こういったことを話させたら、日本のツイッタらんどでは最強と目されているラモスさんのツイートから、BA.5 関連を中心に拾いました。備忘録代わり。
オミクロンで残念だったこと。
1.これまで中和能試験でワクチン効果を議論していた科学者たちが、それを突然辞めたこと
2.WHOでさえ問題ある「細胞性免疫」推しスライドを公開https://t.co/0YG94vScaM— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
3.δの時、vitro結果からβ株並みの免疫回避を疑いながらも「強さは感染力増強で免疫回避は少ない」と現実データから結論された。
ところが、オミクロン現実データが出始めると急にδも半分は免疫回避していた(β株並みだった)データが出始めた。なぜ今更?ってくらいhttps://t.co/pJ550mv0dH— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
5.そもそもオミクロン発生時、世界には殆ど2回接種者しかいませんでしま。
なのに、人々が待っていた中和能試験結果は、やっと出てみれば最初から何故か3回接種者データを含んだものばかり。誰かが号令をかけていたことは明らかでしょう。— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
更に3回接種を打ってもδより感染力強い状態であることは分かっていて、行動制限や注意喚起はすべきでしたが、3回接種の希望を振りまくことに重点が置かれ、色々と軽く見られていたデータは多いように思います。https://t.co/VrrP2GOJBK
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
ま、こんなとこかな。
特に酷いのは1.と2.科学者達はVitro中和能試験結果から、ワクチン2回接種者は対オミクロン抗体ゼロだし、すぐにワクパスは辞めるべきだし、元株ワクチン3回接種後でも42%の人には対オミクロン免疫誘導されてないよ。と言うべきだった。
12/8時点でできた。 pic.twitter.com/HbMXXFKhum
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
でも、研究者たちはまだ始まったばかりの3回接種とデータの出ていない「細胞性免疫」への期待を述べて逃げ続けた。
間違えたくないという気持ちがそうさせたのだろうけど、間違えを無駄に叩いたり誰もせんから、もう少しざっくばらんにリスクコミュニケーションしようぜ。と俺は思う。
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
さてここで思い出そう。
ワクチン効果を予測するためにpvNT50を算出しようにも、従来株ワクチン2回接種者(6ヶ月経過)の人のオミクロン中和能はゼロなのだ(図の一番左の赤)。血漿希釈しなくても。 pic.twitter.com/YleNoToLRl— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
なのに「重症化予防効果は残っている!」と考える理由は何だろう?
とても不可解だ。以前オミクロン弱毒化に物申すとして、そもそも年齢調整してねぇじゃん(笑)と言った。
幾つか確認しておこう。https://t.co/8r1Cfch8uP— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
①コロナの特徴は「不均一性」である。
例えばここに高齢者だけ100%死ぬが子供は0.1%しか死なない毒物があるとする。
高齢者100人に飲ませて全員亡くなって、次の日子供100人に飲ませて誰も死なない。これを「弱毒化した!」とお前は呼ぶのか?
世界が今年1月にやっていたことは極端に言えばコレ。 pic.twitter.com/FvUsnq3A8P— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
オミクロンはもともとコロナに強い免疫強い若い年代に感染しやすくなったのだ。
年齢制限しない感染者全員母集団でそのまま比較すれば弱毒化に見えるさ。年齢層で比較しようよ。マジで
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
②「オミクロンの弱毒化と思われていた部分は実はワクチン効果だった!」
さっきの話に戻る。機序はなんだ?従来株ワクチンの中和能はゼロなのに?機序は不明だ。 pic.twitter.com/wffHBX4jIc
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
③1つだけ。重症化予防に寄与している可能性のある機序がある。
それがIFNだ。
ウイルス感染する→抗ウイルス成分を生体が出して戦う→戦いが延長戦に入ってしまうと生体の対感染反応(発熱とか)が酷くなりすぎて入院→運が悪いとサイトカインストーム。
これが重症化https://t.co/umgkEGCIqb
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
でも、何故か従来株ワクチン接種経験した感染者は、IFN応答が弱ってる。当社比半減くらい。
そうするとサイトカインストームも起きにくい。そもそも感染に対応してないんだもの(結果、天然の培養器になりやすい)。 pic.twitter.com/V8I8Ja6zzi
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
ま、これを重症化予防の1つだけの可能性というのは言い過ぎかもしれんが、まぁ充分想定される。
そして、これは決していい話ではない。生体がむしろウイルスに対応できなくなっているのだから。
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
【重大なお知らせ】
僕が3日前にTweetしたB.1.1.XはB.1.1.529となりました。大量の変異を持っていて、長い旅をしてきた感じのもの。
まだ登録されているシークエンスは10人分ですが、南アフリカの70kmも離れた位置、0歳児、そして香港(南ア滞在20日後帰国)の4例から始まりhttps://t.co/LczSBRLLuG— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
僕はこのbloombergを誤報だと思いたい。
すでに100人のこの変異株によるものと推定される感染者(3日前に報告された株だぜ??)。WHOは会合を開いた。
日本も中央は今集まってるでしょうか?集まってないなら終わりですが。https://t.co/3jzbKYRv20— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
100人の推定を述べているのはbloombergのみか。
まだ登録は10人だから焦る必要はないのかも知れません。冷静に冷静に。僕は去年、企業名をあげてこんな粗悪抗原定性検査キットが承認されたのは明らかに利権だと(何だよあの「行政検体」)いい、その企業が同じく売っているhttps://t.co/mgH2opVLc1
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
抗原定量検査に「わざわざこれまでやっていたPCR空港検疫を辞めて」国防を放棄したのは売国奴だ。変異株入れたいのか?自民党は反愛国者の集まりだと散々述べ、
2021/01/04の英国変異株日本に流入で「日本は終わった」とTweetしまくりました。そして事実、二ヶ月後に大阪を中心に医療崩壊しました。
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
僕の今の焦り具合は、2021/01/04と同じです。
ファイザーワクチン免疫を無効化しむしろ悪化される+4覚えてますか?
K417N, (N440K), S477N, T478K, E484A, N501Y, D614G, P681H,
この大量変異株は少なくとも3つ持ってます(440が439相当になるか?)
幸運だったのはL452Rは持っていないこと。 pic.twitter.com/WlERSIyJl2— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
つまり2nd impactは既に起こっていた可能性があります。https://t.co/Eink45Kj8q
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
+4と同じ変異が2つ以上の意味が分からない方へ
これhttps://t.co/231s4egIXU— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
ファイザーワクチン接種者にとってδ+4は最悪かもしれない(大阪大学)
ニュースになってないけど8/22のプレプリントです。
結論行くまで長いですが、ちゃちゃっとなぞります。https://t.co/4cfyJS77VT— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
fig1a
変異前株に対する抗体から機能がわかっているものの、δ株に対する効果への羅列です。
緑が抗NTD中和抗体です。δへまったく聞きません。
青が抗RBD中和抗体です。δへ一部効かない抗体がいます。
なお、赤が抗NTDのADE抗体らしいです。 pic.twitter.com/lJPPnGSoVK— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
実験系はHEK293への感染力で中和力としています。
変異前のウイルスに対する回復者血漿抗体では
緑、つまり抗NTD抗体は変異後にはまったく効かなくなります。
青、抗RBD抗体はそれほど
赤、抗NTDのADE抗体はδではより強く感染力を増大させています。 pic.twitter.com/FutFAdFwOg— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
fig2飛ばしたのはご愛嬌。
さてじゃあスパイクタンパク質のNTD、RBD、S2領域どこが免疫回避のメインなのよ。と。
言うと、結論は3つともδにすると1/6くらい?中和能落ちるわ。ってとこ。これまでkey mutationとして調べられてきたRBDやS2だけじゃなくNTDにも思った以上に免疫部位として重要性あるねと pic.twitter.com/03dkeNx5Em— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
NT50が幾つに落ちたか、斜め読みした限り数値みれんかったけど、まぁこれまでのファイザー血漿使った研究とかと同程度か少しはっきり目に差が出るラボくらいかな。1/6くらいなら。
— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
で、NTDも結構免疫回避に関わってて、最初のFig1で見たとおり、抗NTD中和抗体はδで全滅やから、δが更に変異して(βみたいに)抗RBD抗体も全然効かなくなったら人類終了じゃね?既存ワクチン終わりやん。
と誰でも予想できる。ので調べてみた。δ+4(417,439,484,501)ってのを作って。 pic.twitter.com/ZWQD1qDCPr
— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
はい、左。抗RBD抗体全然効かんやん!!の図。
はい、右。ん?1個1個だとそこまで怖くなくね?417かな…程度やん!と朗報。
(β株のヤバさとこの結果は合わない気がするが、まぁ筆者らの結果はこうなのだろう。) pic.twitter.com/tCJbBZIiWN— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
で、最後。
じゃ全部入れた+4の実績は??ごめん、感染中和どころか増強したわ。
ファイザーワクチン接種者血漿で、20人中、15番の1人しか生き残らないわ。これ。 pic.twitter.com/gQrxcCmo6s— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
これが、こう。 pic.twitter.com/lpEzBcJLpP
— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
そしてNTDだけwild typeに戻すと下ブレ(感染増強)はないことから、こうなった原因はFig1で見たとおりの抗NTDのADE抗体がδでより効きやすくなることが原因か。 pic.twitter.com/EBaNUPZ4zN
— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
という訳でこの論文から分かること。
ファイザーワクチン接種者は(おそらくモデルナも)、もし仮にδ+4が出てきた場合、むしろワクチン打ったことで(体内の感染性Up=)重症化しやすくなる可能性が示された。
δ+系はリスク管理上マジで駆逐しなければダメ&変異対応ワクチンを。でFA。
— ramos2 (@ramos262740691) September 20, 2021
なので僕の感想が現段階でこうなるhttps://t.co/DTA68RXzCT
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
結局、言えることは
今世界に必要なのは「変異前株」の「発症予防」ワクチンではなく、「変異株対応」の「感染予防」ワクチンだよ
だけなのかも知れないな。サードショットではなく、変異株対応サードショットを。もちろん、国防である水際対策強化は必要だけど、それだけで終わるものではない。
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
朝、普段は株や米国市場の話をしている友人から「オミクロン株(笑)」とLINE入ってて、はて?どこの会社かな…と思ry
WHOの動きも早い。
何度も言うけど、これシークエンス登録されたの11/23日、11/25にPango登録で529になり、11/26もうギリシャ文字当てられた。https://t.co/eT1YxxL0Q3— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
つまり、シークエンスがまだ10例しか登録されてないくせに、
南アのハンデンなんとかって地域は90%コイツではないかと言われている(シークエンスが圧倒的に不足していて精度なしだが)
それがどうやら冗談ではないらしい雰囲気ってとこか。日本シークエンス数増やして、空港検疫強化して。やること
— ramos2 (@ramos262740691) November 26, 2021
— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
日常派、コロナ風邪派が「騒ぐな!」と騒いでますが懸念点は画像の通り。
今回の変異株、SgeneDropOutTestが効く。そこからあくまで懸念として拾うなら南ア、完全にδ駆逐された?可能性。
彼らの検査数が充分かがこの情報精度に関わります。 pic.twitter.com/yHCZz6TwCs— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
これまで検討されていない新変異が多いので、そこの影響が+か-か分からない。
でも検討済みの変異で言えば、K417N,N439K,E484K,N501Yこの4つをδに入れた場合、Pfizerワクチン接種者の20に1人しか生き残りません。抗体をむしろ悪利用するので。
実験と違いベースがδではないけど、K417N,N440K,E484A,— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
N501Y
E484AはE484K相当の懸念があるとされていたかと思います。
E484K:圧倒的に一部の免疫抗体C052辺りを回避。人は沢山の種類の抗体作るが新コロ排除の50%をC052辺りに頼っているのでE484Kは免疫回避強。
N440KはN439Kと同じ効果をもたらさないか?と懸念。
+4のうち、+3は持っていると見ていい。 pic.twitter.com/qWuDwPuOC8— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
僕が言っているのは、「ワクチン接種者はむしろ感染増大する変異」とあう悪夢はラボで実際作られたことがあり、それがδ+4で、
今回大量に変異した中にはこの+4に近いものがあるよ(幸いにもδが一部消えてるけど)です。なので、残りの機能不明変異が弱毒化変異であることを祈るしかないね。が感想です pic.twitter.com/c8XkaBx5P2
— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
懸念ばっかり述べてもしゃーなし。空港検疫徹底!渡航制限各国で強化。SgeneDropOutテストで拾えるのだからやる。日本のシークエンスキャパあげる。
昨夜官房長官が言われたらしいことで全部です。後はデータ待つ。
一応変異載せておきます
L452Rはないが+4に近い
P681Hはhttps://t.co/HMvXZMenRy— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
膜融合能です。
膜融合と言うとδ株のP681Rでしょ?と思う方が多いでしょう。実はP681Hはα株からずっとあったのですが、他の変異ばかりが注目されあまり相手にされず。
δの猛威を前にえ?なぜ?と研究者がなってP681Rの膜融合能が注目され半定量的な結果が出て確定しました。https://t.co/8WfqTQxnlX pic.twitter.com/ez9a3tkgIU— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
それが5月なので、色々な変異が合わさった上でのP681Hはまだ危険性分かりません。
P681Rよりはマシだけど未変異よりは確実に悪い変異です。他にも色々と変異ありますが、結局それは警戒検出体制を維持しつつVitro実験データを待つしかないです。 pic.twitter.com/JKvFQwOlvY
— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
ο株メモ
今回のN440K, +4の1つのN439Kと免疫回避ほぼ変わらないと見て良さそうだし、S375Fが更に440の免疫回避助ける可能性ありそうな位置ね。
いや、+4の免疫回避増強がなぜ抗NTD抗体使った悪化に繋がるのか次第だな。
ο株で阪大のと同じ試験結果見たいhttps://t.co/svxhtjW1GK pic.twitter.com/uLl25KDyGJ— ramos2 (@ramos262740691) November 27, 2021
【NYから】
4/23-5/8の間に公式発表では5万人のコロナ感染が報告され、うち20%がBA2.12.2ところが5/7-8にここ2週間のコロナ感染歴のアンケートを取って、年齢調整したら、どうも感染者は30倍の150万人いそう(←!!?)。
注:米国は日本と違い検査へのアクセスが容易https://t.co/jHzv4uZZRt— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
過ぎて逆に自主検査→保健所報告なしが増えていて問題視されている。
のでもともと公式発表が少なめであることは全NYC民の知っていること。
しかし、30倍は…そしてこうなった。
感染者の中で感染もワクチンも経験してるSupperimmuneの人の割合高いな…BA2.12.2の強い従来免疫回避を意味するか pic.twitter.com/PlBYjEhTQi
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
ファイザーワクチンブースト2週間後(最強時点)で、オミクロン+L452変異系統(BA2.12.2, BA4/5)への免疫はオミクロンへの免疫の更に2-3倍は落ちる。
2回接種者は最初に述べた通りゼロです。理論上、何も期待できません。https://t.co/pHPLjt7zyO pic.twitter.com/UYzdPrjpk9
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
こっちもBA4/5はオミクロンの3-7倍中和できない。
がワクチン打ってた方が打たないよりは減少度(=そのまま効果の減少度に直結)は少ないよと。https://t.co/eUVygE3jJZ pic.twitter.com/MSg61Qj8H1
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
モデルナがオミクロン対応ワクチン臨床試験先行か?とニュースが回ってきましたが中身見ましょう。
これもβ対応ワクチンです。https://t.co/zcYbPuugpT
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
オミクロン以前の世界ではβ株が最強免疫回避株でした。
そして、従来株への免疫はβには全然効かないし(左45/621)、βへの免疫はδには全然効かないし(113/1282)。という関係にあります。 pic.twitter.com/lXVNHVfLyz— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
そこでこの文献では、なんか全部に効きそうな抗体探します。
β株感染者084から取り出した084-7D抗体が、β株及びオミクロン、そしてδ+1と呼ぶべきδ+K417Nに効く。従来株、δ株には全然効いてません。ま、オミクロンには少し微妙なところがオミクロンの凄さですよね。 pic.twitter.com/Qrstnzk0oS— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
今、L452系をオミクロンは持ち始めているので、curevac, clover, modernaと続くβ株対応ワクチンでオミクロンにも!がどこまで持つのかなんかイタチごっこになりそうな気もしています。
が、それでもモデルナからのニュースは明るいニュースでしょう。もちろん、コロナの「不均一性」のもう一つの重大
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
問題は、「ワクチンベネフィットが高齢者にしかない」です。
心筋炎リスクだけを比較するのもアレなのですが、それでもこれよ。
左、40超えたら心筋炎リスクはワクチンよりコロナ感染の方が高い。気にせずワクチン打て!
右、40未満、感染の方が心筋炎リスクは全然低いやんか…orz pic.twitter.com/puT7ePx330— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
でも若者がワクチン打たなきゃ結局、若者にうつされた高齢者が病院に溢れて終わりじゃん?
控えめに言って地獄ですね。
モデルナ、次は投与量も少し減らして心筋炎リスク下げてみてね。と内心思ってはいます。
結局課題は長期有効性、低毒性ワクチンです。
— ramos2 (@ramos262740691) June 9, 2022
📈Surging #BA5 & #BA4 variants in both US & England. It’s looking like #Ba5 is the new fastest strain—which has ~10x increased in England in 1 month. Also notice that older #Omicron #B11529/#BA1 are already near *extinct*. I worry the “new” Omicron BA1 bivalent vaccine is behind. pic.twitter.com/kLNH0gzPk3
— Eric Feigl-Ding (@DrEricDing) June 9, 2022
>各社がやっているのは2020年12月にSAで流行った「β株対応ワクチン」です
そうなんですか?!
意味ないじゃん😭#市中無料PCR検査の継続を求めます https://t.co/QgtMEh7M7i— Koichi Kawakami, 川上浩一 (@koichi_kawakami) June 11, 2022
ほんとそれなんですよ。皆が初期の研究データ開発からやり直すの面倒で既に持ってたβ株対応でお茶濁そうとしてます
Results from the Company's Beta-containing bivalent booster candidate, mRNA-1273.211, announced in April 2022
とある様に今回のPhase2報告はこれの製剤改良品の1273.214です。— ramos2 (@ramos262740691) June 12, 2022
製薬の面倒くささは知ってますが余裕でオミクロン対応ワクチン秋に出せたはずなので各社頑張ってほしいですね、https://t.co/zcYbPuugpT
— ramos2 (@ramos262740691) June 12, 2022
いやいやいや、これやん。
ということは上昇確定ですね。 https://t.co/RKlTLq5A21— ramos2 (@ramos262740691) June 23, 2022
結局、空港検疫外して、BA.4/5流入して、増加に転じる。と
本当にセオリー通りの反応が連鎖的に起きてますね。
BA.4/5が入る順番次第で、日本全国どこもまた始まる。シークエンス能力は日本足りてないので変異株PCRで補うことになりますが、足りるかな…— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
まぁ、一週間変化率とTCRがこんな有り様で。TCRは、直近2回に一括計上があって派跳ね上がるノイズがありますが、TCR≦7といった悲惨な数値です。
新規感染者数一週間変化率が6月に入り綺麗に増加してきているので昨年第5波δ株Surgeの初期1カ月と酷似しています。https://t.co/N2oyw0O1Yg pic.twitter.com/TvWvCgxmhH
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) June 25, 2022
これはモノホンの第七波エピデミックSurgeと考えてほぼ間違いないでしょう。
TCRが10未満ですので、二週間後には医療機関でも外注PCR検査が難しくなってくると思います。
第七波Surgeの極大は、お盆入り前の8月上旬と予測出来ます。
要するに定期便がやってきたということです。
ばかですね。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) June 25, 2022
オミクロン前は日本もTCR100を越え、これはPCR回しながら社会回せるのでは?と思いましたが
TCR10未満。ここまで下がるのに充分な見逃し数があるでしょう。
オミクロン強いですねぇ。Baseline高いので、そろそろ日本株発生する。完全に同意です。
— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
そして他の方も紹介されてますがBA.4/5はδ+4の+4を揃えてしまっています。
「ラッキーなことにオミクロンの他にもボコボコ入ってる変異がADE抗体を邪魔してくれた!δ+4にならなかった!」場合を除いて、ADEが起こります。
武漢株免疫者ほど感染しやすくなるラボ結果です。https://t.co/NqW1SBRcIn— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
BA.4/5のADE懸念について、どこかのラボがワクチン接種者血漿での中和能試験をしてくれるのを待っていましたが、なんか出てくる雰囲気はなく。
これから夏BA.4/5波の中身がどうなるかじっくり見るしかないかもしれません。 pic.twitter.com/urm77Hc3pH
— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
おそらく、mRNAワクチンによる免疫抑制は、サイトカインストーム防止(重症化予防)効果でもあるIFN応答の低下です。
そこにADE抗体>>中和抗体となるだろう、BA.4/5が来ます。ウイルス自体の結合能(感染力)とかが下がってても、人へ感染力が強いと見える結果が出てくるでしょう。
— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
実はウイルスの結合力下がってるのに、実世界では感染力上がってて、「他の要因で促進されている」というのはδ→οの時の謎で、今も謎のままです。
免疫回避がRtをそこまで上げるのだとか言われますが、
実はシンプルに「ADE抗体>>中和抗体(ほぼ0)」がοから起きていた可能性もあるかもしれません。— ramos2 (@ramos262740691) June 25, 2022
僕は、自然獲得免疫で限定的集団免疫が現れて合衆国などで見られたのと同様に夏のSurgeは不発になるとみていました。
ところがきっちり過去二年と同じ時期に夏のSurgeが立ち上がりましたので、自然獲得免疫が集団免疫を形成していないかもしれません。
とんでもない免疫回避株が広がっているのかも?
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) June 25, 2022
現在実測でBaseline 110ppmですので、見逃しを含めて毎日10万人くらい感染していると見込んでいます。
20日で入れ替わるとして、Baselineで200万人以上が常に感染者という事です。
第6波累計では5000万人以上が感染したと見込まれますので、ヤバい変異が発生しても不思議ではないです。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) June 25, 2022
BA.4/5はBA.1でついた免疫も回避するとラボ結果から言われてますので、獲得した自然免疫(対ο)が、夏のSurgeには効かずという流れかなと。
個人的には、それでも英国とかで大きな波になってないので、BA.1への自然免疫がBA.4/5に全く効かないということもない(δ→οの落差に比して)
— ramos2 (@ramos262740691) June 26, 2022
可能性も考慮してますが。
夏だ、欧米ではコロナへの危機感が薄れて見逃し(検査に来ない)が多くなっている、英国はシークエンス量多いので早くBA.4/5検知しただけetc
他にも色んな可能性あるので、最悪南アと同じとして、2月の半分がピークでしょうか pic.twitter.com/2yRUWh0oYR— ramos2 (@ramos262740691) June 26, 2022
米国は不発に終った件ですが、論文で見かけたのはそもそも皆が家庭内rapid-test→自主隔離で行政に検知されなくなったのがオミクロン以降米国で大きいという試算(定期PCR者からの補正)があって、米国も最近見逃しは大きいと見積もられる気がします。 pic.twitter.com/ueSR3nzE0X
— ramos2 (@ramos262740691) June 26, 2022
今週の国際製薬ニュース
色々ありましたが最後のオチはFDA先にオチから。
現在オミクロン対応ワクチン!と各社が宣伝しているものは、中身は2020β株対応ワクチンであるのは指摘してきた通りです。
各社のHP見てください。よく見るとそう書いてたり、論文にはっきり書いてたり、開発記号に2020入って— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
たり
E484Kに対する抗体ができることが大事(従来株でできる抗体の効果にして約半分がここ)なので、β対応ワクチンでもある程度オミクロンへ交差すると分かってきたと。そこへFDAがSTATEMENTを出しました。
ワクチン開発各社へ、「オミクロンBA1対応成分だけでなく、https://t.co/kTBMDer77W— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
BA4/5対応成分も含めよ。二価ワクチンにしなさい。支援するよ」
は?そもそも今開発されている「対オミクロンワクチン」はβ対応ワクチンなんだが?
と最初思いましたが、ま、対応成分という言い方が妙で、要するにβ対応ワクチンでの交差期待はここに含まれるのでしょう。
— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
そしてわざわざこのSTATEMENTを出したということは、
「BA.4/5に効かないワクチンは売り出すなよ。あ、あと、β株対応ワクチン?ラボで試験したらBA.4/5にはダメじゃん…」
ってことなのかなと思っていますFDAは「今開発中の対オミクロンワクチン(=中身はβ対応)の開発を止めるものではない」と言って
— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
ますが、実質止めるものでしょう。
というか、メディアは「オミクロン対応ワクチン」って言い方は不正確だから辞めなさいよ。
中身は「β株のmRNAワクチン」じゃん。https://t.co/U5NG0pCqeP— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
どちらにしろ、このFDA勧告を受け、製薬各社中身をオミクロン対応に変えてくるでしょう。
「支援する」とは、例えばmRNAワクチンの場合、有効成分の配列ちょっと変えるだけなんで、おそらく前臨床の殆どをやらなくていいよ、秋から売るワクチンはマジで変異に強いやつにしようよ。って意向と— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
個人的には受け取りました。
ただ時期的に少し見解発表が遅かったと思います。春にこれを言えば良かったのに。
さてさてさーて、メガファーマもベンチャーもどこまで小回り効かせられるか?
少し見物だな、と引いて見ているところです。— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
BA.4/5はヤバいよ。とNEJMにメモ書き(correspondence)。https://t.co/FOx7EOU6eS
— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
◆Neutralization Escape by SARS-CoV-2 Omicron Subvariants BA.2.12.1, BA.4, and BA.5【NEJM 2022年7月7日】
In recent months, multiple lineages of the omicron (B.1.1.529) variant of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) have emerged,1 with subvariants BA.1 and BA.2 showing substantial escape from neutralizing antibodies.2-5 Subvariant BA.2.12.1 is now the dominant strain in the United States, and BA.4 and BA.5 are dominant in South Africa (Figure 1A). Subvariants BA.4 and BA.5 have identical sequences of the spike protein.
We evaluated neutralizing antibody titers against the reference WA1/2020 isolate of SARS-CoV-2 along with omicron subvariants BA.1, BA.2, BA.2.12.1, and BA.4 or BA.5 in 27 participants who had been vaccinated and boosted with messenger RNA vaccine BNT162b2 (Pfizer–BioNTech) and in 27 participants who had been infected with the BA.1 or BA.2 subvariant a median of 29 days earlier (range, 2 to 113) (Tables S1 and S2 in the Supplementary Appendix, available with the full text of this letter at NEJM.org). In the vaccine cohort, participants were excluded if they had a history of SARS-CoV-2 infection or a positive result on nucleocapsid serologic analysis or if they had received another vaccine against coronavirus disease 2019 (Covid-19) or an immunosuppressive medication.
Six months after the initial two BNT162b2 immunizations, the median neutralizing antibody pseudovirus titer was 124 against WA1/2020 but less than 20 against all the tested omicron subvariants (Figure 1B). Two weeks after administration of the booster dose, the median neutralizing antibody titer increased substantially, to 5783 against the WA1/2020 isolate, 900 against the BA.1 subvariant, 829 against the BA.2 subvariant, 410 against the BA.2.12.1 subvariant, and 275 against the BA.4 or BA.5 subvariant. These data show that as compared with the response against the WA1/2020 isolate, the neutralizing antibody titer was lower by a factor of 6.4 against BA.1, by a factor of 7.0 against BA.2, by a factor of 14.1 against BA.2.12.1, and by a factor of 21.0 against BA.4 or BA.5. In addition, as compared with the median neutralizing antibody titer against the BA.1 subvariant, the median titer was lower by a factor of 2.2 against the BA.2.12.1 subvariant and by a factor of 3.3 against the BA.4 or BA.5 subvariant.
Among the participants who had been infected with the BA.1 or BA.2 subvariant of omicron, all but one had been vaccinated against Covid-19. Because of the variation in sampling after the onset of infection, some samples may not reflect peak neutralizing antibody titers (Table S2). Among the participants with a history of Covid-19, the median neutralizing antibody titer was 11,050 against the WA1/2020 isolate, 1740 against the BA.1 subvariant, 1910 against the BA.2 subvariant, 1150 against the BA.2.12.1 subvariant, and 590 against the BA.4 or BA.5 subvariant (Figure 1C). These data show that as compared with the WA1/2020 isolate, the median neutralizing antibody titer was lower by a factor of 6.4 against BA.1, by a factor of 5.8 against BA.2, by a factor of 9.6 against BA.2.12.1, and by a factor of 18.7 against BA.4 or BA.5. In addition, as compared with the median titers against the BA.1 subvariant, the median titer was lower by a factor of 1.5 against the BA.2.12.1 subvariant and by a factor of 2.9 against the BA.4 or BA.5 subvariant.
These data show that the BA.2.12.1, BA.4, and BA.5 subvariants substantially escape neutralizing antibodies induced by both vaccination and infection. Moreover, neutralizing antibody titers against the BA.4 or BA.5 subvariant and (to a lesser extent) against the BA.2.12.1 subvariant were lower than titers against the BA.1 and BA.2 subvariants, which suggests that the SARS-CoV-2 omicron variant has continued to evolve with increasing neutralization escape. These findings provide immunologic context for the current surges caused by the BA.2.12.1, BA.4, and BA.5 subvariants in populations with high frequencies of vaccination and BA.1 or BA.2 infection.
例えば、nature載ってた中国論文(なのでcornavacなのがあれですが)だと、「武漢株→オミクロンが5倍の免疫回避」と表現されるラボ(ぶっちゃけ低感度ラボ)で、
オミクロンBA.1→BA.4/5は10倍です。さすがにそれはないっしょ(nejmは3倍)。
と思いつつ、natureですし、
少なくともBA.4/5が免疫回避では pic.twitter.com/uT8llMCzQa— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
俄然本気のヤツである。ことは覚えておいた方がいいでしょう。
一言で言いますと、+4揃ったからね、舐めんなよ。ってとこhttps://t.co/VadtkDx8zF
— ramos2 (@ramos262740691) July 2, 2022
◆BA.2.12.1, BA.4 and BA.5 escape antibodies elicited by Omicron infection【nature 2022年6月17日】
Abstract
SARS-CoV-2 Omicron sublineages BA.2.12.1, BA.4 and BA.5 exhibit higher transmissibility over BA.2. The new variants’ receptor binding and immune evasion capability require immediate investigation. Here, coupled with Spike structural comparisons, we show that BA.2.12.1 and BA.4/BA.5 exhibit comparable ACE2-binding affinities to BA.2. Importantly, BA.2.12.1 and BA.4/BA.5 display stronger neutralization evasion than BA.2 against the plasma from 3-dose vaccination and, most strikingly, from post-vaccination BA.1 infections. To delineate the underlying antibody evasion mechanism, we determined the escaping mutation profiles, epitope distribution and Omicron neutralization efficacy of 1640 RBD-directed neutralizing antibodies (NAbs), including 614 isolated from BA.1 convalescents. Interestingly, post-vaccination BA.1 infection mainly recalls wildtype-induced humoral memory. The resulting elicited antibodies could neutralize both wildtype and BA.1 and are enriched on non-ACE2-competing epitopes. However, most of these cross-reactive NAbs are heavily escaped by L452Q, L452R and F486V. BA.1 infection can also induce new clones of BA.1-specific antibodies that potently neutralize BA.1; nevertheless, these NAbs are largely escaped by BA.2/BA.4/BA.5 due to D405N and F486V, and react weakly to pre-Omicron variants, exhibiting poor neutralization breadths. As for therapeutic NAbs, Bebtelovimab and Cilgavimab can effectively neutralize BA.2.12.1 and BA.4/BA.5, while the S371F, D405N and R408S mutations would undermine most broad sarbecovirus NAbs. Together, our results indicate that Omicron may evolve mutations to evade the humoral immunity elicited by BA.1 infection, suggesting that BA.1-derived vaccine boosters may not achieve broad-spectrum protection against new Omicron variants.
武漢株→オミクロン:免疫回避力5倍
BA.1→BA.4/5:免疫回避力10倍つまり、「オミクロン以上の衝撃に備えよ。」という警句が生物学的に成り立つ。
ま、後は他国ではオミクロンほどの波に成らずに済んでるけど、それが日本にも当てはまればいいけどね pic.twitter.com/cxE8YvC8XT— ramos2 (@ramos262740691) July 3, 2022
インド、ネパール、米国、ベトナム、南アでは、各国ベースラインの違いはあれど、オミクロン波はすっと起き上がってすっと消えている。
英国は少しだらだら減っている。
ところが、日本は?
何故か日本だけ横一直線なのだ。パネェ。
普通、ガーッと増えて、免疫者割合増えて、途端に減っていくのだが pic.twitter.com/TY9CNRQ6uL— ramos2 (@ramos262740691) July 3, 2022
な、日本だけ変じゃね? pic.twitter.com/7NcFuGMb1T
— ramos2 (@ramos262740691) July 3, 2022
BA.5の免疫回避はL452RとF486Vによるもの。https://t.co/exn1zkI8Os
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
んで、ACE2親和性は高くなっている。この結果からは、武漢株の3倍、BA.1の3倍。
ハムスターで病原性Upの実験結果もあるので、ここらへんから現在病原性アップが疑われている。
(しかしまだ論文少ないなBA.4/5) pic.twitter.com/0QP4w8Xt2P— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
免疫回避については本当にすごい。
右上がPfizer3回接種後最強タイミングの血漿だけど、BA.1の3倍避ける。
3回接種してもBA.1感染防御能は低かったので、それより更に3倍回避とは無理ゲー。乙。右下はBA.1感染者血漿だけど、それさえ2倍回避する。同じオミクロンじゃなくね?もう。 pic.twitter.com/dDoZ8fQJP7
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
BA.4/5はん、対オミクロン抗体すっげぇ避けるやん…
お前それでも一応オミクロンって定義なんか?…
白くまくんと思って食べたらスイカバー的な裏切り感やん… pic.twitter.com/ZmVnuUZVyF— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
で、病原性はどうなのよ?というと、南アフリカからの報告では重篤以上(死亡含む)率はBA.1と比較して1.12倍程度(vsδは1.44倍)。
なので、現時点では「めっちゃ強い」という可能性は低くなって一安心ではある。ただ、まだ南アフリカの解析結果です。https://t.co/G008nEom2u
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
3回接種した人の重篤以上(死亡含む)予防率は83%
既感染者のそれは71%ぶっちゃけ40歳以上の重篤以上率が20代30代の2倍、3倍、6倍、10倍と増えるし、肥満なだけでも2倍になるので
δとοの病原性の差とか、BA.5の病原性がどうかとか全部誤差です。自分の所属カテゴリを把握することの方がよっぽど大事 pic.twitter.com/7xhGYMOWt0
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
そして、個人的に気にしているのは感染しやすい年代。
この論文では分からないけど、BA.1になったときは子供に途端に感染するようになった。「オミクロンは弱毒!!」と入院率を見て言っていた人々は、僕からすれば、検体採取率と試験感度を混同していた初期の日本の間違え医師に近い。
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
入院率が低くなったのは別にオミクロンBA.1が重症化しにくい子供に感染しやすくなったことによる母数の薄まりでしかないのだ。
ウイルス自体の毒性はさっきの図でも、たかがδ比1.44倍程度の強弱の変化です。なので、BA.5が子供嗜好を失い始めると目算を誤る可能性がある。それは高齢者の多い先進国は
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
常に考えておくべき。
で、結論からいうと、7/1に英国統計局が出した結果を見る限り、明瞭な大きな不安はなし。
ただ、まだBA.2と混ざりのデータだし、少し不安がある(50,60代増えてるのがBA.4/5の性質だったらキツい)。 pic.twitter.com/DOdCY4p8x7— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
そして、5月中旬頃から始まったインドがピークを迎えた様に思う(少し気が早い?)
インドが1ヶ月半でおよそ7倍。
なので日本にそのまま外挿しちゃうと、8月上〜中旬に800ppm=東京都11170人がピーク(実態はこの10倍くらい)。
ま、外挿していいか知らんけど、とりあえず新年の波の半分くらい pic.twitter.com/IamVXei1j4— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
見込むとして、医療崩壊必須なので、今から対策しましょう。
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
次に参考になるのはポルトガルか英国あたりから出てくるデータかな。
でも、日本も英国に負けずBA.4/5感染追ってるので先が見えないまま突入かな pic.twitter.com/7xUBEF5vhn
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
んーなんか危機感ないなって人に分かりやすく言おう。
δが来る!と思ってください。
大丈夫それより悪いのが来ます。
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
現段階のまとめ
BA.5の毒性は?
BA.1(年始のオミクロン)の死亡・重篤率を1として
δが1.44倍、
BA.5が1.12倍
(南アフリカのデータ一報のみに留意)
ο言うほど弱くないよ若いか若くないか(3-10倍)、肥満かそうでないか(2倍)の方がよっぽどリスクだからそっち気にして、自分のリスクを考慮した選択を。
— ramos2 (@ramos262740691) July 5, 2022
完全に予想を外しました。
昨日、東京都が8000人だった時点で一昨日の僕の予測ピーク東京都一万人が間違えなのは明らかです。https://t.co/rxR9FrzMkk— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
なぜ間違えたのか?
理由はこれです。世界で日本だけ、初期オミクロンのBA.1にぶっちぎりで負けている。
ファクターXが消えたというところでしょうか正直オミクロン以前の世界では、先行した他国状況見ながら「ざっくりこんくらいかなぁ」と予測しても大まかな雰囲気は外しませんでした。 pic.twitter.com/9JEOJLCRYe
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
見てみましょう
先行したと思われる国
India 7倍(BA.1の半分の波)、加速度はBA.1の時の半分くらい
Portgul 2.5倍(検査飽和?BA.1の1/4の波)、加速度はBA.1の時の半分くらいこっからとりあえずインド単純外挿したら8月中旬、東京11170がピーク。これはもう現実に否定された。 pic.twitter.com/0Tg17TAxJi
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
ではもう少し見よう
日本よりちょっと先に動いている国
ベルギー 既に5倍(BA.1の半分に既に到達)、加速度がBA.1の時と同じ
イタリア 既に6倍(BA.1の半分以上に既に到達)、加速度はBA.1の8割くらいどうも最近流行りだした国の雲行きが怪しい。そして加速度は国ごとに固有(コロナ対策の差) pic.twitter.com/wr7Jye93Ba
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
コロナ対策の差など昔からあったけど、オミクロンでそれが良く見えるようになったというのが正確かな
なので、日本に他国チャートを単純外挿してはダメだ。
日本:世界で一番オミクロンに負けている国(BA.1の時の加速度が世界一)。
これを考慮して、日本のBA.1実績から予測しないといけない。 pic.twitter.com/HqBGCRgPCa— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
とりあえずそんな現実はみたくないので、まだシンプル予測をしてみる。
・加速度このまま、期間は他国参照:8月頭、1200ppm=0.12%(実態は1.2%)、東京都1.7万人/日がピーク
さて、ちゃんとやろう。
・BA.1の時の加速度の9割、日本:8月中旬:77000ppm=7.7%(実態は77%)
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
とはならない。この前にもう全員感染してる。
それに実態がある閾値を超えたあたりでは「感染源の周囲には感染済み免疫の人ばかり」という状況が頻発し増加は鈍化するのではと。なので・BA.1の加速度の9割、日本:7月16日:2936ppm=0.3%(実態は3%):東京都新規4.2万人/日がピーク
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
ピークというか上限。
「集団免疫はざっくり6割」という伝統的伝染病学神話が正しいとする。
コロナは不均一性が特徴。感染者のうち、社会的感染源になるのは一部。なので神話が計算上20%に下がる。(これがスーパースプレッダーが増えたδ以降にも効けばいいが…)https://t.co/2qqWK2OUPZ
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
累積20%感染すれば終わるので、ここから先は暗算無理ゲー
Excelでちゃちゃっとやる。前提
・指数増幅速度(Logグラフの傾き)がBA.1の9割で衰えない
・集団免疫20%で唐突に終
・全部BA.57/15、新規2576ppm時点で達成する。
集団免疫やっぱ60%として
7/24、新規8400ppm、東京都新規11万人で達成— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
なので実際は上限に近づけば勢いが衰えてだらだら続くとしても、東京都が全国に先行するから東京都だけ先に進んでしまうとしても、
7月末までに、東京都新規4万人ー11万人/日あたりの上限を達成してしまうのでは。とりあえず、雲行きが完全に怪しいです。
— ramos2 (@ramos262740691) July 7, 2022
BA.5はACE2/TMPRSS2をまた使うようになった。
Fを見るとウイルス数に対する感染効率(細胞毒性)は、deltaほどでないにしろBA.5はBA.1や2より明らかに上がっている。
そしてナファモスタットで効率落ちるのでやはりACE2/TMPRSS2依存だろうと。BA.1の時にはACE2親和性が下がり、肺親和性下がったので pic.twitter.com/Q7SBdJwHJq
— ramos2 (@ramos262740691) July 12, 2022
弱毒化と言われましたが、その流れでいうならBA.5は強毒化じゃんね(δほどではない)。https://t.co/fhebqDgik1
— ramos2 (@ramos262740691) July 12, 2022
で相変わらず免疫回避の図。
抗体治療薬もめっちゃ避けるやん。
特にソトロビマブ、BA.1の時には唯一オミクロンに効く!買い占めろ!的なポジションだった子が今では蟻のようだ。BA.5に効く文献が既に出ているリリー社の抗体治療薬は日本は買える見込み低いか? pic.twitter.com/zo9AAMjCAl
— ramos2 (@ramos262740691) July 12, 2022
先日紹介したようにACE2親和性上がってる、抗体めっちゃ回避する。と、新しいことは無いです。
細胞生存曲線-ウイルス量の図がnewなだけで。さて、南アからの速報では重症以上リスクはBA.1の1.12倍で済んでいたのだが。
気になるデータが足されたよ。くらいかな今日はサボり野郎なのでこんだけで
— ramos2 (@ramos262740691) July 12, 2022
現段階までのデータで見込むなら、BA.1が基準でδが強毒性なら、BA.5は半強毒性(←日本語…)。
それが、BA.1の広がりやすさを土台にして飛来する。
と思って備えるべきでしょう。— ramos2 (@ramos262740691) July 12, 2022
◆SARS-CoV-2 Omicron BA.5: Evolving tropism and evasion of potent humoral responses and resistance to clinical immunotherapeutics relative to viral variants of concern【medRxiv 2022年7月10日】
Abstract
Genetically distinct viral variants of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) have been recorded since January 2020. Over this time global vaccine programs have been introduced, contributing to lower COVID-19 hospitalisation and mortality rates, particularly in developed countries. In late 2021, the Omicron BA.1 variant emerged, with substantially different genetic differences and clinical effects from other variants of concern (VOC). This variant demonstrated higher numbers of polymorphisms in the gene encoding the Spike (S) protein, and it has displaced the previously dominant Delta variant. Shortly after dominating global spread in early 2022, BA.1 was supplanted by the genetically distinct Omicron lineage BA.2. A sub-lineage of BA.2, designated BA.5 has now started to dominate globally, with the potential to supplant BA.2. To address the relative threat of BA.5, we determined infectivity to particle ratios in primary nasopharyngeal samples and expanded low passage isolates in a well characterised, genetically engineered ACE2/TMPRSS2 cell line. We then assessed the impact of BA.5 infection on humoral neutralisation in vitro, in vaccinated and convalescent cohorts, using concentrated human IgG pooled from thousands of plasma donors, and licensed monoclonal antibody therapies. The infectivity of virus in primary swabs and expanded isolates revealed that whilst BA.1 and BA.2 are attenuated through ACE2/TMPRSS2, BA.5 infectivity is equivalent to that of an early 2020 circulating clade and has greater sensitivity to the TMPRSS2 inhibitor Nafamostat. As with BA.1, we observed BA.5 to significantly reduce neutralisation titres across all donors. Concentrated pooled human IgG from convalescent and vaccinated donors had greater breadth of neutralisation, although the potency was still reduced 7-fold with BA.5. Of all therapeutic antibodies tested, we observed a 14.3-fold reduction using Evusheld and 16.8-fold reduction using Sotrovimab when neutralising a Clade A versus BA.5 isolate. These results have implications for ongoing tracking and management of Omicron waves globally.
Introduction
At the beginning of November 2021, the VOC Omicron BA.1 surged globally with close to 4 million infections per day reported by mid-January. This variant was then supplanted by the genetically divergent BA.2 variant, which represented over 80% of cases reported worldwide by mid-April of 2022. In June 2022, three lineages derived from BA.2 were starting to dominate (. These included BA.2.12.1, BA.4 and BA.5. BA.4 and BA.5 share amino acid substitutions (compared to BA.2) L452R, F486V, and R493Q in the Spike receptor binding domain (RBD) whereas BA.2.12.1 is the only variant with the L452Q change. Across several areas globally, BA.5 is spreading preferentially over BA.2.12.1 and BA.4. The determinants of preferential spread are complex and must take into account many variables, including the prevalence of infection and/or vaccine coverage and the time from that latter antigenic exposure. In addition to the population level of immunity, the mechanism of viral entry and changes thereof may significantly influence viral tropism and subsequent disease severity even within previously vaccinated populations. For instance, the Delta variant had significant tropism for the ACE2-TMPRSS2 pathway and this pathway is associated with infection of the lung and disease severity in animal models 1-6. In contrast, Omicron BA.1 diverged from this pathway with a tropism trajectory towards the upper respiratory tract 3. The mechanism for Omicron favouring the upper respiratory tract is presently hypothesised to be the switch from TMPRSS2 to another serine or cysteine protease either present at the plasma membrane or enriched within the endolysosomal compartment 3,7-9. Whilst BA.2 has similar tropism to BA.1, recent studies on BA.5 and related lineages bearing L452 polymorphisms highlight a shift in tropism back to pre-Omicron lineages, with potential increase in disease severity and infection within lung tissue observed in animal models (doi: https://doi.org/10.1101/2022.05.26.493539).
Recently we developed a rapid and sensitive platform for the isolation and characterisation of SARS-CoV-2 variants with respect to their relative transmission threat in previously infected and vaccinated populations 7. This platform rapidly feeds back three key observations with respect to early characterisation of viral variants in primary nasopharyngeal samples. Firstly, it enables neutralisation studies on primary clinical viral isolates. Secondly, it determines which immunotherapeutics retain potency. Finally, it can resolve subtle changes in tropism towards or away from from the ACE2-TMPRSS2 pathway of primary clinical isolates by the increase or decrease of the viral infectivity to particle ratio. In the latter setting, this system could not only map increase usage of TMPRSS2 by Delta in primary nasopharyngeal swabs, but also readily demonstrate the decreased use of TMPRSS2 by Omicron BA.1. As this can be done with diagnostic primary samples, it can reveal tropism changes when a variant starts expanding within a community in real time.
Through using individual serum samples from 74 patients recruited to ADAPT10, a community-based cohort of approximately 200 patients followed from the time of diagnosis during all waves of infection in Australia, we tested a continuum of responses ranging from triple vaccinated donors, convalescent donors post vaccination and Omicron breakthrough infections of triple vaccinated individuals. To assess breadth across variants, we tested live virus neutralisation potency against the pre-Omicron clades A2.2, Beta and Delta alongside the Omicron lineages BA.1, BA.2 and BA.5. We then tested 13 polyclonal human hyperimmune IgG batches that constitute pools of thousands of primarily US plasma donors collected in late 2021 prior to the onset of the global Omicron BA.1 wave (Figure 1E). This latter analysis establishes the extent of immune evasion at the population level at that time period, as the IgG is comprised of all plasma donors irrespective if they are convalescent and/or vaccinated. Alongside patient sera, we also tested clinical grade Xevudy (sotrovimab) and Evusheld (tixagevimab and cilgavimab) for changes in potency across all above listed variants. Finally, with overlapping waves of BA.2 and BA.5 infection within Australia at the time of writing, we then determined the infectivity to particle ratios of virus within primary nasopharyngeal swabs and furthermore established the mode of entry of BA5 versus other Omicron and pre-Omicron lineages.