ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイートをサルベージ――2022年5月

ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイをサルベージ。
理由というか事情はこちら→https://kyotofan.info/politics_society/20120925-30/
Twiiter社の新API仕様変更
・・・平たく言うなら
イーロン・マスクの傍若無人な我儘

・・・つーかさぁ、ナニコレ

ふざけんなよ!イーロン・マスク (-_-💢)

 

2022年5月1日

今回のテーマは1915年4月、第一次世界大戦に反対する全ての人々向けて呼びかけられたアナキスト主催の平和国際大会。その目的は①欧州の戦争を終結させる最速の方法②人道に対する罪を避けるために取るべき新たな方向性③全般的な常設軍の武装解除について議論することだった。cira-japana.net/pr/?p=995
posted at 18:51:55

導入で徴兵制の問題を扱ったのは「戦争反対を叫ぶのではなく、戦争を不可能にしなければならない」というサオルニルの言葉が象徴するようにアナキストにとって問題は戦争というより、軍国主義と軍隊だったから。国家が国民に課す徴兵義務と徴兵制度は労働者階級を支配下に置くのに最適のツールだった。
posted at 18:58:28

社会党がほぼ消滅したフランスが象徴的だけど現在の欧州に左派政党がいない根本的な原因は、アナキストを除いて19世紀のインターに始まる左派(社会党系と社民党系)が反戦/反軍/反植民地を貫けなかったこと。国家ナショナリズムと軍国主義を否定できないと右派に全て持って行かれるという良い事例。
posted at 19:08:30

「クロポトキンの思想」という取り上げ方が好ましくないと思うのもクロポトキンの思想では軍国主義ファシズムに抵抗できないから。クロポトキンが反戦を貫けなかった理由はその思想にあるわけで同時にその問題点も指摘する必要がある。この点はフランスのアナキズムの影響が大きい石川三四郎も同じ。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:20:59

最初『現代思想』の寄稿でも反軍国主義を扱おうとしていたんだけど、文字数が圧倒的に足りなかったので途中で断念した。その名残が訳したクララムンのテキストの一つで「家父長制家族が小さい軍隊として形成されることでピラミッド型社会が維持される」という軍隊批判と家父長制批判が交差する内容。
posted at 19:26:55

 

2022年5月14日

女性差別をなんとかしろという外圧に対して、女性という被差別属性を不可視化して女性差別が存在しないことにしてしようと言う発想がすごい。さすがは家父長制ロビー団体の自民党。まずは生殖の責任を女性にだけ押し付ける合計特殊出生率を廃止して出生数の調査もやめたら少子化問題も一気に解消だね🥳 twitter.com/asahicom/statu…
posted at 10:00:00

マスクが心配してるのは日本という国ではなくて日本という市場の心配だから日経が取り上げる。資本主義においては人口の減少=市場の縮小なので、マスクみたいな資本家が出生率低下を嘆くのは「資本家が分け合うパイが小さくなると僕は悲しい」というだけの話で、そりゃそうだろうという感想しかない。 twitter.com/nikkei/status/…
posted at 10:10:00

出産したくない女性は一定数いるから女性の人権を尊重したら少産化社会になるのは当然の流れ。だいたいイーロン・マスクはうなるほどお金を持っているんだから、その辺の自民党政治家にでも言えるようなことを反復していないで、女性の身体の搾取に依存しないで市場を維持するモデルでも考えたらいい。 twitter.com/nhk_news/statu…
posted at 10:20:00

感染症に戦争で死者が増えて世界中で女性に「主体的な産む選択」をさせようと「自己実現としての出産」イデオロギーが強化されてる。そもそも「女性は子どもを欲しがるのが自然なこと」だったらほっとけば生むんだから、国家や宗教が中絶や避妊を禁止する必要ないのに介入してくるのはそういうこと。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:30:00

古今東西「本人のため」と言って女に産ませてきたのが出生主義社会。黙っていると子どもが欲しいことにされるので、子どもが欲しくない女性は積極的に発言して自らを可視化しないと存在しないことにされてしまう。日本が歴史上最も「出産しない女」が多い社会になってる今こそ、声上げていきましょう✊ twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:40:00

20世紀初頭の女性が母親と同一視されていたスペインで、サオルニルが提起したのが「女性の自己実現に出産は必要か?」という問題。「アナキストにとっては女性であることが母であることに優先する。アナキストにとって個人があらゆるものに優先するからだ」と、女性の自己実現に出産は不要と主張した。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:50:00

「自己実現としての出産」が強化されているからスペインでもサオルニルの再評価が進んでるのだろう。「女性の自己実現に出産は必要か?」と問いを立てて「アナキストにとっては女性であることが母であることに優先する。個人がすべてに優先するから」と「女性の自己実現に出産は必須ではない」とした。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:54:27

出生主義社会では生殖を支えるものとして性欲が肯定される。サオルニルの思想のラディカルさは<母性>に疑問を投げかけることで「生殖からの解放」と同時に「性欲からの解放」にも踏み込んだことで、非常に厳しいアナキストの<フリーラブ>批判を残している。何度読んでも面白いのでメモっておく。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:00:03

ところで、性解放をより一層広めるための諸々のキャンペーンは、嘆かわしいことであるが、必ずしも若い男性同志たちに十分に理解されていなかった。多くの場合、こうしたキャンペーンによって、それまで社会問題を多少なりとも無視していた多数の男女の若者たちが、私たちの機関に引きつけられたが、
posted at 11:03:09

それも、ただ男女の愛の経験に好都合な場所をそこに見出したにすぎず、若い男性たちは、解放という言葉を不節制への誘いと解釈して、傍を通り過ぎる女性を、ただ自らの自然の欲求のための対象としかみなしていない。
posted at 11:05:12

マルティ・イバニェス博士は多くは語らなかったが「性解放問題が、男らしい若者の心のなかで間違って理解されていると、私は考える。彼のやっかいな疑問が、辛い結果を引き起こしたり、生殖と性とを混同させてきた間違いがなくなるやいなや、その問題の解決は難しいものではなくなると思う」と述べた。
posted at 11:09:10

実際に、私たちのアナキズム機関の青年たちの性についての知識は、必ずしも性問題を論じるに十分な資格があるとはいえない人たちが書いたいくつかのパンフレットに基づいたものであるが、その知識はことごとく生理学の基本な認識のみであり、モラルはあいもかわらず根本的には変わっていない。
posted at 11:11:54

彼ら青年たちの間では、男らしさの真の典型がまだ生殖能力のようであるし、彼らの活動を、そこから、どのように倫理的に高めていくことができるのか理解していない。彼らにとって、解放といえば統制の逆のものであり、ただそれだけなのである。この問題はそこに尽きてしまう。
posted at 11:14:37

そして、彼ら若い男性たちは決まって、女性に対して総じて彼らの先祖と同じような考えを持ち続けている。私たちのセンターに、若い女性が躊躇しながらしばしば通ってくるが、私が観察するに、そこでの会話ではまれにしか性解放問題が話題にのぼらないか、単に職業上の問題として取り上げられるか
posted at 11:19:13

のどちらかであった。一人の若い男性にとっては、彼が女性と出会うやいなや性問題に魅了され、愛することの自由が会話の唯一のテーマとなるらしい。そして、私は、こういう男性の姿勢を前にして、女性が二つの反応を示すことを知った。
posted at 11:22:08

一つは、女性がすべての社会的な問題意識を捨て、男性の欲望の玩具として屈服するという暗示に即座に迎合する態度であり、もう一つは優れた問題意識とより高邁な理想を持つ女性が、失望して逃避し、私たちのアナキズム組織からついに身を引くという挫折の態度である。(1935年サンチェス・サオルニル)
posted at 11:27:39

ここに一年後の1936年にサオルニルが「Mujeres Libres」を立ち上げて、女性だけのアナキストの組織の必要性を訴えた理由が明解に述べられてる。女性差別的な社会において女性解放の第一歩に主体性の獲得を掲げたときに必要となったのが、男性に邪魔されずに発言できる女性だけのスペースの確保だった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:37:53

女性差別的な社会で女性は成長の過程で男性に対してわきまえることを教え込まれるから、大抵の女性は男性がいる場所では男性に譲るという行動を取ってしまって主体性を発揮できない。だからこそ、主体性回復のためには譲る相手=男性のいないスペース確保が必要になった。これがMujeres Libresの本質。
posted at 11:47:32

「AIを活用した出会いの機会の創出支援など、積極的な結婚支援策に取り組むべきとしています。提言を受け、岸田総理は「結婚の減少に手を打たなければいけない」との認識を示した」って、この自民党の前のめりな姿勢が結婚も出産も女性本人のためではない何よりの証拠だよな。 news.yahoo.co.jp/articles/2a27e…
posted at 12:48:47

女性が男性の世話係となる前提で運営される家父長制社会は、自分で身の回りのことができない男性を大量に生み出す。民主社会の皮を被って家父長制社会を維持するには多額の社会保障費がかかるわけで、自主的に男性と結婚するように仕向けるために<ロマンチックな愛>を用いるのも女性に実益ないから。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 13:05:21

日本の家父長制を下支えしてるのが女性に対する結婚圧力。「婚活市場」という言葉は結婚システムにおいて女性は売り手ではなくて商品であることを示してる。妻という身分を獲得して社会的承認を得るために、女性は主体的に自分自身を商品化する必要があるわけで、これで自尊心や主体性が育つわけない。
posted at 13:34:08

家父長制は結婚や出産をあたかも果たすべき社会的義務のように扱うけど、男女の役割と義務に極端な偏りがある現状では、女性にとって自主的に選択する合理的な理由がない。自民党は「恋愛/家族愛/絆は素晴らしい!」とか言って誤魔化すのはやめて、女性にどんなメリットがあるのかはっきりと語れよ。
posted at 13:48:37

家父長制で個人的に一番腹立たしいのが搾取の対象である女性が支える構造になっているところ。結婚や出産をしない女性が一人増えるごとに家父長制社会の基礎が少しづつ削られて現時点まで進んできたので、結婚や出産をしたくない女性は自分の存在が次の世代の女性解放につながると自負していこう✊✊✊ twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 14:15:50

この「女性や若者が活躍できる場を共創したい!」を見たとき「女性」と「若者」って並列する属性か?と違和感を抱いたのだけど、結局自民党は「若い女」にしか興味がないという話だったのか。本当にブレない一貫性が素晴らしくって、マジで自民党もろとも家父長制社会を跡形もなく解体したくなるね🥳🥳 twitter.com/jimin_kaikaku/…
posted at 15:57:43

ちなみに自民党が使ってる家父長制の言語で「女性が活躍する社会」とは「俺たちが女性という資源を最大限に活用できる社会」という意味だから、女性に対して「あなたは活躍したいですか?」と意思を確認することはまずない。女性の皆さんはまず「自分は活躍したいのか?」と自問自答した方が良いです。
posted at 16:10:10

これ続きも凄いな。「本意見交換会の参加対象者は女性活躍に向けた趣旨に鑑み、原則18歳以上25歳以下の女性のみとしております」と書いてるけど、反対に「参加が18歳以上25歳以下に限定することが正当化できる女性活躍の趣旨とやらを具体的に教えて欲しい。結局、自分たちが若い女と話したいだけだろ。 twitter.com/jimin_kaikaku/…
posted at 16:44:18

本人たちはなんてことないと思って書いているであろうたった二つのツィートから「若い女性は自分たちの娯楽のツールである」という家父長制の女性蔑視の価値観が余すところなく伝わってくるから、やっぱり年季の入った本物は一味違うな。自民党の存在意義が家父長制の価値観を守ることだとよく分かる。
posted at 17:04:28

そもそも「若い女性は男性の娯楽のツールに過ぎない」という女性蔑視があるから、家父長制社会で「女性の見た目は若い方がいい」とされる。つまり「若く見える女性は軽く扱っていい」という家父長制のルールを最大限まで活用できるように、女性は若い見た目でいることを規範として押し付けられるわけ。
posted at 17:26:20

若く見えることにメリットがあるか疑問を抱いてたから白髪が増え始めた時にそのままにした。スペインは呼びかけがセニョーラ(ご婦人)/セニョリータ(お嬢さん)と変わるので相手にどう見えているかわかる。セニョーラと呼ばれるようになったら失礼な扱いをされることが減り、日本でも同じだった。
posted at 17:36:21

スペイン語はセニョーラ=既婚女性/セニョリータ=未婚女性となってるけど、実際には見かけの印象で使い分けられる。若い見かけは軽く扱ってよい女性の範囲を広げるため男性にはメリットをもたらすかもしれないが、女性には実質的なメリットなしという結論に至ったので、現在もそのままでかなり快適。
posted at 17:42:23

家父長制信者には若い女性しか見えないからか、ワンピースとか着ていても、見ず知らずの中年男性からいきなりタメ口で話しかけられないのが最高に快適🥳 半世紀生きてきて、家父長制社会の「こうするといいよ!」というアドバイスが実質的なメリットにつながったケースって一つも思いつかないかもな😂
posted at 18:01:59

日本社会の規範はおしなべて家父長制の規範で年配の男性に有利で若い女性に不利という構造になっているので、納得いかない女性が反発するのは当然のこと。無理に合わせようとしても消耗するだけなので、自分の軸を作って人生を大いに楽しみましょう!女性が主体性を回復すれば家父長制社会が倒れる🥳🥳
posted at 18:24:51

 

2022年5月15日

@5bGUgg5U4imN4y4 えええ😱お知らせありがとうございます🥰
posted at 17:36:10

なんか、自民党に元ツイート消されっちゃったんですけど😂😂自民党はさ、曲がりなりにも政党を名乗るんだったら自分たちの男尊女卑家父長制イデオロギーに信念持ってツイートしろよ😡😡😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 17:39:47

@dream94418353 本当に自民党最悪過ぎる😇😇このままじゃ次の世代にあまりにも申し訳ないので、とにかく産まない自由を死守して家父長制解体を一歩でも進めるぞ✊✊✊
posted at 19:00:30

 

2022年5月16日

また出た家父長制の「女は若い方がいい」イデオロギー!日本はテレビを中心にマスメディアが家父長制の特有の価値観を大衆的な価値観として押し付けてきた(秋元康が良い例)から発言者はそれが普遍的な価値観だと思っているのだろうけど、時代が変わってすかさず批判されるようになって良かったです🥳 twitter.com/YahooNewsTopic…
posted at 17:48:46

どこからどう見ても女性にとって自民党や維新が主張するような「女は若い方がいい(原則18歳以上25歳以下を「若い女性」と定義しております)」という価値観を受け入れて従う合理的な理由はない。社会の半分を構成する女性が拒絶すれば大衆的な価値観として成立しないので、どんどん声をあげていこう✊
posted at 17:59:09

日本社会が女性にとって生きづらい大きな理由が、家父長制からは社会規範として、新自由主義からは自己実現モデルとして、自分の利益に反する価値観を受け入れて従うことを強いられていること。こうした価値観は決して普遍的なものではないので、納得いかなかったら思う存分に反逆して問題ないです😈😈 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:28:14

 

2022年5月22日

解体には解像度を上げる必要があるのだけど、タリバンはイデオロギーを政策に落とし込んで可視化するから家父長制の考察に最適。家父長制の言語で「反抗的な女性」とは「自分たちの規範に従わない」という意味で、家父長制が一方的な規範と承認の押し付けをベースにした制度ということがよく分かるな。 twitter.com/cnn_co_jp/stat…
posted at 11:00:00

中絶における「配偶者の同意」からは出生主義や子どもの所有権の問題に加えて、家父長制では同意をする主体は常に男性であると想定されていて、実質的に男性から女性に対する承認制度であることが見えてくる。厚生省の見解は「男性配偶者の承認が必要」と読み替えた方が良い。news.yahoo.co.jp/articles/c7af0…
posted at 11:10:00

性的同意が象徴的だけど、家父長制社会で育った女性が「同意」をうまく扱えないのは、同意と承認を混同するように教育されるから。同意は「自分がするもの」なのに、なんとなく「相手から得るもの」と考えるようになる。相手から得るものは承認であって同意ではないという区別をつけるのがとても重要。
posted at 11:20:00

前提として婚姻関係で男女の関係性が対等でないことが共有されているから中絶で「配偶者同意」が問題になるわけで、奇しくも日本社会に「意見が対立した時は男性の意向が尊重される」という家父長制の規範が生きていることを可視化させてる。家父長制の解体は「承認」や「同意」の考察の深化が必要。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:30:00

「ジェンダーギャップ120位の社会」とは「その規範が極めて男性に都合が良く、極めて女性に不都合になっている社会」という意味なのだから、まずは規範と承認制度の解体に手をつけないとどうにもならない。その解決策として「俺たちの考える女性活躍」を持ってくる自民党は全く問題を理解していない。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:40:00

子どもの頃から「自分より力のある者の好意を得るのが望ましい生存戦略である」と教育するあたり、さすが家父長制社会って感じだね。個人の生存は権力者の承認によって保障されるという臣民的な思考の解体なしに民主的な社会は実現できない。共和主義思想が足りていないよな。www.bengo4.com/c_18/n_14368/
posted at 11:50:00

自民党が性的同意年齢の引上げに取り組む気ががないのも、家父長制社会において「女性の同意」とは「男性の意向を受け入れること」でしかないから。同意の仕組みの成立に「相手の意向の受け入れなくてもいい」という前提が不可欠なことをひた隠しにしていて、同意する女性の主体性とかはどうでもいい。
posted at 17:09:54

タリバンが言う「反抗的な女性」という表現をさらに噛み砕くと「男性に都合が良くできている規範に従うことに同意しない女性」という意味になる。この恣意的な規範を権力に変える=権威化するのが承認制度の役割だから、常に懲罰制度(例えば「反抗的な女性」には外出認めず)とセットで用いられる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 17:19:33

承認制度を無効化すれば家父長制が崩れるはずなのだけど、現在は新自由主義が承認欲求を自己実現と結びつける方向で動いている。ピラミッド構造の中で成立する承認制度は民主的な社会と両立しないので、自己実現には承認(=他者の評価)が必要か、承認欲求は満たされるべき欲求かを考えた方がいい。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 17:35:08

アナキストの女性解放運動はテキストを読んでると「家父長制解体!」の解像度がどんどんと上がっていくから好き。最初はスローガンとしか捉えられなかった抽象的な言葉が具体的な理論に裏打ちされてどんどんリアルになっていく。「家父長制を解体する」のイメージをかなり具体的に抱けるようになった。
posted at 18:09:31

昨年から人生後半の目標の一つに「自民党もろとも家父長制を解体する🥳」ことを掲げたので「日本の家父長制とは何か?」「その解体とは何か?」考え続けているんだけど、とりあえずは✊承認制度と母性神話の解体✊を目指すところから始めるのが良いかなと思っててそういう話を『現代思想』に書いた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:26:10

 

2022年5月28日

「結婚すれば生涯、経済的安定が約束されるという価値観で女の子を育てることのリスクについて認識を広める」←あ、ついに自民党が現実を認めた😮😮今の日本の社会制度の中で女性にとって結婚は全人生かけた大博打になっている。リスクが高すぎだから「婚活」とかいって自ら積極的に目指す価値はない。 twitter.com/asahi_kantei/s…
posted at 11:00:00

日本の女性にとっての現実は「結婚すれば生涯において経済的に不安定な状況に陥り貧困に苦しむ可能性が高まることが約束される」というわけ。家父長制社会は「(女性が)結婚すれば生涯(男性の世話をするので、社会保障費が節約できて国家財政の)経済的安定が約束される」という話をすり替えてきた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:10:00

経団連の「若者が結婚しやすい状況を整えるだけでなく、中高年独身者が孤立せずに生活できる条件を整えるといった対策も必要である」という主張からは彼らが言う「少子化問題」が「子ども数が減ること」ではなくて「男性を世話する女性の数が減ること」というのがよくわかる。www.keidanren.or.jp/journal/times/…
posted at 11:20:00

子どもの数が減る「少産化」は世界中で進行中なのに、なぜか日本だけ大騒ぎしているのという状況なのは、家父長制が心配しているのが「少母化」だから。でもって、女は母親になれば人の世話をするのが好きになって喜んで一生世話係を務めると信じてるので、結婚させて出産させようとする。ふざけんな😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:30:00

自民党が言う「少子化によって社会が維持できなくなる」は「少母化によって家父長制社会が維持できなくなる」という話に他ならない。家父長制社会が崩れたら新しい社会モデルが生まれるだけ。現行の社会モデルの存続を願う気持ちは一ミリもないから、大騒ぎされたところで何が問題なのかわからない🥳
posted at 11:40:00

 

2022年5月29日

日本が「ジェンダーギャップ120位の社会」だから「少子化」が問題になっているとも言えるわけで、だとすると少子化対策は「ジェンダーギャップ120位の社会」を維持する方向に働く可能性が高い。「ジェンダーギャップ120位の社会」から脱却するためには「少子化」を問題視しない社会になる必要がある。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 13:00:00

私の「少子化」に対する見方が変わったのは反家父長制フェミニズムの講演(確かフェデリチが出ていた)で「出生数が下がっている日本や韓国の女性は良くやってる」というコメントを聞いた時。家父長制に対して一日だけの「女性ストライキ」よりもずっと効果的に大きなダメージになるという話だった。
posted at 13:15:00

スペイン語圏の反家父長制フェミニズムに衝撃を受けていたので「え、アジアに家父長制との闘いの最前線があるわけ?」とびっくりしたのだけど、自分の目で確かめようと思って日本に戻ってきてみた。で、自民党を中心に日本の家父長制を観察し始めたら、本当にそうで母親不足のために危機に陥っていた🥳
posted at 13:30:00

私の家父長制批判の理論はスペインの軍事独裁体制の分析に負っているのだけど、日本での皆婚社会というのは男性労働者を懐柔するために女性をあてがう政策を取ったフランコ体制の戦略を彷彿させる。家父長制は社会に被支配者階級の男性の娯楽として女性虐待を許容してきた。 www.news-postseven.com/archives/20220…
posted at 13:45:00

欧州のファシズムは第一次世界大戦時に起こった女性の社会進出と権利拡大に対する壮大なバックラッシュで基本的には家父長制の焼き直しにすぎない。日本はこれを真似したわけだから、日本の家父長制を見るときに欧州ファシズム下の家父長制研究は非常に役に立つ。フランコもムッソリーニの亜流だった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 14:00:00

ファシズムは家父長制から種族の保存=国家の存続を女性に丸投げするシステムを引き継いでいるので、ファシズム体制の確立には女性=母親の協力が肝だった。女性に依存しているからこそ、現在のタリバンと一緒で「反抗的な女」を容認することができなかった。「反抗的な女」が増えれば土台が崩れる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 14:15:00

スペイン語圏の家父長制研究を踏まえると、日本で自民党が象徴する家父長制社会を解体するには①「反抗的な女」を増やす②「反抗的な女」を支援するという方向性が良いのかなと思う。自民党も「ジェンダーギャップ120位の社会」も次世代に残したくないと思っているみなさん、鍵は「反抗的な女」です✊
posted at 14:30:00

私の場合、元々「自分の子どもを持つ」とか「自分の家族を作る」とかに一切興味がなかったからか後悔みたいな感情が起こったことはないです。やりたいことが多すぎてそういうこと考える暇がない😅最近以前から興味があったエスペラント語の勉強を始めたので、今はそれが一番楽しいかな。サルートン🥳🤠 twitter.com/panya777/statu…
posted at 18:51:49

人間は千差万別なんだから幸せの形も千差万別なはずで「女の幸せ」なんて言葉が存在すること自体がふざけた話だと思う😡私の人生前半の目標は「二つの言語の間で生きる」だったので、部屋に積み上がってる日本語とスペイン語の本の山から一冊手にとって内容が理解出来てる!と感じる瞬間が一番幸せ🥰
posted at 19:30:47

フェルナンド・ペソアに憧れて20代の時「二つの言語の間で生きる」という目標を立てた。結果としてこれくらい壮大な目標だと他人には絶対にジャッジできないから承認欲求からも解放されて満足度が非常に高いことがわかったから、今回「家父長制を解体する」を目標にしてみた。みなさんもお試しあれ🤗
posted at 19:49:58

考えてみるとそもそも自分にとって幸せがどんなものかもよくわかっていなかったな。確か40代のある日いつものように本の山を前に座ってスペイン語と日本語の本を無造作に選びながらパラパラめくって読んでる時に、ふと「もしかしてこれが私の幸せってやつなんじゃないの?」と思ったような記憶がある。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:23:35

 

2022年5月31日

「産まないと後悔するのか」について考えてみた。私も「産まないと後悔するかも」と考えたことはあったものの未だ後悔には至ってないから「しなかった後悔」は「やりたかったこと」に対して感じるもので「やりたくなかったこと」をしなかったときに感じるのは「やり遂げた満足感」という結論でした🥰 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:00:01

ツイッターは執筆メモだから自分のこと書くのに使うつもりはなかったけど、出生主義社会は「子や孫に囲まれて幸せな老後」を理想とするため「子供のいない女性の晩年が寂しい老後として扱われる」問題があることから、折に触れて書いてる。自分の子にすら興味がないから孫とか輪をかけてどうでもいい😂 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:15:00

あと「出産しない女」が不可視化される問題。考えてみると「子どもがいない=不存在」を可視化するのは難しく、さらに女=母親が前提の家父長制社会では「子どもがいない」とはっきりするまで「子どものいない女」枠に入れられない。なので「子どものいない女がここにいます🥳」とアピールしてみてる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:01

この件で衝撃的だったのは自分が自らの意思で「出産しない女」になったにも関わらず、主体的な行為の結果と捉える視点が完全に欠けていたこと。「少子化」という言葉が行為の主体を隠匿しているのも問題で、現実には女性の行動=実践によって起っているから「小産化」と呼ぶと見え方が大きく変わる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:45:00

日本に足りないものがあるとすれば、それは実践ではなく理論だということも目から鱗だった。同時発生的な無数の無名の女性の実践が「少子化」という現象を生み出しているとならば、後に理論化されたら「大規模な草の根の民衆運動」とみなされるものにリアルタイムで居合わせているのではないか??と。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:00:00

そんなわけで昨年から「出産しない女」に何度も言及してきた。すでに半世紀近くに及ぶ日本の「小産化運動」を理論化するならどうなるかと想像を巡らすのが楽しくて、その実験的試みとしてアナキストの女性解放理論をベースに用いたのが『現代思想』の寄稿。だから婦人戦線や平塚らいてうが出てくる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:15:00

あ、「小産化」の変換が間違っていた。。。「女性が産む子ども数が少なくなる」という意味なので、すべて正しくは「少産化」です。
posted at 19:30:51