Nature誌に『Japanese research is no longer world class — here’s why』という論説が掲載されて大きな反響を呼んでいましたが(あいにくと有料記事なので私は全文を読めてない)、感情的にムキになって悪口たたくバカもいますけど、こうして世界が心配してくれるのは忘れ去られるより万倍もマシなので、財務省を筆頭とした霞ヶ関の連中は批判を真摯に受け止めてもらいたいところです。
Japanese research no longer world class — here's why https://t.co/ZufadfHJwF
— nature (@Nature) October 25, 2023
Nature 誌にダメ出しされた。すごい、本当にすごい。こんな短期間に何もかも凋落の一途。
「日本の研究はもはや世界トップクラスではないー強力な労働力にもかかわらず、日本の研究は質の指標を下げ続けている。」
グラフ:2019-2021年に最も引用された論文の上位10%に入る論文数。… https://t.co/IVdCXmAqwg pic.twitter.com/PxhDlLXxfT
— よしログ (@yoshilog) October 26, 2023
とうとうNatureに日本の研究の死亡宣告を書かれてしまいましたか。
30年の長きに渡り日本を破壊してきた結果の最終判断が出る時期に入ったわけだ。 https://t.co/0uN4rRqDbk
— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) October 25, 2023
日本の研究はもはや世界クラスではない@AnnaIkarashi さんの記事
>研究者が科学に費やす時間は47%から33%に減少
>外国人メンバーのためのビザ書類作成から家主への電話対応に至るまで、PIの責任
>博士課程の学生数は過去20年で21%減少インボイス制度のため提出する領収書が1枚増えたり😢 https://t.co/0YurMWx2zM
— Koichi Kawakami, 川上浩一 (@koichi_kawakami) October 26, 2023
話題のNature記事読んだ。目新しいことは一つもないんだけど、日本の状況が英語できちんと発信されるのはありがたい。海外の人と話すときに「日本の科学政策やばいっすよ。財務省が国立大学を殺しに来てるんで」っていくら話してもジョークか謙遜(?)としか受け取ってもらえなくて困ってたので。 https://t.co/BFdywERUm6
— Yoshi-aki Shimada (@yoshi_and_aki) October 26, 2023
実はこの少し前、9月の下旬に文科省が『今後の医学教育に関する在り方検討会』の中間報告を発表した、ということがありました(他人事のように言うてるが誰のせいだよ!というツッコミはともかくも)。
→今後の医学教育、大学病院の課題など…検討会が中間報告【教育業界ニュース】
おそらくはこの中間報告を受けてであろう、コロラド先生によるキッツい批判と問題提起の連ツイ。
文科省によると日本の医学は世界に遅れ始めており、2年は遅行しているとのことだが、教条主義、属人主義の結果であって、当然のことだろう。
ソ連邦・東欧の医学が西側に大きく劣り、未だにロシア医学が脱却できていないことからも世界に追いつくことはもうないだろう。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
PCR感度7割特異度99%でベイズで偽陽性、偽陰性という日本独自の理論は、全くのウソであった。
この70%,99%という数字にはなんの根拠もない。
単に、医療費抑制と言う政治目的の為に作られた検査抑制・診療抑制政策の理屈付けの為に作られた、政治的お伽話に過ぎない。
完全なる教条主義である。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
政治的お伽話=医療費抑制イデオロギーの為に中身のないベイズます計算を持ち出し、イデオロギーの為に都合の良い結果を出す為の変数を「たとえ話」として持ち出したのが、「PCR検査の感度7割特異度99%」というドグマ=教条。
科学、学問、医学、医術全てにおいてこのドグマについての根拠はない。
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この教条を正当化する為にあらゆるウソや誤魔化しを動員したのが厚生労働省と日本の医療業界、医学界。
似た例が、電探技術勃興期に起きている。
電探(レーダー)を否定する為にあらゆる屁理屈が教条として用いられ、部分的要素技術(八木アンテナ、電波理論)があったにも関わらず日本は落後した。
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電探技術において、1940年頃には、日本はそれほど見劣りしていなかった。ドイツからのウルツブルグの技術導入を行った上でも基礎技術はあったので、合衆国に1年億例程度ですんでいた。
しかし、技術を無視し、電波を出せば相手に見つかる、夜目で十分というドグマによって2年、3年と落後した。
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2020年時点で、日本は、PCR検査技術では世界でも最先端と言って良かった。
しかし、医療費抑制イデオロギーを有事にも適用する為に検査抑制・診療抑制ポリシーを正当化する教条としての完全にウソのPCR感度・特異度ドグマを大々的に用いた。
日本の有事対応は完全に破綻し、世界最劣後国となった。
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放射線科の医師たちの中におかしなことをいうひとが非常に目立った。
CTの方がPCRよりも有効であると。
CTは、患者への負担が大きく、しかも検査数はPCR法に3桁は劣る。そもそも使い道が全く異なり、使う場面も全く異なる。
こういった簡単なことすら考えられないのが教条主義者の劣後性である。
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PCR検査は、検体採取の技師と検査技師さえ育成すれば、一人で1日数千人分も検査も可能である。(中国が行った大規模プール検査)
また、特殊技能でもなく、高校卒業程度なら直ちに促成できる。CTの検査技師、画像診断医は、育成に特に後者は10年単位で時間を要する。人員の養成も設備も促成不能。
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また、PCR検査は、検体にウイルスがいるかいないかを極めて高感度かつ短時間(1時間以内)に判定でき、処理量も1日100万検体などチョロい。
CTで全国の設備と検査技師、画像診断医を総動員してもピーク値で1万/日いけるとは到底考えられない。
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そもそもPCR検査は1検体総費用500~1000円である。CTでは10~100倍となる。
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それでは何故、中国は、武漢騒動の時にPCR法とCTを併用したのか。
当り前である。
PCR法では感染の有無とウイルス量の半定量しかできない。
放射線画像診断では、病変部位、特に肺症状の状態が判る。
用途が全く違うのである。更に、CTとPCR法の感度の違いでCTが有用と言う誤りが日本にはある。
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PCR法では、特に武漢株の頃からδ株の頃までは、接触後3日目から10日目までが検出できる期間であり、特に接触後4日目を中心として接触後3~6日目が臨床における検出感度の極大期で、肺症状が出てくる1週間目前後にはウイルス検出は困難であった。
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これは当り前で、この頃になると免疫反応によりウイルスは激減している。結果、PCR法では臨床感度は60%を割ることとなった。
一方で、PCR法による臨床感度が90%を越え、95%以上となる接触後4日目前後では、まだ肺症状は出ない為CTでは何も分からない場合が多い(殆ど)。
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ウイルスが免疫反応により駆逐される過程で、体組織も攻撃され、破壊される。これが重度の肺炎などとなって表れる。
CTなどの画像診断は、その場面で使うものである。
当り前のことで、ウイルスは駆逐された局面であるのでこの時点でPCR法とCTを比較すること事態が科学的にはあまり意味がない。
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勿論、科学的好奇心を満たす為には重要な研究であるが、医学的にも科学的にもテクニックの枝葉末節であって重要ではない。
これを教条主義の道具として使ってしまったのが日本医学界と医療界である。
猫の目=夜間監視員を育成しているから電探は不要と主張した旧帝国と全く同じ誤りである。
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結果、開戦後丸4年となりつつある現時点で、日本医療は、かつての昭和19年末の大日本帝国と全く同じ状況になっている。
技術そのものは国内にあっても教条主義とイデオロギーを根拠としたヘゲモニー闘争(コップの中の嵐)に明け暮れ、迅速抗原検査の使い方すらまともに理解できていない劣後国である。
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「理由は判らないがSARS-CoV-2が突然威力を減じた」という僥倖がない限り日本社会も日本医療も昭和20年夏並みの焼け野原となるだけであろう。
私はその記録を徹底的に残し、分析し、将来の人類に愚劣な国家の滅亡録として残すことに注力している。
科学者は、天佑神助や僥倖など考慮しない。
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検査について捕捉する。
PCR法もRAT(迅速抗原検査)も、採取する検体は原則として同じである。したがって、ウイルスの存在に着目すれば、臨床採取成功率は全く同じである。
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但し、RATでは唾液検体は基本的に使えない。原理的に粘度の高い唾液と相性が最悪なだけでなく、RATの感度の低さから、ウイルス量が比較的少ない唾液では実用感度が得られないのである。
PCR法で唾液を使うのは検査抑制が行われた日本での回避の産物である。但し、簡便であるためPCRでは条件付き有用。
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条件は簡単で、発症日-1日~+2日程度に限り、唾液検体PCRでも十分に高い感度が得られ、偽陰性も期間内に2回検査すれば概ね避けられる。
この感度の高さと99.9999(6N)程度の極めて高い運用上での特異性(理論上100%)が故に、ウイルス存在の有無、スクリーニング検査に用いることができる。
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欠点は唯一、その場見た目で結果が出ないこと。
院内検査でサンプル集積の時間を考えると数時間、外注検査で半日時間を要する。
臨床医、特に発熱外来と開業医にとってはこの点で使い難い。そのためRATが好まれることになる。これなら15分程度で結果が出る。
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RATは、抗体生成までのタイムラグがある為、発症後24時間程度たたないと陽性がで難いと言う弱点がある。
加えて感度がPCR法に比して低く、唾液検体では実用性はない。鼻咽頭スワブが最適となるが、これでも感度が低く偽陰性がつきまとう。
結果、感染の有無を調べる、スクリーニングには使えない。
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日本以外では、このことに2022年後半には気がついており、非常に具体的な対策がとられた。
1.PCR法は瀕回検査で非感染を概ね保証できる。
2.RATは、迅速な投薬の為に感染を保証するもので、疑わしき場合は、短期間(数日に)10回でも陽性がでるまで検査を行う。
1.2.どちらも日本では常識化していない
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発症者にRATを発症後72時間以内に10回やってでも陽性がでるまで検査をすると言うのは海外では広く行われている。
理由は簡単で、抗ウイルス剤の投薬機会は、発症後72時間以内のできるだけ早くだからである。
この目的の為に医療資源を集中投入してきた代表が合衆国である。https://t.co/7gkHSScYC9 pic.twitter.com/yUd6kNuHIX
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既に2023年までには迅速抗原検査が非感染の証明には全く無意味であることは厖大な論文や報告がなされ、知見は積みあげられており常識である。
日本ではこれが全く遅れている。
海上護衛をせずに商船隊を壊滅させた大日本帝国昭和19年と同じである。
この分野で日本医学は既に学問の体をなしていない
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苦しむのは銃後=市民と前線兵士=最前線の臨床医療従事者である。
残念ながら建て直しはほぼ不可能な段階となっている。マリアナの七面鳥打ちは終わり、台湾沖航空戦も史実通り終わった状況が今である。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
合衆国
遅れるな
すぐに検査
すぐに治療(抗ウイルス剤投薬)発症したらすぐ検査しよう
検査陽性ならすぐに連絡
遅れるな。効果を出す為には治療開始は早くなければならない。日本
タイムマシン必須の公式治療フローチャート pic.twitter.com/VSXhv9LqHW— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
自己隔離したら飢え死にしてしまう(日本)
合衆国ですらCOVID-19 Sick Paid Off(病気有給休暇)は広く広報され、労働者を保護し、経営者を保護し、経済を維持している。
手続きはオンラインで手軽にでき、雇用者が保険請求を渋った際は、提出後3日の猶予の後労働者が直接オンラインで請求できる。 pic.twitter.com/Rm5hxIxVrO— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
"Essential Protections During the COVID-19 Pandemic | U.S. Department of Labor" https://t.co/51nRPMkLFb pic.twitter.com/XAllgs3JiL
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
合衆国のやっていることは典型的なスイスチーズモデル。
日本では、医学・医療業界を中心にスイスチーズモデルの捏造が行われ、海外文献紹介でもウソの翻訳や図表の捏造が堂々と行われた。
教条主義の典型で、明治の陸軍脚気惨害と全く同じである。
哀れなのは市民、患者と最前線の最前線の臨床医療従事者。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
訂正)
最前線の臨床医両従事者→最前線の臨床医療従事者— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
もう手遅れです。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
医療費抑制イデオロギーの結果、PCR検査を受けられない、RATですら1回できれば運が良い、抗ウイルス薬など腕と倫理観の高い医師に当たらねば処方されない。
結果として政治家などの一部の人間だけに優先される属人医療が横行しているのが2020年以降の日本。
70年代後半からのソ連邦と全く同じ。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
ソ連邦では医療は無料で誰にでも提供されるというのが建前であったが、党員や有力者、コネがなければ保健室程度の医療しか得られず、盲腸でもしんでしまう、抗生物質などペニシリン止まりで20年遅れ。
ソ連邦・東欧駐在者、監視者には常識中の常識であったが、日本医療が同列に身を落としている。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
世界最高の医療制度が完全に瓦解した。
教条主義、属人主義の破壊性は極めて強烈である。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
政府・自民党のCOVID-19対策・政策がおかしくなっているのも、属人主義医療によって自分たちはそこそこ有効な医療を得られる為。
同じことが地方の王国でも起こっている。
完全にソ連邦崩壊への道と同じ轍である。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
ソ連邦ではセフェム系抗生物質の普及が遅れ、80年代でもペニシリンなど第一世代依存であった。
当然のことながら耐性菌に敗北してしまい、術後生存率に大きな悪影響があったと当時伝えられていた。
レッドオプトーバーを追えなどの小説でもソ連邦医療の後進性、制度の歪みは舞台装置として使われた。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
ソ連邦海軍の軍医が「ケフリン」に目を丸くすると言う描写、別に誇張でもなく、当時のソ連邦駐在者の残したマニュアルやルポに、日本から抗生物質を持ち込まないといざという時死ぬと常識的に記述されていた。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
タイの病院で受診して驚くのは医療スタッフの多さ。高度医療は医療費は高いものの技術は世界でも有数のレベルで、アジアに数台しかない医療機器もタイにある。またペインコントロールがしっかりしていて、患者に我慢を強いない。日本、遅れちゃったなぁ、という印象です。
— HikoIwa🇹🇭 (@hikoiwa) October 18, 2023
フロリダで、息子が中耳炎になってマウント・シナイ病院の救急に母親が駆け込みましたが、医療保健があることを確認したら待合の大勢のひとを全部飛ばして中に入れられ、大勢のスタッフに囲まれていたそうです。
スタッフ間ではスペイン語、母親との間は、英語とセイコーの電子辞書でやりとり。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
新型コロナ禍での驚くほどの教条主義っぷりに私も驚きました。
大学で学んでいた時の論文や研究、データからきっちり医療を行う根拠を出すのとは真逆の思考停止した医療者達と権威達には飽き飽きです。彼等アカデミアにいながらまともなこと言わないんですもの。 https://t.co/cSARqIWoQx
— うじー@感染対策魔人はマスク着用と科学で対処 (@medical_for_all) October 18, 2023
教条主義・属人主義医学・医療で破滅に到る日本
ソ連邦・東欧の二の轍https://t.co/R2wtnjSRlr— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
折衷としてID Now!などのNAATを好んで採用しているのが日本の一部の能力の高い開業医である。
但し、PCRに比して汎用性に劣ることが弱点で、試薬は特定メーカーの言い値で高く、供給不安定である。これも日本の検査抑制イデオロギーの結果である。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) October 18, 2023
PCR検査についての基礎
実践的概論https://t.co/9X9RRezOFi— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
ここからはGoogleメモに残してて忘れていた過去のスレッド
倉持さんにイチャモン付けている人、よくある日本特有の #国策翼賛エセ科学・エセ医療デマゴギー です。
PCR法では、熱サイクルの開始時点で一つでもDNAがあれば40サイクルで約1兆倍となって発光・検出されます。
RT-PCR法では、RNAを逆転写してcDNAとしますが、この際のcDNA収率が鍵となります。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
RNA一本鎖ウイルスの場合、特にエンベロープウイルスの場合、エンベロープの破壊、RNA抽出、RNAからcDNAの合成が必要となりますので、Ct値40で発光するには、RNAが100~500copy(生命化学用語、DNAの数=RNAの数=ウイルスの数)となります。
Ct値40でも10uLのスピッチ中に数百個のウイルスが必要です。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
さて、臨床では、だいたいCt値30~35程度で陽性と考える事が多いようです。(本来はCt値40でもウイルスが居る)
Ct値35ですと、2^10倍でCt値40の1024倍が開始時点のコピー数です。要するに、10μL中に数10万個程度のウイルスがいます。
要するに偶発検出の可能性はないです。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
こんな当たり前の事が #医クラ には今も理解出来ていません。
まぁ、SARS-CoV-2は、ヘルペスと異なり常在ウイルスでありませんので、Ct=40でも検出されたときには数百Copyが10μLにあるわけで、既にその人はウイルス持ちです。
感染性がある前提で考えるのが基本です。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
抗原定性検査は、Ct値25相当で偽陰性が出始めます。Ct値25ということは。2^15=32,768倍です。要するに、僅か10μLのスピッチ中に500万個くらいのウイルスが存在します。
科学者が、Ct値25程度の検体からの感染を恐れるのはこれが理由です。勿論、きちんと防御すれば問題ありません。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
要するに、抗原定性検査陰性は、膨大な量のウイルスを撒き散らしている可能性があります。抗原定性検査陰性に何の意味もないのはこのためです。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
まぁ、臨床現場でPCR陽性出す人は、10μL中に数千から数千万のウイルスを持っていますので、「たまたまそこにウイルスがある」と考える事はむりです。
何しろ鼻咽頭スワブ液というものは希釈液でもありますので、拭った組織にどれだけウイルスが居るかは推して知るべしです。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
なお、「ウイルスの死骸」説も科学的にはおかしいです。ウイルスは破壊されればRNA自体は直ちに分解されます。RNaseというRNA分解酵素があるためです。例えば唾液検体を煮沸すると、エンベロープが破壊され、常温では裸になったRNAが直ちに分解されて検出出来なくなります。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
要するに、壊れたウイルスは、人体中で(皮膚の上ででも)RNaseによってRNAが直ちに分解されます。
そもそもウイルスは生物ではないです。自己再生能力という生物の必須条件がないからです。勿論、生物様の物質ですので生物の定義を拡張して生物として扱うことはあります。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
しかし、死んだウイルスをPCR法が拾うというのは、ウイルスが壊れる=エンベロープが破れれば、RNaseによる分解が直ちに行われているため、原理的にあり得ないです。
だからウイルスの死骸説が、分子生物学者に歯牙にもかけられず笑われるのです。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
但し、糞便から出たSARS-CoV-2や、発症後10日以上たった患者の輩出するSARS-CoV-2が感染性を持たない場合があることは知られています。人間の抗体反応や消化によってスパイクタンパク質に何か変化が起きてるのではと考えられていますが、分かっていません。
これはいまだに科学における謎です。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
そうであってもPCR法でウイルスが検出される場合、その患者の体内にはまだかなりの量のウイルスが残留しています。
そのウイルスが病原性を持つか、感染性を持つかは、結局は経験則によっており、発症後10日経っても5%程度の人が感染性を持つというのはこれです。ここが医学による知見です。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
このあたりまで、数学は、高校程度、生物学も高校程度で、中学生でも少し勉強している子なら理解できる事です。
2年半も何をしてたのでしょうね、この人たち。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
#医クラ がもう完全に仲間内で尻の穴をなめ合う円陣と化しているのもこれです。
科学的には完全に嘘とわかりきっていることをいまだに撤回出来ないからです。極めて頭の悪い、職業適性も疑われる連中で結果、取り巻き以外相手にされていないです。
医療へのテロールを扇動する #医療テロリスト です
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
病院を守るための院内スクリーニングにはPCR法以外使えないのは何故か?https://t.co/H0sJEKXERm
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
さて、ついでですので、なんで抗原定量検査とPCR以外のNAATが医院を守るためのスクリーニング検査に使えないのかを概説します。
ID NowなどのNAAT(核酸増幅検査 PCR法もその一種)はCt値35程度、抗原定量検査はCt値33程度相当でPCR法との一致性が崩れます。要するに偽陰性が出始めます。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
CT値33~35ですとどの程度のRNA=ウイルスが存在するか。
この場合、開始時点で32~128倍の差がCt値40に対して存在します。Ct値40は、よく使われているDirect PCR法で収率から数百Copyのウイルスが、クラシックなRT-PCR法では50Copyのウイルスが10μLのスピッチ中に必要です。
— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
このツリーではDirect PCR法を論じています。
従って、NAATの陰性でも10μL中に5000個程度、抗原定性検査では数万個程度のウイルスがいる状態で陰性となります。
結果として空港検疫では5割程度の感染者が偽陰性ですり抜けていると推定されていましたし、勿論院内にすり抜けたスプレッダが侵入します
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検疫と院内スクリーニングにはPCR法以外使ってはいけない理由がこれです。
時間が許すなら、Direct PCRでなく、クラシックなRT-PCRを使うべきです。勿論、Direct PCRでは、45分程度で結果が出てきますので、クラシックなRT PCRの3~4時間に比して遙かに楽です。
RNA抽出工程が時間差となっています。
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Direct PCR法では、検体希釈液をそのまま採取して、スピッチに入れて、試薬と混ぜればサーマルサイクラーに入れられます。
クラシックなRT-PCR法では、ウイルス破壊、RNA抽出、RNA転写によるcDNA合成という工程があるため、時間と手数を要します。
一方で、cDNAの収率は、Direct PCRがやや劣ります。
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数をこなさないといけないので、Direct PCRでないとやっていられないし、懸念されていた収率もそれほど劣っていないので爆発的に普及しました。20年の6月頃にタカラバイオなどがジャンジャン売り出しはじめました。
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Ct値35相当までの一致性のあるNAATで良いんじゃね?と言ったのですが、院内のスクリーニング管理をしている医師の方々は揃って「駄目!」と教えてくれました。
やはりCt値40迄見えるPCRでないと病院は守れないそうです。まぁ、当然ですね。
ここまで分子生物学者と多くの医師にご教示いただきました。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
なお、Ct値40を超えて居る場合は無視するのですが、これはリアルタイムPCRでは、理屈上、1CopyのDNAから出発するとCt値39~40で発光するからです。1Copy未満は存在しないという事ですね。
ところがRT-PCRでは、RNAからcDNAの収率が絡むため、これが破れることがあります。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
実際に統括している医師の発言としてこの方は、PCR法、分子生物学にプロとして恥ずかしくない知識をお持ちなのですが、Ct値43程度で発光しても脚切りするのは危ないとのことです。
この場合、検体再採取してPCRにかけるとCt値40未満で陽性が出ることがあるそうです。— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
クラシックなRT-PCRでもDirect PCRでもエンベロープ破壊、RNA抽出、cDNA転写合成が行われておりここの収率の変動と特にDirect PCRではプライマーを妨害することがあるため、複製過程が阻害されるなどでCt値が40を超えることがあるようです。
医師の医学的見解ですが、科学的にも上記の様に説明可能です— Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 (@BB45_Colorado) September 9, 2022
科学と臨床医学は別物ですが、別に対立関係ではなくこの様に相補的なものです。
科学と臨床医学を混同し、ポリシーにより歪めている #国策翼賛エセ医療・エセ科学デマゴーグ #医クラ は、この正反対にあります。
日本の恥部ですね。
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僕が #医クラ 除くお医者さんと話すがとても楽しいのは、科学的探究心を常に刺激される知識を提供してくれるからです。
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この一環のツリーは、臨床上の大前提に基づいています。
検査条件を整えるです。
極めて当たり前ですが、検査前の条件は揃えないといけません。木下のPCRキット説明書にあるように、検査前は30分程度飲食禁止ですし、歯磨きも禁止です。但しこれは唾液の場合です。
臨床の基本は鼻咽頭スワブです。
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唾液検体では、鼻咽頭スワブにたいして90~95%程度の感度とされます。但し、唾液検体では発症後7日後以降はウイルスが居なくなります。
唾液検体検査は、発症直後から5日程度以内に限れば、鼻咽頭スワブにやや劣る臨床感度が期待出来ます。
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唾液検体検査が日本で広く受け容れられているのは、たいへんにローカルな理由です。
日本では、PCR検査をすると偽陽性で医療崩壊という嘘= #国策翼賛エセ科学・エセ医療デマゴギー が垂れ流されました。全くの嘘なのですが、検査は医療への負担として検査抑制が跋扈しました。
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これを回避する為に医療への負担が事実上ゼロ=患者が自分で検体採取出来る唾液検体検査が日本では普及することになりました。
但しこの手法は、郵送式PCR検査の普及には役立っています。
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僕が気になるのは、「研究用抗原検査キット」と称して、唾液検体用の抗原検査キットが売られていることです。
抗原定性検査は、イノムクロマト法と言う手法を用いますが、粘性の高いものは苦手です。唾液検体は、粘性が高く、更に人によって粘性が違うのであまり使うべきではないです。
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イノムクロマトを使うのなら、基本的には鼻腔スワブから懸濁液を作るべきです。
また、イノムクロマトは、判定線が出るまでの時間が指定されています。判定線が指定時間を大幅に超えてうっすら出てきてもそれは陽性ではないです。
イノムクロマトは、とても簡便ですが、使える条件は制限されています
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イノムクロマトで一番よく知られているの、妊娠判定キットです。オシッコなら粘性が低く、条件もだいたい同じです。
僕ら化学者は、薄層クロマトとして使うことがあります。とても原始的なクロマトです。高校中学でも濾紙を使ったインクのクロマト実験をしますね。
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抗原検査キットは非常に感度が低いのですが、臨床検査としては陽性は使えます。
ですから、きちんとした医療用の抗原定性検査キットで陽性が出たら、本来はPCR法で確定検査が必要ですが、医療逼迫下ではここで治療開始も止むを得ないかもしれませんがリスクはあります。
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一方で、抗原定性検査は、Ct値25相当から偽陰性が出ます。
この状況で膨大なウイルスが存在し得るため、抗原定性検査での陰性は医学的にも何の意味もないです。https://t.co/M78onWOeoq
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