イスラエルは首相が「我々は光の民であり、彼らは闇の民だ。光の民が闇の民に勝利する」と演説するほど危険なレイシスト国家

今年3月まで京都大学教授で4月から早稲田大学に籍を移された岡真理さんが京都で長いこと孤軍奮闘されていたおかげで、私は岡教授の著書を読むだけでなくシンポジウムや研究会で直にお話を伺う機会を得られ(何年前だったか京大院に留学していたパレスチナ人学生からの言葉も聴けた)、『ナクバ』乃至それ以前からのパレスチナ近現代史を正しい視点で見る目を鍛えることができました。

まぁイギリス伝統の三枚舌外交とかあれども、事の本質は藤沢さんが書かれているように

  • イスラエルは欧州のシオニストが植民して作った国
  • シオニズムは欧州に同化していた非宗教的ユダヤ人が宗教を利用して作った植民運動

であり、建国時のイスラエル植民者やイスラエル国民(≠ユダヤ人)による不健全な建国と領土の拡張が最たる根源でしょう。

私のイチ押し本、イラン・パペ『パレスチナの民族浄化――イスラエル建国の暴力』早尾貴紀『パレスチナ/イスラエル論』は増刷中だそうです。

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