『オレンジブック』の存在を初めて知ったのはKatsumi[@tkatsumi06j]さんのツイートででしたが、9年前には既にこの件に関する英ザ・タイムズ紙のスクープを翻訳して、ブログで公開された方がいたようです。
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NHK内部文書「オレンジブック」を明らかにした英紙「ザ・タイムズ」記事の和訳 A Japanese tranlsation of The Times article that revealed the NHK internal document
http://peacephilosophy.blogspot.com/2014/12/nhk-japanese-tranlsation-of-times.html
#転載歓迎 #拡散歓迎 2014年、🇬🇧英紙Timesの報道を機にツイッター上で暴露された🇯🇵日本の公共放送NHKの国際版「NHK World News」で運用されていたという機密検閲コード『 #オレンジブック 』。その最重要ポイントをまとめた「2014.10.03版・NHK内部文書」の文字起こしを @xxcalmo… pic.twitter.com/iKMflwYSgy
— 💫T.Katsumi🏳️🌈📢 (@tkatsumi06j) June 25, 2023
問題の英Times記事(2014/10/17掲載)※有料
「日本のBBC」戦時「性奴隷」への言及を一切禁じる
「南京大虐殺への言及を禁じたことで、日本の公共放送NHKは編集権の独立を放棄したものとみなされている」https://t.co/HE41Hy6ehH
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有料記事なので全文が読めないでいたが、なんと全訳が存在していた。
Peace Philosophy Centre: NHK内部文書「オレンジブック」を明らかにした英紙「ザ・タイムズ」記事の和訳 A Japanese tranlsation of The Times article that revealed the NHK internal documenthttps://t.co/CJP1kPQsHh
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念のため解説。「オレンジブック」とは。NHK独自の機密文書の名称を示すものではない。メディア業界以外の業界でも通称として「オレンジブック」と呼ばれるものが存在する。要は内部規定や指針、用語等をまとめた内部文書。故に通常は社外秘の機密扱いとされる文書のことだ。https://t.co/EVSc7GQ5lQ
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元の英紙Timesの記事でも、その訳文から、「オレンジブック」という文書が社内で「手引書」(おそらく原文はhandbook)という内部規定文書扱いであることがわかる。
「NHK文書は、プロデューサーと翻訳者の手引き書、いわゆる「オレンジブック」から要点をまとめている」https://t.co/CJP1kPQsHh pic.twitter.com/aFEyUahNj7
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パリー記者が入手した「オレンジブック」は、NHKにおいて「最重要機密」とされるような文書ではなかったものの、NHKで国際報道がどのように政府の方針や施策を忖度し、さらに社内で成文化されているかを示すものだった。このような手引書「オレンジブック」はマスコミ各社に存在すると考えた方がよい。
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この「オレンジブック」のいわば“公開版“が、共同通信の発行する「記者ハンドブック」。だが共同にも、公開版とは別の“手引書“のようなもの━━いわば“非公開版“「オレンジブック」が存在するだろう。“公開版“はATOKに取り込むこともできる翻訳者に必須図書の一つだ。https://t.co/m7nInDnaF4
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