ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイートをサルベージ――2022年9月

ramonbook[@ramonbookprj]さんの過去ツイをサルベージ。
理由というか事情はこちら→https://kyotofan.info/politics_society/20120925-30/
Twiiter社の新API仕様変更
・・・平たく言うなら
イーロン・マスクの傍若無人な我儘

・・・つーかさぁ、ナニコレ

ふざけんなよ!イーロン・マスク (-_-💢)

 

2022年9月2日

「ニーズがある」が正当化に十分な理由になるところに「代理母=女性の身体及び生殖の商品化」であることがよく出てる。生殖の商品化の第一歩となったのが不妊治療で、不妊治療という選択肢の誕生により生殖医療がお金で買えるサービス商品となり、ついに女性の身体/生殖機能そのものの商品化に至る。 twitter.com/asahi_apital/s…
posted at 18:00:03

代理母は児童婚と同じ人身売買なので合法化すべきではない。日本では「婚活市場」という言葉が一般化していて、結婚に憧れる女性が主体的に自分自身を商品化することが当たり前になっているから非常に危険だと思う。婚活という言葉の普及が女性が自分を商品化することへの心理的ハードルを下げている。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:15:00

代理母の合法化に反対するロジックは不妊治療や卵子凍結といった高額な「生殖医療」とセットで考える必要がある。若い女性がターゲットの「卵子凍結」はいったん始めるとビジネスチェーンに組み込まれて金銭的負担なしに妊娠できなくなるから、資金を用意するために卵子の販売に追い込む罠になりうる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

90年以上前の日本で資本主義社会は生殖を経済力の問題にすることを指摘していた松本正枝。『婦人戦線』で読める彼女の論考はどれも示唆に富むから、手頃な価格で復刊して広く読まれて欲しい。自民党が進めようとしてる女性の身体の商品化に抗う女性解放を進める際にインスピレーションの源になるはず。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:45:00

家父長制のロビー自民党が生殖医療に前のめりなのも、世界中で「自分自身を主体的に商品化する自由」を掲げる新自由主義による女性の身体の囲い込みが始まっているから。中絶禁止とパラレルな動きだから採掘主義に抗うには「産まない自由」の確保が重要で、日本の家父長制社会の解体はここから始まる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:00:03

女性から人格を奪ってその身体を商品化できる資源とみなすのが採掘主義だから、最初は「代理母」だった呼称が「代理出産」に変わって、産む主体である女性の存在が消された。背景に生殖に関わること=親になることの原則を変更して生殖と親という属性を切り離す方向性で動く新自由主義の存在がある。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:15:00

婚活と並んで懸念しているのがSNSの存在。新自由主義の承認欲求を煽るプロパガンダでセルフプロデュースが普及して、自分の外見や内面をコンテンツ化することが当たり前になった。でも、コンテンツ化=商品化だから、SNSを通じて絶え間なく自身を商品化することになり、じわじわと尊厳が蝕まれていく。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:30:00

私は新自由主義批判からフェミニズムに入ったのから21世紀の女性解放の最前線は代理母を始めとする生殖医療の問題と考えてる。不妊という生存の脅威にならない身体上の問題を治療すべき病気とみなすのは女性の身体より胎児を優先する出生主義&多産主義の価値観なのでその妥当性の議論が必要だと思う。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:45:00

そもそも、採掘主義は植民地主義、家父長制、資本主義が融合したイデオロギーだから、自民党と相性がバッチリなんだよな。維新も間違いなくこの路線。ちなみに女性を産む機械化するツールになるという点で、子どもの所有権を問題とする共同親権は生殖や家族を巡って代理母と同じ方向を目指している。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:00:03

代理母も共同親権も「子どもは誰の所有物になるべきか」が争点になっていて、前提として子どもがモノ扱いされて、所有権を巡る話だから私有財産を守るという国家の役割を果たすために法制化が急がれる。女性の人権だけでなく子どもの人権も無視がデフォルトだからこそ家父長制信者と最高にウマが合う。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:15:00

理想とする多産社会は女性から人権を奪うことでしか成立しないが、21世紀において女性の人権を無視すると国際社会から批判されるから、女性が自分の意思で決断して主体的に行動した結果ということにしたい。そんな自民党のワガママを叶えてくれるのが、生殖に経済格差を持ち込む生殖医療というわけだ。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:30:00

少子化、少子化うるさい自民党は、多産社会が個人の幸福にもたらすメリットを具体的に説明しろ😠アナキストは多産社会は国家(植民地主義、家父長制、資本主義)のためで個人の幸福には一切貢献しないとバースコントロールを主張した。個人が集団の犠牲になっても仕方ないと考えるのはファシズムです😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:45:00

 

2022年9月3日

リベラリズム/自由主義は「自由を売る自由=搾取される自由」をアイデンティティの基礎にするから、リベラルのフェミニズムには代理母を批判できない。反対に、反資本主義/反家父長制/アナキズムを出発点とするフェミニズムの立場に立つと、どう頑張っても代理母を肯定する論理は組み立てられない。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 09:00:00

日本の現状では若い女性がターゲットの卵子凍結の方が危険が高い。卵子の商品化の一番高いハードルである採取を自己実現と結びつけて主体的に行わせる手法で、凍結した卵子は保管や受精の費用が発生するけど、日本の女性の賃金で賄うのは困難だから、支払えなくなった時に商品化されて市場に流れる。 twitter.com/M_N_0320/statu…
posted at 09:15:00

拒否が自由を担保するからこそ、ファシストは拒否権を与えずに、一定の思想や行動を強制する。集団の利益が個人の利益に優先するという原則から「絆/連帯」を叫んで集団への隷属を強要する。欧州ではファシズムの台頭で集団への懐疑が生まれて、イプセンが象徴する個人主義アナキズムの登場に繋がる。 twitter.com/gaitifuji/stat…
posted at 09:30:00

そもそも、ありとあらゆるものを所有の問題にするリベラルの議論には限界があるよな。リベラルの考えだと、権利という形態で獲得可能なものに落とし込める概念しか扱えないわけで、共和主義の三原則、自由、平等、友愛から友愛が消えて自由と平等になったのは、友愛が扱う関係性は権利化できないから。
posted at 09:45:00

友愛が良い例だけど、拒否権が担保された上で相手の同意が求められる関係性は絶対に権利化できない。だからこそ、結婚することは権利化できないし、親になることも権利化できない。にもかかわらず、妻子を持つことを男性の権利として規定するのが家父長制だから、女性と子どもに人権を認められない。
posted at 10:00:01

「産み控え」という表現は「買い控え」の「本当は買いたいけど今は敢えて買わない」という意味を踏まえると「本当は産みたいけど今は敢えて産まない」って意味で「女はみんな子どもが欲しいはず」という家父長制出生主義社会の願望の表れ。こういうの見るとつくづく「産まなくて良かったな😊」と思う。 twitter.com/YahooNewsTopic…
posted at 10:15:00

もうさ、とりあえず合計特殊出生率を上げるために「出産したくない女性」を母数から引けばいいと思うけど。子どもが欲しいと言ったことないのに勝手に頭数に入れられるのは迷惑以外の何物でもない。数字の上で有効かつ即効性のある少子化対策なので、少子化に心を痛める自民党に是非とも提案したいな🤗 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:30:00

先月バルセロナの出生率がスペイン内戦中の1939年を下回ったというニュースが出たけど、どこかの政府みたいに「少子化で国が滅びる😭」とか騒いでいない。この世界情勢では子どもを望まない女性が増えるのは当然の流れなのだから「産みたい」と同様に「産みたくない」という女性の意思も尊重しろよ✊ twitter.com/btvnoticies/st…
posted at 10:45:00

出生率ではなくて出生数だった。。。
posted at 10:47:40

 

2022年9月4日

自民党政権は少子化対策の体で生殖医療を推進してるけど、例えば子宮移植は子宮を一度しか使用できないから多産が目的なら非効率この上ない。その真の狙いは世界的なビッグビジネスとなった生殖医療の巨大市場に参入すること。不妊治療の保険適用も子どもを望む人への支援というより業界への補助金。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:00:01

自民党政権は子どもを望む女性の気持ちなんか一ミリも考えておらず、生殖医療が女性の身体的な搾取だけでなく経済的な搾取になっている。「子どもを産まないと後悔する」「子どもがいないと老後に困る」とか言って相手の不安と恐怖を煽ってお金をつぎ込ませるという手法は、統一教会と全く同じじゃん😡
posted at 10:15:00

自民党の動きには「徹底的に女を食い物にすることで存続する」という家父長制社会の性質が明白に見えるからマジで腹が立つ😡自分を含めて50代以上には「出産しなかった女」が相当いるけど、孤独に苛まれて泣きながら暮らしているわけじゃない。家父長制信者の脅しなんて気にしないでね😘Viva la vida🥳
posted at 10:30:00

 

2022年9月15日

【告知】明後日9/17(土)から@IrregularRhythmで開催の「1932─ある革命ストライキの記録」展では関連企画としてアナキズム文献センター@cira_japanaの蔵書から「ファシズムと検閲」をテーマに選書した本を解説付きで展示します。準備疲れたけど、やりたかったアイデア全部実現できたので最高に幸せ🥳 twitter.com/capdeporcbcn/s…
posted at 19:42:57

来週にはネオファシストのメロニの勝利が確実視されているイタリアの選挙が控えているわけで、欧州でのファシズムの台頭は前世紀と全く同じことを繰り返しているみたいでやりきれないな。スペインでも野党第1党のPP国民党の党首がフランコ派直系のフェイホーになったので、次の総選挙がかなり危ない。 twitter.com/ReutersJapan/s…
posted at 20:01:18

私のファシズム理解はエーコに影響を受けてる。彼が「ファシズムは大衆的トークショーといった罪のない形をとることもある」と書いてたから、私が欧州でのファシズムの台頭の気配を感じたのは、時代遅れ扱いされていたユーロビジョンが2010年代に入って一大イベント化していく様を目のあたりにした時。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:15:02

今から思い返すと欧州の各国が内向きになっていったのはギリシアの国民投票の影響が大きかった。EUがいざとなったら助けてくれるどころか冷酷に切り捨てられるという厳しい現実を突きつけられて、加盟国は新自由主義的な「自分の身は自分で護れ」という教訓を得て、ナショナリストが支持を集め始めた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:27:06

ファシズムを過去の歴史として眺めていたら、いつの間にか目の前で新たなファシズムの台頭が起こっていたのが衝撃的だった。欧州が同じ失敗を繰り返しているのは、第二次大戦後にみんな反ファシストに自己を重ねてファシストを他者として切り捨ててきたのが原因ではないか。iberiashoten.wordpress.com/2022/09/11/193…
posted at 20:42:21

 

2022年9月16日

2015年の時点でファシズム台頭の気配はあったから、今更驚くべきではないのかもしれない。振り返ってみれば21世紀の欧州で最初にネオファシストが現実の脅威になったのがギリシャだった。黄金の夜明けの対抗勢力にであったSyrizaをEUが潰したことで、ネオファシズム問題が欧州全体に広がってしまった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:00:04

2015年はアナキズムの本を読んでいたから、EUでのギリシアのツィプラス政権に対する扱いのあまりの酷さに1920-30年代にタイムスリップしたのかと思った。欧州エリートのナチュラルな階級差別と底意地の悪さが露呈したおかげで、本に書かれてる労働者の状況がイメージしやすくなったのは良かったけど。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:15:00

EUはEUの構造やユーロの制度に対する批判を一切認めずに、建設的な批判までも「反EU」「反ユーロ」と切り捨てて、さらにそうした主張をするのは極右だけと主張してきた。その結果EUやユーロを批判する政治勢力が極右だけになって、それが支持を集めているのが現状なわけで、自業自得にもほどがある。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

ピノチェト軍事独裁政権下のチリで始まった歴史から明らかなように、新自由主義は批判や異論を一切認めないというファシズム的な特徴を持つ。サラマーゴやガレアーノなど軍事独裁政権を生きた経験を持つ著名作家が「新自由主義は新たなファシズムだ」と批判してたのに主要メディアには載らなかった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:45:00

スペイン内戦の経緯を見ていると全欧州がファシズム側に立っていた時期があるという歴史的事実にぶつかる。結局欧州は特定のファシズム勢力を武力で倒すことはできたけど、イデオロギーとしてのファシズムを乗り越えることはできていなかったから新自由主義に無防備で、ネオファシストにつけこまれた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:00:31

 

2022年9月18日

この展示のパンフに掲載されているW・ブラウンの論考が非常に面白い→「新自由主義では、個人は合理的で打算的な生き物だと考えられており、その道徳的自律性は「自助」の能力、つまり必要なものを自給し、自分の野望に奉仕する能力によって図られる(…)合理的行為と道徳的責任を同一視する」とか。 twitter.com/buoy_tokyo/sta…
posted at 18:00:01

ブラウンの論考を読みながら、家父長制の影響で個人が確立していない日本に落とし込むなら、主体を「個人」から家父長の自我の延長として妻と子を含む「家族」に置き換えるとリアリティが増すと思った。主体が個人から家族に変換されるために、日本では自助努力が相互扶助と同じ意味を持つようになる。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:15:00

新自由主義が民主主義に与える脅威が欧州ではEUという構造を生む制度の問題として表面化した理由がまさにこれだった→「新自由主義の合理性は、市場自体は他と区別されたプレイヤーであり続けているにも関わらず、市場価値を全ての制度と社会的行為に拡大し、流布することを含んでいる」(ブラウン) twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

ブラウンが「この形態は我々が知っているようなファシズムや全体主義ではないし、またこうしたレッテルがこの形態を特定したり批判したりするのに役立ちそうにない」と考えるのは米国の話だからだろうな。スペイン語圏では新自由主義=ネオファシズムとされてる→『ネオファシズムー新自由主義の野獣』 twitter.com/AkalArgentina/…
posted at 18:48:32

リベラリズム/ファシズムとネオリベラリズム/ネオファシズムの対比を考えるとき、ブラウンが言う「合理的行為と道徳的責任を同一視する」ことから生まれる「規範性」の存在が使えそう。フランコ体制は規範を理由に検閲を行い、異論や批判を封じ込める情報統制に長けていたからこそ長期政権となった。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:00:02

新自由主義と制度の問題を考えるときに、チリという検閲による情報統制が行なわれている軍事独裁体制下において最初の実施モデルが生まれたという歴史的事実がとても重要だと思う。だからこそ、その実施モデルを再現するためには、民主主義体制から独裁体制への変換が不可避となるのではないだろうか。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:15:00

私は読んでて引っかかりどころがあって異論を挟みたくなる論考が好きなので、ウエンディ・ブラウンの「自由民主主義の終焉と新自由主義」は楽しいテキスト体験だった。そもそも、どんなテキストを読んでも完全同意はありえない。視界を揺さぶって思考を刺激してくれるのが、私にとって理想のテキスト。
posted at 20:10:45

 

2022年9月19日

イタリアにメローニ率いるネオファシスト政権が誕生したら真っ先に手をつけるのが中絶の非合法化だろうと懸念されている。彼女の「イタリアの同胞」党が政権を取っている地域では中絶の良心的拒否をする医師が7割に上り、すでに中絶が困難になっていて、他地域まで行かなければならない状況だという。 twitter.com/elpais_inter/s…
posted at 17:00:01

ネオファシズムはファシズムの出生主義を引き継いでいるので女性を母親という属性に押し込めるから、メローニは「カトリック教徒/母親/イタリア人」というアイデンティティを掲げて、基本路線は「神、祖国、家族」。女性解放の観点からファシズム/ネオファシズムの最大のポイントが「母と家族」。 twitter.com/ctxt_es/status…
posted at 17:10:00

ネオファシズムの出生主義の先駆けはメラーニと近いオルバン率いるハンガリーで「家族支援」の名目で少子化対策(=多産化政策)を進めている。家族支援として子ども支援と女性支援の同枠に入れるのは、家父長制にとって女子どもは家父長の所有する家族の構成員であって個人として認識していないから。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 17:20:00

『ネオファシズムー新自由主義の野獣』によるとネオファシズムが敵視してるのが最大マイノリティの女性。宗教や伝統など保守派の価値観を用いて「従順で搾取される存在」という女性モデルを強化する。この延長線に女性を強制的に「従順な産む機械」にする中絶非合法化がある。ctxt.es/es/20190710/Fi…
posted at 17:30:00

「罪悪感によって理想化が煽られるために、この感情は理想化に対する抗議や異議を申し立てる者への攻撃性の高まりをも伴う」ブラウンの論考からだけど、ネオファシストが宗教を好むのは罪悪感がすでにインストールされているから。巧みに罪悪感を刺激することで主権や人権の明渡しへの同意を強要する。
posted at 17:40:00

罪悪感は家父長制が女性を搾取するために用いる常套手段。女の子に対しては成長過程で自己評価を下げさせて、他者の役に立つことが唯一の存在価値であると洗脳する。こうして喜んで自己を犠牲にする従順な女性が出来上がるので、罪悪感を持たせようとする人がいたら女性のみなさんは全力で逃走してね😝 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 17:50:00

日本語の「女性活躍」って表現はスペイン語に落とし込めない。本来であれば「女性支援」でいいはずなのに敢えて「女性活躍」と言い換えるのは本当は「女性支援」ではないからなんだろう。自民党の「女性(が)活躍」はその実「女性(の)活用/搾取」で女性が主体でないことを正しく認識した方がいい。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:00:00

そもそも自民党の「女性活躍」という表現は「女性」に対象を絞ることで「男性はすでに力を出し切っている」が前提になってる。「今の国家の危機の全責任は全力を出し切っていない女たちにある」というネオファシズム的「全て女が悪い」という思考をポジティブな表現に換えてるだけじゃん。ふざけるな😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:10:00

ネオファシズムの最大の争点が「産まない自由」なのだけど、どこの社会も出生主義によって「産まない自由」が疎かにされてきたからあっという間に後退する。結局「産まない自由」は当事者である「産まない女」以外は誰も必要としていない。代弁者はいないので「産まない女」が自分の手で護るしかない✊ twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:20:00

英語圏とスペイン語圏で議論が異なって見えるテーマがファシズムとフェミニズム。欧米中心だとファシズムは第二次大戦とともに終わったイメージだけど、ラ米ではその後次々と軍事独裁政権が生まれピノチェトは1990年まで権力を握ってたから、大戦後も40年以上ファシズムのイデオロギーが発展を続けた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

ウンベルト・エーコの『永遠のファシズム』は1995年4月とピノチェト政権下でファシズムと新自由主義の融合の実証実験が完了した後のスピーチだから、ネオファシズム分析の基礎になってる。邦訳が出てるのでネオファシズムに興味のある方は是非。20年以上手元に置いていて何度読み返したか覚えてない。 pic.twitter.com/9qbaJXO3vv
posted at 18:40:00

メディア王ベルルスコーニが先駆者なことが象徴するようにネオファシズムはメディアと密接な関係を持つ。この流れを日本語メディアは「ポピュリズム」と呼んでイデオロギーと切り離された現象として扱い、本質を報道してこなかった。統一教会問題の分析にも使えるからネオファシズムに向きあうべき。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:50:00

 

2022年9月20日

「家父長制社会では男性は罪悪感を一切学ばない」はとても的確な指摘。この恣意的に作られた男女間の罪悪感の不均衡があるからこそ、夫婦や恋人の間にモラハラの関係が発生する。家父長制が「男性=相手の罪悪感を煽る人」と「女性=自分の罪悪感に苦しむ人」の組合せが多発する土壌を育んでいるわけ。 twitter.com/M_N_0320/statu…
posted at 19:56:30

家父長制社会の女性は自分の罪悪感を払拭するために他人の世話を焼きすぎる。日本だけじゃなくスペインも同じでとにかく働きすぎ。社会が「気がきく女性」を評価するから頑張るんだけど、世話をする人と世話される人の間に対等な関係性は絶対に生まれないから意識してやめたほうがいいです。疲れるし😜
posted at 20:05:38

家父長制社会で女性の地位が上がらないのは、女性が忙しすぎて自分のことを考える余裕/時間がないから。自民党の「女性活躍」が良い例だけど、とにかく余裕を奪おうとする。自分のことを考えずには何が自分に必要な権利かわからないので、できるところからサボタージュして自分の時間を作りましょう🤗
posted at 20:22:06

 

2022年9月21日

「女性活躍」と並んで私が大嫌いな言葉が「女性の社会進出」でいつも「お前の目が節穴なだけ。そこら中にいるだろうが😠」と思う。これを企画したのも繊維業の女性労働者が始めたストが革命ストに拡大した経緯に触れているから。既存の労働運動史ではあまり言及されていない。 iberiashoten.wordpress.com/2022/09/11/193…
posted at 19:41:23

カタルーニャの繊維業の女性労働者がストを行う基盤造りに貢献したのがその前年1931年にこの世を去ったアナキストのテレザ・クララムン。繊維工場労働者だった彼女は賃労働と家事に追われる女性労働者を「奴隷(男性労働者)の女奴隷」と呼び、各地を飛び回って女性労働者だけの組織の必要性を訴えた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:50:33

そう言えば、統一教会の新名称の英語表記に「フェデレーション/Federation」が使われていてふざけるなと思った。ピラミッド型の組織を拒絶したアナキストが水平に組織された組織を指すために用いたのがフェデレーションなんだから、勝手にピラミッド型家父長制組織の名称に使うなよ!!許すまじ😡😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:01:46

クララムンの「女性労働者だけの組織」を発展させたのがサオルニル。「ムヘレス・リーブレス」という雑誌の創刊が女性解放に大きな役割を果たしたのは、読書は自分だけの時間の最たるもので、二重の搾取に苦しんでいた女性労働者も雑誌を読んでいる時だけは自分の時間に浸れたからだったんだろうな🥺🥺 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:11:53

雑誌『ムヘレス・リーブレス/自由な女たち』の読者の女性たちは、受け身で読むだけでは飽き足らず自分の意見をガンガン投稿した。私がツイッター好きなのは、まさに現代の投稿欄っていう感じで、主要メディアに拾われるのことのない女性たちの多様な声があちらこちらから聞こえてくるからなんだよね😘
posted at 20:20:09

あと、この革命ストの面白いところが祝日に労働者たちが開いた集会で合意すること。労働者が休みの日に集まって一日中議論をするなんて、今では考えられないけど、当時の労働運動には庶民の娯楽的な一面があった。例えば、ゴールドマンもまるでミュージシャンみたいな全米ツアーをやって資金を集めた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 20:31:18

 

2022年9月22日

よくご存知で😉この自治憲章、つまりカタルーニャの主権問題がフランコ反乱軍のクーデターの背後にあるため、スペインの民主化は亡命自治州政府の帰還から始まります。本展は郷土史として企画されているので、アナキズムに興味がなくてもカタルーニャ/スペインの歴史に興味があればに面白いはずです。 twitter.com/gaitifuji/stat…
posted at 18:00:04

女性の組織化に情熱を燃やしたクララムンやサオルニルを見ていると、なぜ各政党は「女性議員を増やす」ために候補者に女性を推薦することに必死になって、一向に女性党員を増やす活動をしないのかが理解できない。男性が議員を独占しているのは党員が男性ばかりという状況の当然の結果ではないのか。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:10:00

家父長制は何でも女のせいにするから「女性議員が少ない」と表現するけど、本来であれば「なぜ男性が議席を独占できるのか?」と問うべき。回答は女性が男性に自分のことを考える余裕/時間を与えているから。この問題への最も効果的な対策は男性が手にしている余裕/時間の一部を女性が取り戻すこと。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:20:00

女性議員の数の問題ではいつもスペインで教会が女性参政権運動に反対しなかったという歴史を考える。主権が奪われていて自分に必要な権利が何かを理解せずに、家父長制の価値観を内面化している女性議員が増えたところで、家父長制の屋台骨を揺るがすには至らない。自民党の女性議員が良い例だけどね🥱 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

スペインでは2011年以降「民主主義を進化させるにはどうするべきか」がテーマの集会や講演が数々行われた。バルセロナで参加した中で印象に残っているのは、労働時間削減を行う必要性が訴えられていたこと。民主主義の実現に必要なのは実は時間で、考える時間や議論する時間が民主主義には必要不可欠。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:40:03

スペインのアナキズムでの民主主義に関する議論の変遷を踏まえて日本の状況を考察してきて、最近日本の民主主義が機能不全を起こしている最大の原因は女性が忙しすぎるからという結論に達した。女性のみなさんは他人に使っていた時間を自分の手に取り戻してください。それが日本の民主主義を救います✊ twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:50:04

強固な家父長制を相手に闘ったクララムンやサオルニルといった女性アナキストの理論は、日本の現状の分析にとても役立つし、突破口を探すときのインスピレーションの源になりそう。というわけで、Mujeres Libresの90周年2026年には何か形にできるように、アナルコシンディカリスモの紹介を始めてます🤗 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:01:18

 

2022年9月23日

なんだ「デジタル給与払い」って。労働者の消費を牛耳ることで雇用主への依存度を高める労働者支配の古典的手法じゃん😂😇19世紀のカタルーニャでは工場所有者が労働者専用居住区を建設し、給与支払いには区内でしか利用できない独自クーポンが使われた。この居住区が「革命ストライキ」の舞台となる。 twitter.com/livedoornews/s…
posted at 10:00:01

自民党は骨の髄まで家父長制思考が染み込んでるからか、彼らが時代の最先端だと信じてカタカナ多用で「改革」と呼んでるものは、全て過去の手法の焼き直しで全く新しくない😇家父長制はいくら機能不全に陥っても受益者の男性には絶対に変革できないから、女性が主体となった変革プロセスが必要不可欠✊ twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 10:15:00

自民党の発想には独自性も革新性もないので、自民党政権の政策を批判するには歴史を学ぶのが良い。日本に残っている家父長制の権力構造が旧態依然だから、すでに家父長制を抜け出した国々とは女性が置かれている前提条件が全く違う。そもそも闘う相手が違うから、リベラル・フェミニズムに限界がある。
posted at 10:30:00

女性アナキストの理論を踏まえた女性の組織化を考えるときに、日本では世界レベルでも屈指の規模だった製糸の女性労働者の労働運動が結婚によって解体された歴史的事実が重い。日本の社会的不公正の元凶は婚姻制度と思った。塩沢美代子著『結婚退職後の私たち』お勧めです🤗 www.iwanami.co.jp/book/b561330.h…
posted at 10:45:00

日本での女性の生きづらさの要因は大きく資本主義由来と家父長制由来の二つに分けられて、それぞれに異なる対策が必要となる。20代の頃の私の状況理解は間違っていて、本当はキャリアウーマン(資本主義への貢献)か専業主婦(家父長制への貢献及び家父長制を通じた資本主義への貢献)の二択だったな🥺 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 11:00:01

子なし夫婦への攻撃コメントの分類と家父長制ボーナスの分析が秀逸→「子どもを産まない女は『けしからん女』で子どもを産まないことに合意した男は『いい人』と評価されるのは『子どもを産まない女と暮らしてくれる男は実に懐の深い男だ』という認識から来ている」。実体験で日本も同じと断言できる😜 twitter.com/Pre_Online/sta…
posted at 11:15:00

個人的に一番「は😠?」って感じの攻撃が偽善タイプの「私もDINK族に子どもを産めとか産むなとかいう権利はないと思ってます。でも、そういうライフスタイルをいちいち見せる必要はないと思います」だな。こういう意見のせいで、出産しない女が不可視化され、女=母という社会的イメージが強化される。
posted at 11:30:00

うちもDINKsなんだけど、そもそも共同生活しているのは賃労働の合間にグラフィックとテキストのプロジェクトをやりたかったから。私は自分の好きなテキスト書いて暮らしたくて、そのテキストを形にするのにグラフィックデザイナーが必要で、限られた自由時間を有効活用するには同居が便利という結論🤭 twitter.com/capdeporcbcn/s…
posted at 11:45:00

フェデリチが言う「女性に対する男性の暴力をこれほど許容する運動では闘争に勝つことも、資本主義に勝利することもできない(…)そのエネルギーと自尊心を吸い取るような方法で女性を扱う男性がいれば、資本家は警察を必要としない」を日本の労働運動史が証明している。 ramonbook.wordpress.com/2016/02/25/sil…
posted at 13:00:00

フェデリチは「ロマンチックな愛は大きな罠」と言うけど、皆婚社会での「自由恋愛の最良の結末が結婚」という「女の幸せ」の罠にかかって自然消滅してしまったのが日本の女性労働者運動。「恋愛結婚幻想」から解体しないとダメなんだろう。この「恋愛結婚」という言葉が定着してる日本語もすごいな😇😇
posted at 13:15:00

「ロマンチックな愛は『一つになること』を意味し、溶け合ってもう一つの人格になるという崇高な考えに基づいているが、現実にはあなたが男性の中に消滅してしまう。この『一つになること』が現実に意味するのは女性的なものが一体性と仮定されるものの中に溶け込むこと。ヒエラルキーにほかならない」
posted at 13:30:00

↓フェデリチのロマンチックな愛の定義だけど、自主的に主権や主体性を差し出すという中身はファシズム/全体主義そのもので、考えさせられる。だからこそ、家父長制社会ではロマンチックな愛を結婚制度によって固定化する「恋愛結婚」を持て囃す手法が、ピラミッド型社会の維持に用いられるんだろう。
posted at 13:31:00

 

2022年9月26日

土曜日は悪天候の中、ご参加いただきありがとうございました🥰この映画はプレピレネーの風景が素晴らしく、以前から「大きな画面で見てみたい😍」という超個人的な願望があったので、それが叶ったことでも大大満足の夜となりました🥳なんと奇遇にも現地カタルーニャでは今週に上映が予定されています。 twitter.com/IrregularRhyth…
posted at 18:00:00

現地で『カラクレマダ』はバルセロナ市の近くのマタロで開催中の第2回ファシズム映画祭の中で明日上映の予定。ファシズム映画祭はといっても「フランコ体制:弾圧と抵抗」と反ファシズムがテーマ。やっぱりネオファシズムが台頭してくると過去の反ファシズム闘争が再び注目を集めるようになるみたい。 twitter.com/JoanPeiro75/st…
posted at 18:10:00

『カラクレマダ』を知ったのはパリに行った時店長Xが反ファシズム系書店で伝記を買ってたから。その闘争があまりにも地味で、第二次大戦の映画とかの巨悪と戦うファシズム闘争のイメージが覆った。1946-1963にCNTの方針が三転する間、一貫して大規模停電を起こして生産を止めることを目指すのもいい。 twitter.com/capdeporcbcn/s…
posted at 18:20:00

今頃になって『カラクレマダ』について饒舌に語るなら、上映前にもっと宣伝しておけばよかったんだけど、他にも作業がいろいろあって全然そんな余裕がなかった😅もしも興味のある人がある程度いるようならば、再上映も検討できると思うのでイレギュラーか私に連絡くださいな😉youtu.be/imv8gspVm-c
posted at 18:30:00

ええ、マジ??自民党は全世界に向かって「女性がキャリアと家庭を両立できるようにしなければならない(それは女性を最大限に搾取することであるのだから)両方追求できない理由はない」って宣言したんだ😂いい加減、時代遅れの家父長制の価値観を世界に晒すのはやめてくれ😇 kishida.gr.jp/activity/8368
posted at 18:40:00

自民党が思い描くワーキングマザーはキャリアウーマンかつ専業主婦なんだから、ワーキングマザー(資本主義への貢献&家父長制への貢献及び家父長制を通じた資本主義への貢献)で三重の搾取じゃん。そもそも日本にキャリアと家庭を両立させたい女性はどれくらいいるの?勝手に全女性に話を広げんなよ😡 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:50:00

日本の女性に必要なのは主体性の回復で家父長制信者が決めた活躍とやらではない。自民党は意味のないイベントやセミナーに使う予算と時間があったら、女性へ大規模な意識調査をやって「個人が何を望んでいるのか」を調べろ。キャリアと家庭の両立なんかに興味のない女性もいるかもよ。私のことだけど🤗 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 19:00:02

相手の意向を確認する事なく自分たちの都合で勝手に決めて押し付けてくるのが、家父長制信者の最も腹立たしいところ。女性活躍の意味がキャリアと家庭の両立のことならば、私は活躍なんてしたくないんだけど🥱黙ってると同意したことにされるから、活躍したくない女性のみなさんは声をあげましょうね✊
posted at 19:10:00

 

2022年9月29日

新宿IRAで開催中の「1932─ある革命ストライキの記録」展は今週末まで🥳在東京カタルーニャ人の指摘で、今週土曜日はスペイン政府によるカタルーニャの主権を巡る市民投票弾圧から5周年になると気がついた。奇しくも両方ともスペイン中央政府に弾圧された民衆のイニシアティブという共通点があるな。 twitter.com/tobuushi/statu…
posted at 18:00:00

通信でも呼びかけましたが、本1932展は基本A1パネル9枚分の送料負担で開催可能です。興味のある方は気軽に連絡ください。スペインで進む内戦の勝者側から語られてきた現代史の見直しの試み「Memoria Democrática/民主的記憶」の一例でもあり、現地関係者も一人でも多くの方に見て欲しいとのことです。 twitter.com/cira_japana/st…
posted at 18:15:00

スペインにおいて内戦とそれに続く独裁による勝者側と敗者側の分断が最も顕著に出ているのが歴史観。「真実、正義、修復、繰り返さないこと」によって分断を乗り越える試みの「Memoria Democrático/民主的記憶」は、2007年の歴史の記憶法の成立から始まったプロジェクトで、ずっと興味を持ってきた。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:30:00

キャパがスペイン内戦中に撮影した写真を追った『メキシカン・スーツケース』について以前に書いた記事。今読み直したら、終わりに次は「歴史の記憶法」について書くと予告しておいて、結局書いてないことに気がついたけど、何を書こうとしていたのか全く覚えていない😇この映画見直せば思い出すかな🥺 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:45:00

私がスペイン内戦に本格的に興味を持ったのは2011年10月にカタルーニャ美術館MNACで開催された『メキシコの旅行鞄』展がきっかけ。一番印象に残ったのがありふれた日常の場面を切り取ったタローの写真で、今思うと最初に見たアナキズム革命のビジュアルがあの写真展だったな。youtu.be/9JKfU8UO21o
posted at 19:00:00

 

2022年9月30日

家事使用人が労基法上は労働者とみなされないのは、再生産労働が労働とみなされていないから。これを認めると家庭内で「家族への愛」として容認されている女性の超過労働の問題、さらには再生産労働が由来の過労死の問題も出てくる。既婚女性の平均寿命が短いのは認定されないだけで過労死が多いから。 twitter.com/Sankei_news/st…
posted at 18:00:03

家父長制社会における男性優遇のベースにあるのが「男性は再生産労働を丸投げして一切コストを払わなくていい」という社会通念。人口の半分に対して再生産労働を免除するために、残りの半分には「家族愛」の名の下に無償の再生産労働を押し付けて消耗させる。こうして出来上がるのが女性差別的な社会。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:10:00

労働とみなされないからこそ、再生産労働に賃金が発生しない。女性に再生産労働を課すのは賃労働を奪って経済的権利を奪うための典型的な手法で、女性に賃労働の権利を認めない家父長制社会では結婚(生殖)か売春(性欲)の二択で男性のニーズを満たすことでしか女性は経済的権利にアクセスできない。 twitter.com/ramonbookprj/s…
posted at 18:20:00

家父長制解体の鍵は再生産労働なんだけど、男性と同等の権利を獲得する方向性のリベラル・フェミニズムは家事の外注を解決策としてきた。その結果、経済的に弱い立場にいる女性への再生産労働の集中がさらに進むことになり、再生産労働を免除される層が拡大することで搾取がさらに過酷なものとなった。
posted at 18:30:00

そう言えば、自民党の「女性活躍」の公式な英訳って”Women empowerment” なんだ?女性のエンパワーメントは「女性が<私たち>という主体になる」という話であるはずなのに、文脈から岸田の発する<私たち>には女性が含まれていないことが明白だから、すごい違和感があるな😂 japan.kantei.go.jp/101_kishida/st…
posted at 18:40:00

先日母がバルセロナ散策のTV番組を見てたから一緒に見始めたんだけど、ナビゲータの恋愛/結婚至上主義がきつかった😇男女の組合せを見るとすかさず「カップルか」「夫婦か」と質問するのは勘弁してほしい。仕込みとわかりつつ、初対面という設定の相手に関係性を聞くのは失礼が過ぎて見てられない🥺
posted at 18:50:00

通りすがりの人たちの関係性なんてどうでもいいはずなのに、男女の組合せになった時だけその関係性を気にするのは、男性所有者がいるかどうかで女性の扱いを変える家父長制の規範を内面化しているから。ど真ん中の家父長制仕草なので、無遠慮に関係性を聞いたり自分から言及するのはやめましょうね🤗
posted at 19:00:01