国鉄も郵便も民営化して劣化した、マイナカードなんて・・・

本来は公共サービスとして維持しなければいけなかった全国鉄道網も郵便事業も、民営化してしまったことでサービスが劣化した、そのサービスの劣化による被害を被るのは国民自身、ということ。
かつて田中角栄は
「私企業と同じ物差しで国鉄の赤字を論じ、再建を語るべきではない」
「(北海道開拓の歴史に触れ)地域開発に果す先導的な役割はきわめて大きい」

と主張していたらしい。

田中角栄『日本列島改造論』のジレンマ ローカル線を苦境に追い込んだ道路建設に見る、真に豊かな日本とは

個人的には、郵便事業は再国有化すべきだし、JRもリニア新設や北海道・北陸の新幹線延伸など無用の長物、それよりも東海道線や東北線・日本海沿岸各路線など主要路線だけでも標準軌にして、国際海運のスタンダードになっている40フィートコンテナや20フィートコンテナを鉄道貨物として輸送できるようにしてもらいたいものです。

・・・まぁそんなビジョンを描ける政治家がいないのがねぇ・・・

というか、明治以降の日本のロジスティック軽視は何なんでしょうか?