民主主義を守ることになるという説明だった。
posted at 20:50:06

 

2016年8月4日

新宿カフェ・ラバンデリアでは明日8月5日19時から小倉利丸さんと平井玄さんによるギリシャに関する映画上映&トークがあります。www.labornetjp.org/EventItem/1469… 小倉さんが字幕を付けた「奴隷のように生きるのはやめる!」はとても面白いドキュメンタリー。興味のある方は是非!
posted at 19:32:55

2010年のギリシャ救済、IMFは債務軽減求めず=報告書 reut.rs/2aBBWlF ←ギリシャの人々が苦しむ経済危機は人為的に引き起こされた人災だから犠牲者だけでなく責任者もいる。トロイカ(IMF、欧州中央銀行、独中心の欧州委員会)対する責任追及が必要。
posted at 19:42:39

トロイカが「救援」の名の下にギリシャ、ポルトガル、アイルランド、キプロスで行ってきた巨大ビジネスを暴いた『The Trail of the Troika』。トロイカとは、南欧の経済危機に乗じてでっち上げた確実に儲けが出る仕組み。youtu.be/BLB3uu1IXM0
posted at 19:51:19

トロイカがギリシャに対して行ったのと同じことをEUが加盟国に行うための仕組みが欧州安定メカニズム。赤字予算の国は他にもあるのに、今年初めてスペインとポルトガルに制裁を発動したのはSyrizaと同様に左派政権に揺さぶりをかけるため。elpais.com/elpais/2016/07…
posted at 20:07:52

とりあえずポルトガルとスペインへの制裁金はゼロとなったけど、制裁プロセスが発動されたから、いつでも基金からの拠出を止めるという形で揺さぶって緊縮を押し付けられる。ギリシャを「融資」で脅したように「拠出金」で脅すことができるわけ。 www.publico.pt/n1739535
posted at 20:14:54

赤字予算への制裁は単に脅しのツールなので、本当はやってもやらなくてもどうでもいい。だから、EUは5月中に結論を出すはずだったのに、スペイン総選挙に影響を与えない(ラホイのPP国民党に不利にならない)ように決定を選挙後の7月に延期した。shr.gs/CtC2vmH
posted at 20:31:13

ところが、スペインの選挙で何も決まらなかったので、「私たちにはEUとの交渉力がある」とPP国民党が主張できるように、今回ポルトガルとスペインへの制裁金はゼロとなった。この後でPodemosなどが関わる政権がスペインに誕生して反緊縮を進めたら「拠出金」を使って揺さぶりをかけてくる。
posted at 20:39:01

制裁金ゼロの決定でスペインとポルトガルへの制裁可能性が消えたわけではないから、スペインはなんとか政権を作って10月15日までに予算提出できないと、罰金50億ユーロの支払いと拠出金11億ユーロの凍結という処分を受ける可能性があるわけ。www.elmundo.es/espana/2016/08…
posted at 20:55:06

スペインが政権を樹立できなくなったのは、PPとPSOEの政権を陰で支えたカタルーニャの民族主義政党が独立派になったのが原因なので、6月再選挙したけど状況は前回12月の選挙から何も変わっていない。政権樹立のオプションはこの3つだけ。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 21:04:54

カタルーニャで独立機運が高まるたびにスペインは政権運営が不可能になった。いつも保守がクーデタ(プリモ・デ・リベラ、フランコ、1981年の未遂)で乗り切ってきたものの、さすがにEU内でクーデタは不可能なのでPPには打つ手がない状況。youtu.be/wkT4JwDL2wo
posted at 21:15:23

スペイン中央の権力が空白になっているので、バスクに続いてガリシアも州議会選挙の前倒しを決めて、両州で9月25日に選挙が行われる。カタルーニャのような独立の動きはないけど、政治権力の再編成は加速化。スペインがものすごい勢いで動いてる。www.publico.es/politica/feijo…
posted at 21:37:38

@Onboro_chafuu 元植民地国家スペインの保守はナショナリストではなく国際派で、国外からの支援なしにはクーデタができないから困ってるのです。フランコのクーデタから内戦勝利という流れも、イタリアのファシスト政権とドイツのナチス政権からの支援がなければ成立しなかった。
posted at 23:31:35

 

2016年8月6日

ギリシャでは2004年のアテネオリンピック用に建設された施設がいくつも難民キャンプになっている。これはUNCHRの支援で政府が運営する元野球場のキャンプからの現地レポート。夏は暑さと蚊、冬は寒さでとても人間が住める環境ではないという。youtu.be/6qa5jEXaGno
posted at 20:24:47

難民はその国の社会サービスのシステムに組み込まれるので、自国民向けの公的医療や教育のシステムが崩壊しているギリシャは難民にとって安住の地にはなりえない。メルケル政権は難民支援を訴えるなら、まずギリシャ政府が社会保障関連の支出を増やすのを禁じているメモランダムの破棄を提案すべき。
posted at 20:31:31

メモランダムを巡るギリシャの国民投票はSyrizaのアイデアではなく、2011年11月に成立した社会党政権のもの。元欧州中央銀行副総裁のパパデモスは自国が嵌められつつある状況をよく理解していたから、国民投票でかわそうとして潰された。democracynow.jp/video/20111103-2
posted at 20:46:16

ギリシャは難民の流入の前からとっくに人道的危機にあった。昨年の3月成立したばかりのツィプラス政権は人道的危機に対する措置を取ろうとしてEUと対立。いつの間にか「人道的危機」は難民問題を指す言葉になって、ギリシャの苦境は忘れさられた。internacional.elpais.com/internacional/…
posted at 20:54:35

経済危機以降のギリシャの人々を扱った「奴隷のように生きるのはやめる!」はYoutubeで全編視聴できます。スペインのアナキズム革命もそうだけど、国家が機能不全に陥ると人々はアナキズムの実践を始めるのは、自力で生き残るための手法だから。youtu.be/pJbw46GnddY
posted at 21:24:02

 

2016年8月12日

7月28日ギリシャの難民キャンプで数日前から体調不良を訴えていた28歳のシリア人女性が死亡。救急車の到着までに1時間15分が経過し、手当が間に合わなかったそう。赤十字の医療グループが帰宅する夕方5時以降キャンプは医師が不在になる。ara.cat/_61318bb3?s=t
posted at 20:44:08

ギリシャのツィプラス政権は来年度約2万人の公務員を新たに雇用することで、緊縮財政によって崩壊した福祉システム、特に公的な医療と教育システムを立て直そうとしている。ところが、このプランも国外の債権者からの反対があれば挫折することに。 www.ekathimerini.com/211056
posted at 21:00:02

世界で最低レベルの日本の難民政策を改善するには、不法就労の状況に置かれている難民の難民認定を進めることから始めるのがベストだから、日本で難民問題に関心を持つ人は「不法移民に厳しく、難民に支援を!」というEUの主張に同意してはダメ。 twitter.com/Reuters_co_jp/…
posted at 21:11:44

日本で「不法就労者」と呼ばれる人たちのことを、欧州では「不法移民」と呼んでいる。どちらも存在自体が非合法とされるので、労働者としての権利はもちろんのこと基本的人権の適用からも除外されるために、最も過酷な搾取の犠牲者となる。「不法」というカテゴリーが現代の奴隷制を支える重要な柱。
posted at 21:28:12

BBCニュース – なぜ日本は難民をほとんど受け入れないのか www.bbc.com/japanese/video… 日本は1981年、難民の地位に関する条約、いわゆるジュネーブ協定に自らの意思で加盟したのに、一向に難民認定を進めないのは外から見ると不思議に見えるからこういう問いが出る。
posted at 22:21:22

難民の地位に関する条約は加盟国が自ら、難民を受け入れる義務を果たすことを約束する条約。EU諸国はこの条約に加盟して自ら義務を引き受けているから、決して「難民を受け入れない」と言えないので、メルケルも「難民を受け入れる」と言い続けてる。www.unhcr.or.jp/html/treaty_19…
posted at 22:28:37

 

2016年8月25日

【ブログ更新】ベルタ・カサレス、政治的犯罪ーイグナシオ・ラモネ ramonbook.wordpress.com/2016/08/25/ber… 彼女はベルタという名前だった。ベルタ・カサレス。去る3月4日に43歳の誕生日を迎えようとしていた。その前夜に殺害された。ホンジュラスにおいて。環境活動家であったために…
posted at 20:14:13

2000年代のラテンアメリカの変革を支えたのが、この記事に出てくる「先住民族の権利に関する国際連合宣言」。ラテンアメリカの先住民たちは「支配者だった欧米の価値観」として人権の概念を拒否するのではなく、自分たちの権利を守る武器にした。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:19:41

ラテンアメリカの変革については、メディアの注目はカリスマ的な人気を持つリーダーに集中していたけど、大きなな地殻変動が可能になった理由の一つは人権の概念が普及したこと。社会マイノリティの先住民や女性が自分たちの戦いに「人権の概念」取り入れたことが非常に大きな影響を与えている。
posted at 20:25:02

「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に反対したのはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、米国。賛成した日本は国連から沖縄の人々を先住民族と認めるよう勧告されているけど、米軍基地問題に大きな影響を与えることになるから拒否してる。www.huffingtonpost.jp/2016/04/27/uni…
posted at 20:31:14

2009年のホンジュラスのクーデタのバックに米国のオバマ政権がいたのは公然の秘密で、暗殺前にカセレスはクーデタを支援したと当時国務長官だったヒラリー・クリントンを名指しで非難していた。democracynow.jp/dailynews/2016… www.democracynow.org/2016/3/11/befo…
posted at 20:39:48

ウンベルト・エーコは、党内の予備選で選ばれた候補者二人に投票する米国の大統領選は、三人の候補者から党の話し合いで総書記が選ばれたソ連のシステムと大して変わらないと批判していた。今回のヒラリーとトランプの二択ってあまりにもひどい。elpais.com/diario/2010/04…
posted at 20:54:30

 

2016年8月26日

2009年ホンジュラスのクーデタとともに、米国オバマ政権の関与が明白なのが2012年に起こったパラグアイのクーデタだった。現在のブラジルの状況はこれに似てる→パラグアイのルゴ大統領、弾劾で罷免 「議会によるクーデター」との非難も www.afpbb.com/articles/-/288…
posted at 20:56:37

弾劾手続き中のディルマに代わって現在ブラジルの大統領代行テメルは米国の諜報機関と軍への情報提供者だったことをWikileaksがリーク→www.20minutos.es/noticia/274767…  ウルグアイ大統領などがブラジルで起こっているのはクーデタと批判しているのはこういう背景から。
posted at 21:05:24

ホンジュラス環境活動家カサレスの殺害について詳しい記事。ブラジルで起こっていることを考える時に、この記事で触れられているアマゾンの開発利権は重要→[今世界で「開発」をめぐって起きていること:人びとから奪われる土地・資源・暮らし・命] afriqclass.exblog.jp/22589869/
posted at 21:12:19

資金不足でリオ五輪開催危機!のニュースが世界を駆け巡った直後に、ブラジル大統領ディルマ・ルセフの職務停止。代行に就任したテメルの重要な任務は市民の反対を押し切って五輪に公費をつぎ込むことだった→「影響なし」を強調=五輪準備でリオ市長らwww.jiji.com/jc/article?k=2…
posted at 21:26:16

1992年のバルセロナ五輪への反対運動が、現在のスペインで進行中の変革勢力につながる反グロ運動の基盤となって、2004年のアテネ五輪への反対運動がギリシャにSyriza誕生への布石になった。ブラジルでもこの後で、ルラのPT労働者党に変わる新しい左派の潮流が生まれるかもしれない。
posted at 21:33:38

サパテロ政権がイラク撤退を実行してブッシュ政権の怒りを買って以来スペインと米国は冷え込んでいたけど、サパテロがオバマを訪問してPSOEと民主党のつながりが復活して、今年の春からともにベネズエラ情勢に介入している。旧宗主国が旧植民地に持つ利権は途方もなく大きく、まだまだ諦めてない。
posted at 21:41:32

一方、PP国民党は右派の期待の星だったアルゼンチンのマクリが全然ダメなので、元首相アスナールが新たな戦略を練るために奔走してる。5月にマイアミで開催した会議の参加者は米州機構議長アマルゴ、ベネズエラのマチャド、コロンビアのウリベなど。www.eldiario.es/_1eb48ad2
posted at 21:53:09

↓ 右派による右派のためのマイアミ・サミットを主催したコンコルディア財団というのが興味深くて、代表のスイフィトは米の大物政治家マケインと繋がってる。この財団を通じて米国の共和党とスペインのPP国民党ががっちり手を組んでるというわけ。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 22:02:41

PP国民党の党首としてスペインで右派勢力のモデルチェンジに成功したアスナールが出てくるとロクなことがないのだけど、最近動きが活発で6月にはロシア大統領プーチンを私的に訪問してる。政権がない間もスペインの政情は水面下で大きく動いてる。 www.elmundo.es/internacional/…
posted at 22:10:30

典型的なスペインの右派政治家とされるアスナールを見ると、右派政治家というのは権力にしか興味がないのがわかる。君主制やナショナリズムも利用するだけで、国王を崇めているわけでも、ナショナリストなわけでもない。権力のためならなんでもするから、信念がある左派が政治的な権力争いに勝てない。
posted at 22:29:41

 

2016年8月27日

@beardladies 確かに。基本的に社会のシステムは、大多数が権力に疑いを持つことを防ぐために機能しているから、変革実現の第一歩は人々の価値観を変えること。だから、どんなテーマを扱う時でも、スペインの左派は権力の問題を提起して、既存の価値観に異議を唱えるところから始めます。
posted at 19:34:39

今年はスペイン革命から80周年ということで、9月に東京で関連イベントが開催されます。【スペイン革命と現在】9/3(土)13時〜東京古書会館にて第1部:川成洋氏の講演と映像 9/10(土)18時〜四谷地域センターで第2部:上映会 spain80.sanpal.co.jp/index.html
posted at 19:52:01

【スペイン革命と現在】第1部(9/3土13時〜東京古書会館)では以前にブログで紹介した内戦下のアナキズム革命のドキュメンタリー「集産経済ー欧州最後の革命」を日本語字幕付で上映します。ramonbook.wordpress.com/2015/10/29/eco… youtu.be/9iU27yED-6U
posted at 20:00:50

1936~2016 スペイン革命と現在《前夜祭》は9/2(金)19時半〜ラバンデリア。[第一部]1936年のスペイン革命、その時日本は…[第二部]投げ銭ライブ!! ボーチョ・ポポーラ cafelavanderia.blogspot.com.es/2016/08/921930… pic.twitter.com/DTh6hU8AOr
posted at 20:11:12

パリ解放の先頭に立った外国人部隊スペイン人第9中隊のメンバーの多くは、パリ解放がスペイン解放につながると信じて戦ったCNT組合員だった。パリ解放を祝って労働者の連帯と相互扶助を象徴するCNT式挨拶(両手を握る)をするスペイン人兵士。 twitter.com/MObrera/status…
posted at 20:30:38

@m_m1941 日本語字幕版プロジェクトはあるのですけど、こっちでやってるので、実物を見るまでは本当にできるかわからないという状況です。確実になったら、ツイッターでおしらせします。
posted at 22:25:33

TIKEN JAH FAKOLYとYANISS ODUA が同じ日に出たので、1日だけだったけどRototom Sunsplashに行ってきた。企業広告の洪水がなくて、ライブ中にせっせと自撮りする人も少ないフェスは今時貴重だと思う。youtu.be/OFzjs4adgj8
posted at 23:16:58

Yaniss OduaとTiken Jah Fakoly にSafiata Condé が加わった「Madinin’Africa」も名曲。Rototom Sunsplashが面白いのはジャマイカと同じくらいアフリカが核になってるとこ。youtu.be/Fu3_WQ3RfWc
posted at 23:21:08

「自由のためのレゲエ」がテーマだったRototom Sunsplash 2016はTiken Jah Fakolyの「Africa」で終わり、オーガナイザーが来年の2017年はアフリカをテーマにしたフェスになると告知していた。 youtu.be/mRNetQpbzWM
posted at 23:26:34

YANISS ODUAは「フランス人いる?」って聞いた後で「表現の自由」を訴えていた。こういう主張をするのはベルルスコーニ政権でイタリアのミュージシャンではよくあったけど、フランス人向けを見たのは初めて。時代の変化を感じた。youtu.be/T3EIayQnE3M
posted at 23:42:22

Max Romeoもすごく良かった。Rototom Sunsplashは1994年にイタリアで生まれ、ベルルスコーニ政権に追い出されて2010年からバレンシア開催。反グロのオルター思想がバックにあるからPP国民党が嫌がらせを始めてる。youtu.be/5i9Rq3TTxgk
posted at 23:54:50

 

2016年8月28日

Tiken Jah Fakolyを見るために2011年に初めてRototomに行ったんだけど、特に社会フォーラムで行われる講演の内容が反グルーバリゼーション運動の空気をそのまま現在まで伝えていて、すごい衝撃的だった。 youtu.be/EbGL5MT35Ow
posted at 00:04:56

興味深いことに、南欧では1968年五月革命の影響を受けたヒッピー世代とパンクの影響を受けたスクワットの世代が融合して、レゲエのと相性のいいカウンターカルチャーの流れが生まれて現在まで脈々と続いてる。気候が暑いせいもあると思うけど。youtu.be/gEHG8HffPug
posted at 00:14:26

パンク第一世代Joni Dが、1984年にバルセロナで第1号のスクワットをした時のことを証言してる。警察の介入が始まるやいなや、どこからともなくやってきたヒッピー崩れの親父たちが一緒に警察に立ち向かってくれて、びっくりしたそう。 www.elcritic.cat/entrevistes/jo…
posted at 00:26:39

スペイン経済が好調と言えるなんて、さすがネオリベ誌。スペインは若者が仕事を見つけるのが最も難しい国で、仕事のある若者が貧困に陥るリスクが最も高い国であるというILOの報告が出たばかり→www.eldiario.es/_20e54035 twitter.com/WSJJapan/statu…
posted at 03:59:33